White Album 2/Script/2311
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Text
Speaker | Text | Comment | |||
---|---|---|---|---|---|
Line # | JP | EN | JP | EN | |
1 | テニス部員1 | Tennis Club Member 1 | 「ね~ね~聞いた聞いた? 副キャプテンの噂!」 | ||
2 | テニス部員2 | Tennis Club Member 2 | 「元副キャプテンね。 今の副はあたし」 | ||
3 | テニス部員3 | Tennis Club Member 3 | 「あれでしょあれ? 友達の男を…ってやつ」 | ||
4 | テニス部員2 | Tennis Club Member 2 | 「あの杉浦さんがねぇ… なんか信じらんないけどな。 超がつくくらい真面目な先輩だったのに」 | ||
5 | テニス部員1 | Tennis Club Member 1 | 「厳しかったもんね~。 わたしなんて何度泣かされたことか」 | ||
6 | テニス部員2 | Tennis Club Member 2 | 「それはあんたがサボってばっかりだったから」 | ||
7 | テニス部員3 | Tennis Club Member 3 | 「噂が本当なら、人変わっちゃってるよね」 | ||
8 | テニス部員1 | Tennis Club Member 1 | 「部活引退して、打ち込むものがなくなったから、 男漁りにハマっちゃったとかそういう感じ?」 | ||
9 | テニス部員3 | Tennis Club Member 3 | 「今までが今までだったから、 一度男知っちゃって歯止めが利かなくなったのかもね」 | ||
10 | テニス部員2 | Tennis Club Member 2 | 「あんたたちねぇ… 二年間世話になりっぱなしだった先輩に対して なんてこと言うのよ」 | ||
11 | テニス部員1 | Tennis Club Member 1 | 「ウチらなんかまだマシな方だよ~。 ほら、去年、急に規律が厳しくなったからって 集団で辞めてった連中いたじゃん?」 | ||
12 | テニス部員3 | Tennis Club Member 3 | 「あ~、松井たち? そういえばあなた同じクラスだったっけ?」 | ||
13 | テニス部員1 | Tennis Club Member 1 | 「あいつらなんか大喜びでさ… 交流試合やってた他校の連中にまでメール流してんの。 副キャプテン、あっちの男子にも人気あったし」 | ||
14 | テニス部員2 | Tennis Club Member 2 | 「そんな… ただの噂なんでしょ?」 | ||
15 | テニス部員3 | Tennis Club Member 3 | 「にしては、メールの内容具体的すぎるのよねぇ。 そっちにも届いたでしょ?」 | ||
16 | テニス部員1 | Tennis Club Member 1 | 「一年部員もみんな知ってるって言ってたよ? 男子もだって」 | ||
17 | テニス部員2 | Tennis Club Member 2 | 「ちょっと酷くない? それ。 なんでそんな身内の間のプライベートな話が そこまで広まっちゃうのよ」 | ||
18 | テニス部員3 | Tennis Club Member 3 | 「やっぱ、人に厳しいところあったし、 先生の受けは抜群だったし、 やっかみも混ざってんじゃない?」 | ||
19 | テニス部員1 | Tennis Club Member 1 | 「いい人だとは思うんだけどねぇ… あ、でも今はアレなのかぁ」 | ||
20 | テニス部員2 | Tennis Club Member 2 | 「…そろそろ練習始めるよ。 それと、その話はあまり他でしないように。 噂だけで人を判断するの、よくないって」 | ||
21 | テニス部員3 | Tennis Club Member 3 | 「今さら遅いと思う… 多分、全校の半分以上に流れてるから、もう」 | ||
22 | ……… | .........
| |||
23 | 男子生徒2 | Male Student 2 | 「あの杉浦がねぇ…」 | ||
24 | 男子生徒3 | Male Student 3 | 「大学生とやりまくりとはね…あ~あ」 | ||
25 | 男子生徒2 | Male Student 2 | 「くっそ~、俺も大学生だったら…」 | ||
26 | 男子生徒3 | Male Student 3 | 「いやお前それ前提おかしいから。 大学生だったら誰でもいいって訳じゃ」 | ||
27 | 男子生徒2 | Male Student 2 | 「杉浦の友達とつきあってないと駄目ってこと?」 | ||
28 | 男子生徒3 | Male Student 3 | 「その辺はどうなのかわかんないけどさ… でもお前、狙ってたの?」 | ||
29 | 男子生徒2 | Male Student 2 | 「そういうコだって最初からわかってりゃなぁ… 駄目元で一度お願いしてみたかった…」 | ||
30 | 男子生徒3 | Male Student 3 | 「確かに顔抜群だけど、 色々とサイズが小さくないか?」 | ||
31 | 男子生徒2 | Male Student 2 | 「でもあの身体で大学生と毎日…」 | ||
32 | 男子生徒3 | Male Student 3 | 「相手の男、そういう趣味なんかな?」 | ||
33 | 男子生徒2 | Male Student 2 | 「あ~、ますますヤバい! お前それ駄目だって言っちゃ!」 | ||
34 | 男子生徒3 | Male Student 3 | 「やべ俺今想像したらすっげ~興奮してきた!」 | ||
35 | 男子生徒2 | Male Student 2 | 「聞こえるって! 聞こえるっつ~の!」 | ||
36 | 小春 | Koharu | 「………っ」 | ||
37 | ……… | .........
| |||
38 | 孝宏 | Takahiro | 「あいつら…」 | ||
39 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「人のこと気にしてる場合じゃないんだろ?」 | ||
40 | 孝宏 | Takahiro | 「ああそうだよその通りだよ悪かったなぁ! だからこうして放課後まで頑張ってるじゃねえか!」 | ||
41 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「いよいよ再来週か…入試」 | ||
42 | 孝宏 | Takahiro | 「だからこんな時期になってクラスでモメないでくれ… 少しは委員長の受験を応援してくれよ」 | ||
43 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「モメちゃいないけどな。 ただの一方的な袋叩きだし」 | ||
44 | 孝宏 | Takahiro | 「………」 | "........."
| |
45 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「校内で結構有名なのが余計にマズかった。 杉浦、今年の入学式で新入生歓迎挨拶とかやったじゃん。 …噂じゃ、諏訪が無理やりねじ込んだって話だったけど」 | ||
46 | 孝宏 | Takahiro | 「ほんと、ロクなことしねぇなウチの担任は…」 | ||
47 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「にしても意外だよなぁ。 今年のミス付属候補のうち、 杉浦だけはそういう話と無縁だと思ってたのに」 | ||
48 | 孝宏 | Takahiro | 「そもそもあいつはエントリー拒否してただろ」 | ||
49 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「…そいやお前の姉ちゃんは 三年連続優勝だったんだっけ?」 | ||
50 | 孝宏 | Takahiro | 「そっちはどうでもいいから。 それより、お前は信じてんのか? あんなメチャクチャな噂」 | ||
51 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「さあ? でも本当の方が面白いと言えば面白い。 あの杉浦が陰では性悪ヤリマン女だったなんて、 ある意味、すげぇ意外な展開だよな」 | ||
52 | 孝宏 | Takahiro | 「…お前なぁ」 | ||
53 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「いいじゃん、まだ幸運だったって杉浦は」 | ||
54 | 孝宏 | Takahiro | 「どこがだよ!」 | ||
55 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「だってさ、あと一月もすれば卒業だぜ?」 | ||
56 | 孝宏 | Takahiro | 「わかってんのかよお前… それがどういうことなのか」 | ||
57 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「来月には人間関係リセットってことじゃん。 改めて大学で新しい友達作りゃいいんだよ」 | ||
58 | 孝宏 | Takahiro | 「それってなぁ… 今まで積み上げてきた思い出が、たった一月で 全部なかったことになっちまうってことだぞ?」 | ||
59 | ……… | .........
| |||
60 | …… | ......
| |||
61 | … | ...
| |||
62 | 小春 | Koharu | 「で、どうですかテストの方は? 進級できそうです?」 | ||
63 | 春希 | Haruki | 「まだ二日目だぞ? 三科目しか終わってない段階でそんなことわかるか」 | ||
64 | 小春 | Koharu | 「二日で三科目しかないんですか? 大学の試験って随分楽な日程なんですね」 | ||
65 | 春希 | Haruki | 「…その分試験範囲が広かったり レベルが高かったりするの。 付属の頃と違って科目ごとの参考書もないし」 | ||
66 | 小春 | Koharu | 「あははっ、わかってますよ先輩。 だからみんな、試験前は一生懸命走り回るんですよね。 …コピー機の空いてるコンビニを探して」 | ||
67 | 春希 | Haruki | 「言っておくがな… 俺はいつでもノートを提供する側だったぞ?」 | ||
68 | 小春 | Koharu | 「わたしもですよ。 試験前になると急に友達が増えるんです。 …わたしってこんなに人気者だったんだなぁって」 | ||
69 | 午前0時15分。 | ||||
70 | 試験勉強の合間の小春からの電話は、 先週からちらほら始まり、 そろそろ定番の様相を呈してきた。 | ||||
71 | さすがに試験本番になってからは 長電話は控えるようになったけど、 その分頻度が上がってきた。 | ||||
72 | 要するに、毎日30分。 必ず日付が変わる時間に掛かってくる。 | ||||
73 | だから俺は、その時間の5分前に一度勉強をやめ、 コーヒーを淹れてゆっくり味わいながら、 携帯が鳴るのを待つようになった。 | ||||
74 | 春希 | Haruki | 「あ、そういえば言い忘れてたけど、 日曜はごめんな?」 | ||
75 | 小春 | Koharu | 「謝られることなんて、何もされてませんよ? …嬉しいことならいっぱいしてもらったけど」 | ||
76 | 春希 | Haruki | 「違う違う違う! そういう話じゃなくて、武也と依緒のこと!」 | ||
77 | 小春 | Koharu | 「あ…あ~」 | ||
78 | 向こうの電話口では、 真っ赤になって照れてるか、不満そうにぶーたれてるか、 どっちの顔をしてるだろう… | ||||
79 | 春希 | Haruki | 「あいつら、なんかこの前は妙にぶしつけだったろ。 それで小春が気を悪くしてるんじゃないかって…」 | ||
80 | 小春 | Koharu | 「そんなこと…全然ありませんよ」 | ||
81 | 春希 | Haruki | 「普段はあんな奴らじゃ…なんだけど、 でも悪い奴らじゃないんだ」 | ||
82 | 小春 | Koharu | 「いい人たちですよね」 | ||
83 | 春希 | Haruki | 「あいつらがいるから今の俺がいる」 | ||
84 | 小春 | Koharu | 「…はい」 | ||
85 | 小春は、俺がこうして太鼓判を押す前から、 俺を救うためにあいつらを頼ってた。 | ||||
86 | 俺に対する甘すぎる評価はともかくとして、 小春の人を見る目は確かなのかもしれない。 | ||||
87 | 春希 | Haruki | 「…今は『小春がいるから』も付け加えないとな」 | ||
88 | 小春 | Koharu | 「っ………お互いさまです」 | ||
89 | 春希 | Haruki | 「でも俺、今のところは頼るばっかりで…」 | ||
90 | 小春 | Koharu | 「そういうこと、不意打ちで言ってくれるから… だから、お互いさまなんです」 | ||
91 | 春希 | Haruki | 「…ごめん、言ってる意味よくわからない」 | ||
92 | 小春 | Koharu | 「とにかく… 大切にしてくださいね、友達」 | ||
93 | 春希 | Haruki | 「ああ、わかってる」 | ||
94 | 小春 | Koharu | 「わたしは… あの人たちとは、多分友達になれないけど」 | ||
95 | 春希 | Haruki | 「………」 | "........."
| |
96 | その一言に、どれだけの情報と暗喩と、 そして想いが込められているのか… | ||||
97 | 想像はできるけど、多分、 本当の正解は、きっとわかってない。 | ||||
98 | 小春 | Koharu | 「でも先輩は…友達続けてくださいね? 無理してわたしを優先させることないですからね?」 | ||
99 | 春希 | Haruki | 「小春…」 | ||
100 | 小春 | Koharu | 「わたしの…勝手なわがままですけど」 | ||
101 | 先週、あいつらを優先した後の、 駅前でのあのむくれようは何だったんだよ… | ||||
102 | でも、そのあからさまな強がりも、 今はいとおしく感じてしまう俺は、 小春以上に『何だったんだよ』なのかもしれない。 | ||||
103 | 春希 | Haruki | 「なら、小春も約束してくれ」 | ||
104 | 小春 | Koharu | 「何をですか?」 | ||
105 | 春希 | Haruki | 「矢田さんと友達続けるって。 無理して俺を優先させることないからな?」 | ||
106 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
107 | 春希 | Haruki | 「仲違いしたの、俺のせいだってわかってるけど。 なのに俺、なにもできないけど…」 | ||
108 | 小春 | Koharu | 「先輩…」 | ||
109 | 春希 | Haruki | 「すぐにとは言わない。 いつかでいいから、矢田さんに謝らせて欲しいな」 | ||
110 | 小春 | Koharu | 「…心配しなくても大丈夫ですよ。 美穂子、本当にいい子なんだから」 | ||
111 | 春希 | Haruki | 「うん…」 | ||
112 | 小春 | Koharu | 「時間は掛かるかもしれないけど、 いつか必ず三人みんな仲直りさせてみせます。 大丈夫! わたし、しつっこいんだから」 | ||
113 | 春希 | Haruki | 「うん………信用してるよ」 | ||
114 | 小春 | Koharu | 「だから先輩は、それまではそうやって、 わたしを元気づけていて下さいね」 | ||
115 | 春希 | Haruki | 「約束する。 今はそれしかできないから。 …絶対に、それだけは」 | ||
116 | 小春 | Koharu | 「信用、してます」 | ||
117 | 春希 | Haruki | 「………」 | "........."
| |
118 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
119 | 試験勉強の合間の小春からの電話は… 毎日、こんなふうに会話が途切れる。 | ||||
120 | [R昔の長電話^さんねんまえ]みたいに自然と言葉が湧いてくることのない、 一字一句、互いに噛みしめながら紡いでいく不器用な会話。 | ||||
121 | 立場から性格から… そして、自らが招いた立場すら似たもの同士の俺たちの、 互いの傷をなめ合う、自分に厳しくも相手に優しい誓い。 | ||||
122 | そんなの、お互いに空手形だってわかってる。 | ||||
123 | その誓いは、守ろうとすればするほど、 周りの正常な組織をも巻き込んで壊死させてしまう、 あまりにも副作用の強い劇薬だから。 | ||||
124 | 小春 | Koharu | 「それじゃ…おやすみなさい」 | ||
125 | 春希 | Haruki | 「うん…また明日」 | ||
126 | 小春 | Koharu | 「………っ、はい!」 | ||
127 | それでも、使わずにはいられない。 | ||||
128 | ほんの一瞬だけでも、小春の元気な声が聞きたいから。 …嬉しそうな吐息を、感じたいから。 | ||||
129 | ……… | .........
| |||
130 | 小春 | Koharu | 「………っ、 ぅ、ぅぅ…ぅぃっ…く…ぅ、ぁ…」 | ||
131 | 小春 | Koharu | 「ぅ、ぅぅ…ぃ、ぅ… おやすみ…なさぁい」 | ||
132 | 小春 | Koharu | 「先輩…わたし…わたし…っ」 | ||
133 | 小春 | Koharu | 「全然、平気だよぉ」 | ||
134 | …… | ......
| |||
135 | … | ...
| |||
136 | 小春 | Koharu | 「………ぇ?」 | ||
137 | 諏訪先生 | Suwa-sensei | 「…というわけだ。 ついては段取りについて来週打ち合わせがあるから、 追って連絡を待つように」 | ||
138 | 小春 | Koharu | 「ちょ、ちょっと待って… 待ってください」 | ||
139 | 諏訪先生 | Suwa-sensei | 「滅多にないことなんだぞ? 生徒会経験者でもない人間が選ばれるというのは。 名誉なことじゃないか」 | ||
140 | 小春 | Koharu | 「そ、そんな、わたし、そんなこと…」 | ||
141 | 小春 | Koharu | 「答辞、なんて…」 | ||
142 | 女子生徒1 | Female Student 1 | 「うわ何それ…」 | ||
143 | 女子生徒2 | Female Student 2 | 「さすが諏訪。 最高のネタ師…っ」 | ||
144 | 女子生徒3 | Female Student 3 | 「ぷ、くく…あはははは…っ、 駄目、もう駄目…お腹痛い」 | ||
145 | 小春 | Koharu | 「できません! そんな、わたしなんか…無理です」 | ||
146 | 諏訪先生 | Suwa-sensei | 「…どういう意味だ?」 | ||
147 | 小春 | Koharu | 「それは… 前期生徒会長の堀田さんが適任だと思うから…」 | ||
148 | 諏訪先生 | Suwa-sensei | 「職員会議でもう決まったことだ。 それを断るというのはどういう意味だと聞いている!」 | ||
149 | 孝宏 | Takahiro | 「どういう意味だって… お前の方が意味不明じゃねえか」 | ||
150 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「やっぱあれだろ… また諏訪が無理やりねじ込んできたとしか。 堀田のクラスの担任、二年目の友松だし」 | ||
151 | 孝宏 | Takahiro | 「空気読め諏訪…アホかあいつはっ」 | ||
152 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「マズい時にえこひいきされたよなぁ…」 | ||
153 | 諏訪先生 | Suwa-sensei | 「とにかく、ちゃんとした理由がないと認められない。 一体どういうことだ? 言ってみろ」 | ||
154 | 小春 | Koharu | 「そ、それ、は…」 | ||
155 | 諏訪先生 | Suwa-sensei | 「…大した理由がないのなら却下だ。 何しろ全会一致で決まったんだぞ。 今さら覆せるか」 | ||
156 | 小春 | Koharu | 「諏訪先生…っ」 | ||
157 | 諏訪先生 | Suwa-sensei | 「なぁに、そんなに遠慮することはない。 もっと堂々と構えてればいいんだ。 何しろクラスの、いや卒業生全員の代表なんだからな」 | ||
158 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
159 | 女子生徒1 | Female Student 1 | 「凄ぇ…あれが代表だってさぁ。 一体何のよ?」 | ||
160 | 女子生徒2 | Female Student 2 | 「そこまでして目立ちたいかねぇ… あのコのやることマジ訳わかんない」 | ||
161 | 女子生徒3 | Female Student 3 | 「優等生演じるってのも大変だよねぇ。 …全っ然同情しないけど」 | ||
162 | 女子生徒1 | Female Student 1 | 「なに聞かしてくれるんだろ。 三年間でぶち壊したカップルの数とか?」 | ||
163 | 女子生徒2 | Female Student 2 | 「やってくんないかなぁ… それ、ある意味すっごい楽しみ」 | ||
164 | 諏訪先生 | Suwa-sensei | 「おい静かにしろ! 全く朝から落ち着きがないな… もうすぐ卒業なんだぞお前らは!」 | ||
165 | 孝宏 | Takahiro | 「誰のせいだっちゅ~ねん… あ~、もう、ふざけんな馬鹿…っ」 | ||
166 | 男子生徒1 | Male Student 1 | 「抑えろ、抑えろって孝宏。 お前、今モメていいことなんか何もないぞ?」 | ||
167 | 小春 | Koharu | 「………は、はは」 |
Script Chart
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Introductory Chapter | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
1001 | 1008 | 1009 | 1010 | 1011 | 1012 | 1013 |
1002 | 1008_020 | 1009_020 | 1010_020 | 1011_020 | 1012_020 | |
1003 | 1008_030 | 1009_030 | 1010_030 | 1011_030 | 1012_030 | |
1004 | 1008_040 | 1010_040 | 1012_030_2 | |||
1005 | 1008_050 | 1010_050 | ||||
1006 | 1010_060 | |||||
1006_2 | 1010_070 | |||||
1007 |
Closing Chapter | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Common | Setsuna | Koharu | Chiaki | Mari | ||||||
2001 | 2011 | 2020 | 2027 | 2301 | 2309 | 2316 | 2401 | 2408 | 2501 | 2510 |
2002 | 2012 | 2021 | 2028 | 2302 | 2310 | 2317 | 2402 | 2409 | 2502 | 2511 |
2003 | 2013 | 2022 | 2029 | 2303 | 2311 | 2318 | 2403 | 2410 | 2503 | 2512 |
2004 | 2014 | 2023 | 2030 | 2304 | 2312 | 2319 | 2404 | 2411 | 2504 | 2513 |
2005 | 2015 | 2024 | 2031 | 2305 | 2313 | 2320 | 2405 | 2412 | 2505 | 2514 |
2006 | 2016 | 2025 | 2032 | 2306 | 2314 | 2321 | 2406 | 2413 | 2506 | 2515 |
2007 | 2017 | 2026 | 2033 | 2307 | 2315 | 2322 | 2407 | 2507 | 2516 | |
2008 | 2018 | 2308 | 2508 | 2517 | ||||||
2009 | 2019 | 2509 | ||||||||
2010 | ||||||||||
Setsuna | Koharu | Chiaki | Mari | |||||||
2031_2 | 2312_2 | 2401_2 | 2504_2 | 2511_2 | ||||||
2031_3 | 2313_2 | 2402_2 | 2507_2 | 2513_2 | ||||||
2031_4 | 2313_3 | 2402_3 |
Coda | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Common | Kazusa (True) | Setsuna (True) | Kazusa (Normal) | ||||||
3001 | 3008 | 3014_2 | 3020 | 3101 | 3107 | 3201 | 3207 | 3901 | 3907 |
3002 | 3009 | 3014_3 | 3021 | 3102 | 3108 | 3202 | 3208 | 3902 | 3908 |
3003 | 3010 | 3015 | 3022 | 3103 | 3109 | 3203 | 3209 | 3903 | 3909 |
3004 | 3011 | 3016 | 3023 | 3104 | 3110 | 3204 | 3210 | 3904 | |
3005 | 3012 | 3017 | 3024 | 3105 | 3111 | 3205 | 3211 | 3905 | |
3006 | 3013 | 3018 | 3106 | 3206 | 3906 | ||||
3007 | 3014 | 3019 | |||||||
Common | Setsuna (True) | Kazusa (Normal) | |||||||
3001_2 | 3210_2 | 3901_2 | 3906_2 | ||||||
3015_2 | 3902_2 | 3907_2 | |||||||
3902_3 | 3907_3 | ||||||||
3904_2 |
Mini After Story and Extra Episode | |||
---|---|---|---|
The Path Back to Happiness | The Path Forward to Happiness | Dear Mortal Enemy | |
6001 | 6101 | 4000 | 4005 |
6002 | 6102 | 4001 | 4006 |
6003 | 6103 | 4002 | 4007 |
6004 | 6104 | 4003 | 4008 |
6005 | 4004 | 4009 |
Novels | |||||
---|---|---|---|---|---|
The Snow Melts, And Until The Snow Falls | The Idol Who Forgot How to Sing | Twinkle Snow ~Reverie~ | After the Festival ~Setsuna's Thirty Minutes~ | His God, Her Savior | |
5000 | 5100 | 5200 | 5205 | 5300 | 5400 |
5001 | 5101 | 5201 | 5206 | 5301 | 5401 |
5002 | 5102 | 5202 | 5207 | 5302 | |
5003 | 5103 | 5203 | 5208 | 5303 | |
5004 | 5104 | 5204 | 5209 |
Short Stories | |||
---|---|---|---|
Princess Setsuna's Distress and Her Minister's Sinister Plan | Koharu Climate After the Passing of the Typhoon | This isn't the Season for White Album | Todokanai Koi, Todoita |
7000 | 7100 | 7200 | 7300 |