Tomoyo After:SEEN0628: Difference between revisions
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Nightjumper (talk | contribs) Clean-up. |
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*** H-scene begins at line 0057 and ends at 0281 | *** H-scene begins at line 0057 and ends at 0281 | ||
*[[user: | *[[user:Ilebur|Ilebur]] | ||
** | ** Read through the whole thing ''in the Text section'' (besides H-Scene) rephrasing things a bit and correcting typos here and there. Will come back later to do a proper proofread. Completely rewrote 0048-0054 and 0306. | ||
** | ** Went with "beating" for "ぽかぽか", if someone comes up with something put it down there (0308-0333). | ||
== | == Text == | ||
<div class="clannadbox"> | |||
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// Resources for SEEN0628.TXT | // Resources for SEEN0628.TXT | ||
Line 50: | Line 52: | ||
// <0008> \{智代}「後でカレンダーのところに、朋也がひとり立ちした日と書いておこう」 | // <0008> \{智代}「後でカレンダーのところに、朋也がひとり立ちした日と書いておこう」 | ||
<0008> \{Tomoyo}"Later I'll mark on the calender the day Tomoya became independent." | <0008> \{Tomoyo}"Later I'll mark on the calender the day Tomoya became independent." | ||
// <0009> 俺の意見はお構いなしに話を進めて、そしてひとりで笑っている。 | // <0009> 俺の意見はお構いなしに話を進めて、そしてひとりで笑っている。 | ||
Line 104: | Line 105: | ||
// <0026> それは俺もすごいと思っていた。 | // <0026> それは俺もすごいと思っていた。 | ||
<0026> I | <0026> I too thought it was amazing. | ||
// <0027> そしてそれは智代の意地だと思った。 | // <0027> そしてそれは智代の意地だと思った。 | ||
Line 128: | Line 129: | ||
// <0034> \{智代}「そうか。うん、そう言ってもらえるとうれしい」 | // <0034> \{智代}「そうか。うん、そう言ってもらえるとうれしい」 | ||
<0034> \{Tomoyo}"Really? | <0034> \{Tomoyo}"Really? Um, I'm glad to hear that." | ||
// <0035> \{智代}「私も朋也がいてくれたらなんだって平気だ」 | // <0035> \{智代}「私も朋也がいてくれたらなんだって平気だ」 | ||
<0035> \{Tomoyo}" | <0035> \{Tomoyo}"Likewise if I'm with you, Tomoya, I'll be alright no matter what happens." | ||
// <0036> そんなふうにお互いの思いを口にして確かめる。いつもならそのまま、その口でお互いの口を塞ぎ合うのだが… | // <0036> そんなふうにお互いの思いを口にして確かめる。いつもならそのまま、その口でお互いの口を塞ぎ合うのだが… | ||
Line 170: | Line 171: | ||
// <0048> \{智代}「そうか…朋也はスポーツ少年だったんだな」 | // <0048> \{智代}「そうか…朋也はスポーツ少年だったんだな」 | ||
<0048> \{Tomoyo}" | <0048> \{Tomoyo}"Ah yes... Tomoya was a boy who liked sports, right?" | ||
// <0049> \{朋也}「それ以外取り柄なんてなかったからな」 | // <0049> \{朋也}「それ以外取り柄なんてなかったからな」 | ||
<0049> \{Tomoya}"There | <0049> \{Tomoya}"There wasn't anything else worth doing." | ||
// <0050> \{智代}「………」 | // <0050> \{智代}「………」 | ||
Line 179: | Line 180: | ||
// <0051> \{朋也}「今じゃ、それもしてなくて、取り柄もないけどさ」 | // <0051> \{朋也}「今じゃ、それもしてなくて、取り柄もないけどさ」 | ||
<0051> \{Tomoya}"But I | <0051> \{Tomoya}"But I even stopped that though, so there's no worth in me now." | ||
// <0052> \{智代}「そんなこと言うな」 | // <0052> \{智代}「そんなこと言うな」 | ||
Line 185: | Line 186: | ||
// <0053> \{智代}「取り柄がないことなんてない」 | // <0053> \{智代}「取り柄がないことなんてない」 | ||
<0053> \{Tomoyo}"It's not that | <0053> \{Tomoyo}"It's not like that at all." | ||
// <0054> \{智代}「おまえは私を幸せにできる」 | // <0054> \{智代}「おまえは私を幸せにできる」 | ||
<0054> \{Tomoyo}" | <0054> \{Tomoyo}"You can make me happy." | ||
// <0055> \{智代}「それが取り柄だ」 | // <0055> \{智代}「それが取り柄だ」 | ||
Line 201: | Line 202: | ||
// <0058> しばらくしてから離して、顎を引いて口を開けさせる。 | // <0058> しばらくしてから離して、顎を引いて口を開けさせる。 | ||
<0058> When we let go, after we | <0058> When we let go, after we kissed for a while, I pulled down her chin and opened her mouth. | ||
// <0059> \{智代}「ちょっと待て…」 | // <0059> \{智代}「ちょっと待て…」 | ||
Line 270: | Line 271: | ||
// <0081> 舌の付け根が引っ張られて、痛いぐらいに。 | // <0081> 舌の付け根が引っ張られて、痛いぐらいに。 | ||
<0081> | <0081> Root of my tongue was pulled so hard, that it hurt. | ||
// <0082> \{智代}「んっ」 | // <0082> \{智代}「んっ」 | ||
Line 291: | Line 292: | ||
// <0088> 智代は夢中で俺の舌を吸う。 | // <0088> 智代は夢中で俺の舌を吸う。 | ||
<0088> | <0088> Like in a trance, she sucked my tongue. | ||
// <0089> そうされていると、智代が俺のことを欲していることが感じられて、すごく興奮する。 | // <0089> そうされていると、智代が俺のことを欲していることが感じられて、すごく興奮する。 | ||
Line 333: | Line 334: | ||
// <0102> でもずっと舌を出しているのは辛い。舌の付け根も引っ張られすぎて痛いし、顎もだるい。 | // <0102> でもずっと舌を出しているのは辛い。舌の付け根も引っ張られすぎて痛いし、顎もだるい。 | ||
<0102> But it's unpleasant to always hold | <0102> But it's unpleasant to always hold out the tongue. The root of my tongue also hurt from the sucking and my jaw got languid. | ||
// <0103> \{朋也}「今度は俺が吸う番」 | // <0103> \{朋也}「今度は俺が吸う番」 | ||
Line 354: | Line 355: | ||
// <0109> 濡れた舌が唇の隙間から現れる。 | // <0109> 濡れた舌が唇の隙間から現れる。 | ||
<0109> | <0109> The wet tongue appeared between the slit of her lips. | ||
// <0110> 智代の舌は可愛い。 | // <0110> 智代の舌は可愛い。 | ||
Line 360: | Line 361: | ||
// <0111> 唾液にぬめり、いやらしく光っていた。 | // <0111> 唾液にぬめり、いやらしく光っていた。 | ||
<0111> Slippery from the saliva, it sparkled | <0111> Slippery from the saliva, it sparkled lewd. | ||
// <0112> 口全部を覆うようにキスをして、その中心にある舌を吸う。 | // <0112> 口全部を覆うようにキスをして、その中心にある舌を吸う。 | ||
Line 411: | Line 412: | ||
// <0128> 舌を強く吸いながら、あそこを擦りつけ合うのが好きなふたり。 | // <0128> 舌を強く吸いながら、あそこを擦りつけ合うのが好きなふたり。 | ||
<0128> The two like to rub against each other down there, while sucking | <0128> The two, who like to rub against each other down there, while sucking their tongues. | ||
// <0129> \{智代}「んっ…んんーっ」 | // <0129> \{智代}「んっ…んんーっ」 | ||
Line 447: | Line 448: | ||
// <0140> 顔を近づけて、唇を合わせる。 // Option 1 | // <0140> 顔を近づけて、唇を合わせる。 // Option 1 | ||
<0140> | <0140> 顔を近づけて、唇を合わせる。 | ||
// <0141> それだけのキスのつもりで。 | // <0141> それだけのキスのつもりで。 | ||
<0141> | <0141> それだけのキスのつもりで。 | ||
// <0142> けど、俺の唇を割って、熱い舌が入り込んでくる。 | // <0142> けど、俺の唇を割って、熱い舌が入り込んでくる。 | ||
<0142> | <0142> けど、俺の唇を割って、熱い舌が入り込んでくる。 | ||
// <0143> 歯を閉じてしまっていたので、それで進入を阻んでしまう。 | // <0143> 歯を閉じてしまっていたので、それで進入を阻んでしまう。 | ||
<0143> | <0143> 歯を閉じてしまっていたので、それで進入を阻んでしまう。 | ||
// <0144> 智代はすぐ舌を引っ込めて、俺を突き放した。 | // <0144> 智代はすぐ舌を引っ込めて、俺を突き放した。 | ||
<0144> | <0144> 智代はすぐ舌を引っ込めて、俺を突き放した。 | ||
// <0145> \{智代}「………」 | // <0145> \{智代}「………」 | ||
<0145> \{Tomoyo} | <0145> \{Tomoyo}「………」 | ||
// <0146> 顔を横に向けて、火照った顔をさらに赤らめている。 | // <0146> 顔を横に向けて、火照った顔をさらに赤らめている。 | ||
<0146> | <0146> 顔を横に向けて、火照った顔をさらに赤らめている。 | ||
// <0147> \{智代}「うう…」 | // <0147> \{智代}「うう…」 | ||
<0147> \{Tomoyo} | <0147> \{Tomoyo}「うう…」 | ||
// <0148> 目を閉じて、うめく。 | // <0148> 目を閉じて、うめく。 | ||
<0148> | <0148> 目を閉じて、うめく。 | ||
// <0149> \{智代}「おまえの変態が移ってしまったんだ…」 | // <0149> \{智代}「おまえの変態が移ってしまったんだ…」 | ||
<0149> \{Tomoyo} | <0149> \{Tomoyo}「おまえの変態が移ってしまったんだ…」 | ||
// <0150> 普通のキスだと気づかず、舌を自分から入れてしまったことを恥じている様子だ。 | // <0150> 普通のキスだと気づかず、舌を自分から入れてしまったことを恥じている様子だ。 | ||
<0150> | <0150> 普通のキスだと気づかず、舌を自分から入れてしまったことを恥じている様子だ。 | ||
// <0151> \{智代}「もう飽きただろ、どいてくれ…」 | // <0151> \{智代}「もう飽きただろ、どいてくれ…」 | ||
<0151> \{Tomoyo} | <0151> \{Tomoyo}「もう飽きただろ、どいてくれ…」 | ||
// <0152> \{朋也}「飽きてなかったらどかなくていいんだな」 | // <0152> \{朋也}「飽きてなかったらどかなくていいんだな」 | ||
<0152> \{Tomoya} | <0152> \{Tomoya}「飽きてなかったらどかなくていいんだな」 | ||
// <0153> 智代の頬に手を添えて、こっちを向かせる。目は横を向いたままだ。 | // <0153> 智代の頬に手を添えて、こっちを向かせる。目は横を向いたままだ。 | ||
<0153> | <0153> 智代の頬に手を添えて、こっちを向かせる。目は横を向いたままだ。 | ||
// <0154> \{智代}「どいてくれ…」 | // <0154> \{智代}「どいてくれ…」 | ||
<0154> \{Tomoyo} | <0154> \{Tomoyo}「どいてくれ…」 | ||
// <0155> その口を塞ぐ。 | // <0155> その口を塞ぐ。 | ||
<0155> | <0155> その口を塞ぐ。 | ||
// <0156> 今度は俺から舌を差し入れる。歯をこじ開け、その奥へ。 | // <0156> 今度は俺から舌を差し入れる。歯をこじ開け、その奥へ。 | ||
<0156> | <0156> 今度は俺から舌を差し入れる。歯をこじ開け、その奥へ。 | ||
// <0157> 夢中で智代の唇と舌をむさぼった。 | // <0157> 夢中で智代の唇と舌をむさぼった。 | ||
<0157> | <0157> 夢中で智代の唇と舌をむさぼった。 | ||
// <0158> そのうち、智代も積極的に舌を動かしはじめ、激しく絡み合い出す。 | // <0158> そのうち、智代も積極的に舌を動かしはじめ、激しく絡み合い出す。 | ||
<0158> | <0158> そのうち、智代も積極的に舌を動かしはじめ、激しく絡み合い出す。 | ||
// <0159> 顎がだるくなり、ようやく、口を離す。 | // <0159> 顎がだるくなり、ようやく、口を離す。 | ||
<0159> | <0159> 顎がだるくなり、ようやく、口を離す。 | ||
// <0160> つーと、糸が伸びて、それが切れて、智代の顎に伝う。 | // <0160> つーと、糸が伸びて、それが切れて、智代の顎に伝う。 | ||
<0160> | <0160> つーと、糸が伸びて、それが切れて、智代の顎に伝う。 | ||
// <0161> それを指でぬぐってやる。 // goto 0266 | // <0161> それを指でぬぐってやる。 // goto 0266 | ||
<0161> | <0161> それを指でぬぐってやる。 | ||
// <0162> \{朋也}「あのさ…」 // Option 2 | // <0162> \{朋也}「あのさ…」 // Option 2 | ||
<0162> \{Tomoya} | <0162> \{Tomoya}「あのさ…」 | ||
// <0163> \{智代}「なんだ…」 | // <0163> \{智代}「なんだ…」 | ||
<0163> \{Tomoyo} | <0163> \{Tomoyo}「なんだ…」 | ||
// <0164> \{朋也}「お願いがある」 | // <0164> \{朋也}「お願いがある」 | ||
<0164> \{Tomoya} | <0164> \{Tomoya}「お願いがある」 | ||
// <0165> \{智代}「言うな…」 | // <0165> \{智代}「言うな…」 | ||
<0165> \{Tomoyo} | <0165> \{Tomoyo}「言うな…」 | ||
// <0166> \{朋也}「いや、言う…」 | // <0166> \{朋也}「いや、言う…」 | ||
<0166> \{Tomoya} | <0166> \{Tomoya}「いや、言う…」 | ||
// <0167> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」 | // <0167> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」 | ||
<0167> \{Tomoyo} | <0167> \{Tomoyo}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」 | ||
// <0168> \{朋也}「だな…」 | // <0168> \{朋也}「だな…」 | ||
<0168> \{Tomoya} | <0168> \{Tomoya}「だな…」 | ||
// <0169> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」 | // <0169> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」 | ||
<0169> \{Tomoyo} | <0169> \{Tomoyo}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」 | ||
// <0170> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」 | // <0170> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」 | ||
<0170> \{Tomoya} | <0170> \{Tomoya}「いや、でもどうしてなんだろう…」 | ||
// <0171> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」 | // <0171> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」 | ||
<0171> \{Tomoya} | <0171> \{Tomoya}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」 | ||
// <0172> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」 | // <0172> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」 | ||
<0172> \{Tomoya} | <0172> \{Tomoya}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」 | ||
// <0173> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」 | // <0173> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」 | ||
<0173> \{Tomoyo} | <0173> \{Tomoyo}「そんな変態なことをさせようというのか…」 | ||
// <0174> \{朋也}「ああ…」 | // <0174> \{朋也}「ああ…」 | ||
<0174> \{Tomoya} | <0174> \{Tomoya}「ああ…」 | ||
// <0175> \{朋也}「だから、頼む…」 | // <0175> \{朋也}「だから、頼む…」 | ||
<0175> \{Tomoya} | <0175> \{Tomoya}「だから、頼む…」 | ||
// <0176> \{智代}「言うな…」 | // <0176> \{智代}「言うな…」 | ||
<0176> \{Tomoyo} | <0176> \{Tomoyo}「言うな…」 | ||
// <0177> \{朋也}「はぁーってして…」 | // <0177> \{朋也}「はぁーってして…」 | ||
<0177> \{Tomoya} | <0177> \{Tomoya}「はぁーってして…」 | ||
// <0178> \{智代}「なんのために…」 | // <0178> \{智代}「なんのために…」 | ||
<0178> \{Tomoyo} | <0178> \{Tomoyo}「なんのために…」 | ||
// <0179> \{朋也}「匂いかぎたいんだ…」 | // <0179> \{朋也}「匂いかぎたいんだ…」 | ||
<0179> \{Tomoya} | <0179> \{Tomoya}「匂いかぎたいんだ…」 | ||
// <0180> 信じられないというような目で見られる。 | // <0180> 信じられないというような目で見られる。 | ||
<0180> | <0180> 信じられないというような目で見られる。 | ||
// <0181> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」 | // <0181> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」 | ||
Line 588: | Line 589: | ||
// <0187> \{朋也}「ほら、はーってして」 | // <0187> \{朋也}「ほら、はーってして」 | ||
<0187> \{Tomoya} | <0187> \{Tomoya}「ほら、はーってして」 | ||
// <0188> \{智代}「………」 | // <0188> \{智代}「………」 | ||
Line 594: | Line 595: | ||
// <0189> 智代は目を潤ませて、口を開く。 | // <0189> 智代は目を潤ませて、口を開く。 | ||
<0189> | <0189> 智代は目を潤ませて、口を開く。 | ||
// <0190> はぁーっ、と息を俺の鼻先に吐きかけた。 | // <0190> はぁーっ、と息を俺の鼻先に吐きかけた。 | ||
<0190> | <0190> はぁーっ、と息を俺の鼻先に吐きかけた。 | ||
// <0191> その甘さに酔う。 | // <0191> その甘さに酔う。 | ||
<0191> | <0191> その甘さに酔う。 | ||
// <0192> それは人の息の匂いだ。 | // <0192> それは人の息の匂いだ。 | ||
<0192> | <0192> それは人の息の匂いだ。 | ||
// <0193> なんでそんなものを俺はかいでるんだ? | // <0193> なんでそんなものを俺はかいでるんだ? | ||
<0193> | <0193> なんでそんなものを俺はかいでるんだ? | ||
// <0194> 好きな女の子のだからだ。 | // <0194> 好きな女の子のだからだ。 | ||
<0194> | <0194> 好きな女の子のだからだ。 | ||
// <0195> 好きな女の子のだから、かぎたい。 | // <0195> 好きな女の子のだから、かぎたい。 | ||
<0195> | <0195> 好きな女の子のだから、かぎたい。 | ||
// <0196> 俺は顔を寄せて、舌を出す。 | // <0196> 俺は顔を寄せて、舌を出す。 | ||
<0196> | <0196> 俺は顔を寄せて、舌を出す。 | ||
// <0197> 智代の口の中に忍ばせて、舌を誘い出す。 | // <0197> 智代の口の中に忍ばせて、舌を誘い出す。 | ||
<0197> | <0197> 智代の口の中に忍ばせて、舌を誘い出す。 | ||
// <0198> 互いの舌が口と口の隙間で絡み合う。 | // <0198> 互いの舌が口と口の隙間で絡み合う。 | ||
<0198> | <0198> 互いの舌が口と口の隙間で絡み合う。 | ||
// <0199> れろれろ… | // <0199> れろれろ… | ||
Line 627: | Line 628: | ||
// <0200> この舌もそうだ。好きな女の子の舌だからだ。 | // <0200> この舌もそうだ。好きな女の子の舌だからだ。 | ||
<0200> | <0200> この舌もそうだ。好きな女の子の舌だからだ。 | ||
// <0201> 好きな女の子の舌だから、味わいたい。 | // <0201> 好きな女の子の舌だから、味わいたい。 | ||
<0201> | <0201> 好きな女の子の舌だから、味わいたい。 | ||
// <0202> そうして舌だけをすり合わせたまま、はぁーっ、とガラスを曇らせるような熱い息が。 | // <0202> そうして舌だけをすり合わせたまま、はぁーっ、とガラスを曇らせるような熱い息が。 | ||
<0202> | <0202> そうして舌だけをすり合わせたまま、はぁーっ、とガラスを曇らせるような熱い息が。 | ||
// <0203> 匂いと味、両方で智代を感じる。 | // <0203> 匂いと味、両方で智代を感じる。 | ||
<0203> | <0203> 匂いと味、両方で智代を感じる。 | ||
// <0204> それは片方だけよりも、強く、智代を感じられた。 | // <0204> それは片方だけよりも、強く、智代を感じられた。 | ||
<0204> | <0204> それは片方だけよりも、強く、智代を感じられた。 | ||
// <0205> なんの飾りもない智代を。 | // <0205> なんの飾りもない智代を。 | ||
<0205> | <0205> なんの飾りもない智代を。 | ||
// <0206> 卑しいまでに。 // goto 0266 | // <0206> 卑しいまでに。 // goto 0266 | ||
<0206> | <0206> 卑しいまでに。 | ||
// <0207> \{朋也}「あのさ…」 // Option 3 | // <0207> \{朋也}「あのさ…」 // Option 3 | ||
Line 663: | Line 664: | ||
// <0212> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」 | // <0212> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」 | ||
<0212> \{Tomoyo}「Knowing you... It's | <0212> \{Tomoyo}「Knowing you... It's definetly something perverted...」 | ||
// <0213> \{朋也}「だな…」 | // <0213> \{朋也}「だな…」 | ||
Line 669: | Line 670: | ||
// <0214> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」 | // <0214> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」 | ||
<0214> \{Tomoyo} | <0214> \{Tomoyo}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」 | ||
// <0215> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」 | // <0215> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」 | ||
<0215> \{Tomoya} | <0215> \{Tomoya}「いや、でもどうしてなんだろう…」 | ||
// <0216> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」 | // <0216> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」 | ||
<0216> \{Tomoya} | <0216> \{Tomoya}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」 | ||
// <0217> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」 | // <0217> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」 | ||
<0217> \{Tomoya} | <0217> \{Tomoya}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」 | ||
// <0218> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」 | // <0218> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」 | ||
<0218> \{Tomoyo} | <0218> \{Tomoyo}「そんな変態なことをさせようというのか…」 | ||
// <0219> \{朋也}「ああ…」 | // <0219> \{朋也}「ああ…」 | ||
<0219> \{Tomoya} | <0219> \{Tomoya}「ああ…」 | ||
// <0220> \{朋也}「だから、頼む…」 | // <0220> \{朋也}「だから、頼む…」 | ||
<0220> \{Tomoya} | <0220> \{Tomoya}「だから、頼む…」 | ||
// <0221> \{智代}「言うな…」 | // <0221> \{智代}「言うな…」 | ||
<0221> \{Tomoyo} | <0221> \{Tomoyo}「言うな…」 | ||
// <0222> \{朋也}「おまえの唾を飲んでみたい…」 | // <0222> \{朋也}「おまえの唾を飲んでみたい…」 | ||
<0222> \{Tomoya} | <0222> \{Tomoya}「おまえの唾を飲んでみたい…」 | ||
// <0223> 信じられないというような目で見られる。 | // <0223> 信じられないというような目で見られる。 | ||
<0223> | <0223> 信じられないというような目で見られる。 | ||
// <0224> \{朋也}「なんかおいしそうだから…」 | // <0224> \{朋也}「なんかおいしそうだから…」 | ||
<0224> \{Tomoya} | <0224> \{Tomoya}「なんかおいしそうだから…」 | ||
// <0225> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」 | // <0225> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」 | ||
<0225> \{Tomoyo} | <0225> \{Tomoyo}「変態だ…ここに変態がいる…」 | ||
// <0226> \{朋也}「おまえの彼氏だ」 | // <0226> \{朋也}「おまえの彼氏だ」 | ||
<0226> \{Tomoya} | <0226> \{Tomoya}「おまえの彼氏だ」 | ||
// <0227> \{智代}「変態の彼氏だ…」 | // <0227> \{智代}「変態の彼氏だ…」 | ||
<0227> \{Tomoyo} | <0227> \{Tomoyo}「変態の彼氏だ…」 | ||
// <0228> \{朋也}「その彼氏からのお願い…」 | // <0228> \{朋也}「その彼氏からのお願い…」 | ||
<0228> \{Tomoya} | <0228> \{Tomoya}「その彼氏からのお願い…」 | ||
// <0229> \{智代}「………」 | // <0229> \{智代}「………」 | ||
<0229> \{Tomoyo} | <0229> \{Tomoyo}「………」 | ||
// <0230> \{朋也}「お願い…」 | // <0230> \{朋也}「お願い…」 | ||
<0230> \{Tomoya} | <0230> \{Tomoya}「お願い…」 | ||
// <0231> \{智代}「………」 | // <0231> \{智代}「………」 | ||
<0231> \{Tomoyo} | <0231> \{Tomoyo}「………」 | ||
// <0232> \{朋也}「ほら、口の中に溜めて」 | // <0232> \{朋也}「ほら、口の中に溜めて」 | ||
<0232> \{Tomoya} | <0232> \{Tomoya}「ほら、口の中に溜めて」 | ||
// <0233> \{智代}「………」 | // <0233> \{智代}「………」 | ||
<0233> \{Tomoyo} | <0233> \{Tomoyo}「………」 | ||
// <0234> 智代は潤んだ目を閉じる。 | // <0234> 智代は潤んだ目を閉じる。 | ||
<0234> | <0234> 智代は潤んだ目を閉じる。 | ||
// <0235> ………。 | // <0235> ………。 | ||
<0235> | <0235> ………。 | ||
// <0236> しばらくして瞼を開ける。 | // <0236> しばらくして瞼を開ける。 | ||
<0236> | <0236> しばらくして瞼を開ける。 | ||
// <0237> 溜まった、とその目が告げていた。 | // <0237> 溜まった、とその目が告げていた。 | ||
<0237> | <0237> 溜まった、とその目が告げていた。 | ||
// <0238> \{朋也}「もっと」 | // <0238> \{朋也}「もっと」 | ||
<0238> \{Tomoya} | <0238> \{Tomoya}「もっと」 | ||
// <0239> 一瞬頬のあたりが引きつったが、また目を閉じてくれる。 | // <0239> 一瞬頬のあたりが引きつったが、また目を閉じてくれる。 | ||
<0239> | <0239> 一瞬頬のあたりが引きつったが、また目を閉じてくれる。 | ||
// <0240> ………。 | // <0240> ………。 | ||
<0240> | <0240> ………。 | ||
// <0241> ……。 | // <0241> ……。 | ||
<0241> | <0241> ……。 | ||
// <0242> ………。 | // <0242> ………。 | ||
<0242> | <0242> ………。 | ||
// <0243> 目を開く。 | // <0243> 目を開く。 | ||
<0243> | <0243> 目を開く。 | ||
// <0244> \{朋也}「じゃ、おまえが上に」 | // <0244> \{朋也}「じゃ、おまえが上に」 | ||
<0244> \{Tomoya} | <0244> \{Tomoya}「じゃ、おまえが上に」 | ||
// <0245> 体勢を入れ替える。 | // <0245> 体勢を入れ替える。 | ||
<0245> | <0245> 体勢を入れ替える。 | ||
// <0246> 智代が手をついて、仰向けになった俺を見下ろす。 | // <0246> 智代が手をついて、仰向けになった俺を見下ろす。 | ||
<0246> | <0246> 智代が手をついて、仰向けになった俺を見下ろす。 | ||
// <0247> ゆっくりと近づいてくる恥じらいの色に染まった頬。 | // <0247> ゆっくりと近づいてくる恥じらいの色に染まった頬。 | ||
<0247> | <0247> ゆっくりと近づいてくる恥じらいの色に染まった頬。 | ||
// <0248> 唇が合わさる。 | // <0248> 唇が合わさる。 | ||
<0248> | <0248> 唇が合わさる。 | ||
// <0249> 薄く開く。 | // <0249> 薄く開く。 | ||
<0249> | <0249> 薄く開く。 | ||
// <0250> どろりと熱い液体が俺の口内に流れ込んでくる。 | // <0250> どろりと熱い液体が俺の口内に流れ込んでくる。 | ||
<0250> | <0250> どろりと熱い液体が俺の口内に流れ込んでくる。 | ||
// <0251> それは人の唾液だ。 | // <0251> それは人の唾液だ。 | ||
<0251> | <0251> それは人の唾液だ。 | ||
// <0252> なんでそんなものを俺は飲んでいるんだ? | // <0252> なんでそんなものを俺は飲んでいるんだ? | ||
<0252> | <0252> なんでそんなものを俺は飲んでいるんだ? | ||
// <0253> 好きな女の子のだからだ。 | // <0253> 好きな女の子のだからだ。 | ||
<0253> | <0253> 好きな女の子のだからだ。 | ||
// <0254> 好きな女の子のだから、味わいたい。 | // <0254> 好きな女の子のだから、味わいたい。 | ||
<0254> | <0254> 好きな女の子のだから、味わいたい。 | ||
// <0255> 結構な量… | // <0255> 結構な量… | ||
<0255> | <0255> 結構な量… | ||
// <0256> 他人の唾で自分の口が満たされる状況なんてかつてない。 | // <0256> 他人の唾で自分の口が満たされる状況なんてかつてない。 | ||
<0256> | <0256> 他人の唾で自分の口が満たされる状況なんてかつてない。 | ||
// <0257> 他人の温度を持った粘性のある液体。 | // <0257> 他人の温度を持った粘性のある液体。 | ||
<0257> | <0257> 他人の温度を持った粘性のある液体。 | ||
// <0258> 他人の温度のまま、俺はそれを一気に飲み干した。 | // <0258> 他人の温度のまま、俺はそれを一気に飲み干した。 | ||
<0258> | <0258> 他人の温度のまま、俺はそれを一気に飲み干した。 | ||
// <0259> ごくん、喉が鳴る。 | // <0259> ごくん、喉が鳴る。 | ||
<0259> | <0259> ごくん、喉が鳴る。 | ||
// <0260> \{朋也}「はぁ…」 | // <0260> \{朋也}「はぁ…」 | ||
<0260> \{Tomoya} | <0260> \{Tomoya}「はぁ…」 | ||
// <0261> 口を離し、息をつく。 | // <0261> 口を離し、息をつく。 | ||
<0261> | <0261> 口を離し、息をつく。 | ||
// <0262> きっと今の息の匂いは、智代の息の匂いと同じだ。 | // <0262> きっと今の息の匂いは、智代の息の匂いと同じだ。 | ||
<0262> | <0262> きっと今の息の匂いは、智代の息の匂いと同じだ。 | ||
// <0263> 智代は涙ぐんだ目で俺の顔をじっと見ていた。 | // <0263> 智代は涙ぐんだ目で俺の顔をじっと見ていた。 | ||
<0263> | <0263> 智代は涙ぐんだ目で俺の顔をじっと見ていた。 | ||
// <0264> \{智代}「………」 | // <0264> \{智代}「………」 | ||
<0264> \{Tomoyo} | <0264> \{Tomoyo}「………」 | ||
// <0265> \{朋也}「おいしかった」 // goto 0266 | // <0265> \{朋也}「おいしかった」 // goto 0266 | ||
<0265> \{Tomoya} | <0265> \{Tomoya}「おいしかった」 | ||
// <0266> \{智代}「変態…」 // all options lead here | // <0266> \{智代}「変態…」 // all options lead here | ||
<0266> \{Tomoyo} | <0266> \{Tomoyo}「変態…」 | ||
// <0267> すねたようにそっぽを向いた。 | // <0267> すねたようにそっぽを向いた。 | ||
<0267> | <0267> すねたようにそっぽを向いた。 | ||
// <0268> その仕草が可愛くて仕方がない。 | // <0268> その仕草が可愛くて仕方がない。 | ||
<0268> | <0268> その仕草が可愛くて仕方がない。 | ||
// <0269> こういう時の智代はどんな女の子よりも女の子らしい。 | // <0269> こういう時の智代はどんな女の子よりも女の子らしい。 | ||
<0269> | <0269> こういう時の智代はどんな女の子よりも女の子らしい。 | ||
// <0270> 本当に俺の彼女でよかった。 | // <0270> 本当に俺の彼女でよかった。 | ||
<0270> | <0270> 本当に俺の彼女でよかった。 | ||
// <0271> そう思う。 | // <0271> そう思う。 | ||
<0271> | <0271> そう思う。 | ||
// <0272> 再びキスをしようと、智代の首筋に手を這わせる。 | // <0272> 再びキスをしようと、智代の首筋に手を這わせる。 | ||
<0272> | <0272> 再びキスをしようと、智代の首筋に手を這わせる。 | ||
// <0273> と…その顔色が変わった。 | // <0273> と…その顔色が変わった。 | ||
<0273> | <0273> と…その顔色が変わった。 | ||
// <0274> 何かを視線の先に見つけたようだ。 | // <0274> 何かを視線の先に見つけたようだ。 | ||
<0274> | <0274> 何かを視線の先に見つけたようだ。 | ||
// <0275> どんっ! | // <0275> どんっ! | ||
<0275> | <0275> どんっ! | ||
// <0276> ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。 | // <0276> ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。 | ||
<0276> | <0276> ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。 | ||
// <0277> そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。 | // <0277> そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。 | ||
<0277> | <0277> そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。 | ||
// <0278> \{朋也}「…どうした?」 | // <0278> \{朋也}「…どうした?」 | ||
<0278> \{Tomoya} | <0278> \{Tomoya}「…どうした?」 | ||
// <0279> \{智代}「………」 | // <0279> \{智代}「………」 | ||
<0279> \{Tomoyo} | <0279> \{Tomoyo}「………」 | ||
// <0280> 答えない。 | // <0280> 答えない。 | ||
<0280> | <0280> 答えない。 | ||
//----------------------------------------H-scene ends here------------------------------------------- | //----------------------------------------H-scene ends here------------------------------------------- | ||
Line 913: | Line 914: | ||
// <0295> \{朋也}「そりゃ、確かに」 | // <0295> \{朋也}「そりゃ、確かに」 | ||
<0295> \{Tomoya}" | <0295> \{Tomoya}"Yep, quite indeed." | ||
// <0296> \{鷹文}「あ、言うねぇ、にぃちゃん」 | // <0296> \{鷹文}「あ、言うねぇ、にぃちゃん」 | ||
Line 919: | Line 920: | ||
// <0297> \{朋也}「実際邪魔されたんだし」 | // <0297> \{朋也}「実際邪魔されたんだし」 | ||
<0297> \{Tomoya}"Well, you | <0297> \{Tomoya}"Well, you did interrupt us." | ||
// <0298> \{鷹文}「だからそれはごめんっ、て謝ったじゃん」 | // <0298> \{鷹文}「だからそれはごめんっ、て謝ったじゃん」 | ||
Line 946: | Line 947: | ||
// <0306> 背中を向けたままの智代が、後ろに座る鷹文の腕をぽかぽかと叩き始める。 | // <0306> 背中を向けたままの智代が、後ろに座る鷹文の腕をぽかぽかと叩き始める。 | ||
<0306> Takafumi | <0306> Tomoyo, still facing the other way, starts hitting the arm of Takafumi who's sitting right behind her. | ||
// <0307> \{朋也}「いや、まあ、普通だろ」 | // <0307> \{朋也}「いや、まあ、普通だろ」 | ||
Line 952: | Line 953: | ||
// <0308> ぽかぽか。 | // <0308> ぽかぽか。 | ||
<0308> ( | <0308> (Beating) | ||
// <0309> \{鷹文}「うーん…普通なのか…」 | // <0309> \{鷹文}「うーん…普通なのか…」 | ||
<0309> \{Takafumi}"Hmm... | <0309> \{Takafumi}"Hmm... that's normal, huh..." | ||
// <0310> ぽかぽか。 | // <0310> ぽかぽか。 | ||
<0310> ( | <0310> (Beating) | ||
// <0311> \{鷹文}「そんなに…ねぇちゃんのっていい匂いなの?」 | // <0311> \{鷹文}「そんなに…ねぇちゃんのっていい匂いなの?」 | ||
Line 964: | Line 965: | ||
// <0312> ぽかぽか。 | // <0312> ぽかぽか。 | ||
<0312> ( | <0312> (Beating) | ||
// <0313> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」 | // <0313> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」 | ||
Line 970: | Line 971: | ||
// <0314> 叩きながら、恨み言のように呟く。 | // <0314> 叩きながら、恨み言のように呟く。 | ||
<0314> | <0314> Still hitting, she grumbles as if cursing him. | ||
// <0315> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」 | // <0315> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」 | ||
Line 982: | Line 983: | ||
// <0318> ぽかぽか。 | // <0318> ぽかぽか。 | ||
<0318> ( | <0318> (Beating) | ||
// <0319> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」 | // <0319> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」 | ||
Line 988: | Line 989: | ||
// <0320> 叩きながら、恨み言のように呟く。 | // <0320> 叩きながら、恨み言のように呟く。 | ||
<0320> | <0320> Still hitting, she grumbles as if cursing him | ||
// <0321> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」 | // <0321> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」 | ||
Line 1,000: | Line 1,001: | ||
// <0324> ぽかぽか。 | // <0324> ぽかぽか。 | ||
<0324> ( | <0324> (Beating) | ||
// <0325> \{鷹文}「でもこんな可愛げのあるところを見られるんだから、にぃちゃんはやっぱすごいよ」 | // <0325> \{鷹文}「でもこんな可愛げのあるところを見られるんだから、にぃちゃんはやっぱすごいよ」 | ||
<0325> \{Takafumi}"But you got to | <0325> \{Takafumi}"But you got her to show you such a cute side, so you're pretty amazing, Nii-chan." | ||
// <0326> \{鷹文}「うちでは、女の子らしいところなんてみじんも見せないくせにさ」 | // <0326> \{鷹文}「うちでは、女の子らしいところなんてみじんも見せないくせにさ」 | ||
<0326> \{Takafumi}" | <0326> \{Takafumi}"You know, she wouldn't even show a single bit of her girly side at home." | ||
// <0327> ぽかぽか。 | // <0327> ぽかぽか。 | ||
<0327> ( | <0327> (Beating) | ||
// <0328> 鷹文の差し入れからせんべいの袋を見つけ、その封を開ける。 | // <0328> 鷹文の差し入れからせんべいの袋を見つけ、その封を開ける。 | ||
Line 1,024: | Line 1,025: | ||
// <0332> せんべいを食べながら、野球中継の続きを見る。 | // <0332> せんべいを食べながら、野球中継の続きを見る。 | ||
<0332> I continue watching baseball while eating rice crackers. | <0332> I continue watching the baseball while eating rice crackers. | ||
// <0333> ぽかぽか。 | // <0333> ぽかぽか。 | ||
<0333> ( | <0333> (Beating) | ||
// <0334> \{鷹文}「だから痛いって、ねぇちゃん」 | // <0334> \{鷹文}「だから痛いって、ねぇちゃん」 | ||
Line 1,036: | Line 1,037: | ||
// <0336> 隣では、延々と鷹文が姉に叩かれていた。 | // <0336> 隣では、延々と鷹文が姉に叩かれていた。 | ||
<0336> Next to me | <0336> Next to me Takafumi was being hit over and over again by his older sister. | ||
// <0337> そんな風景の中にいる自分を見て思う。 | // <0337> そんな風景の中にいる自分を見て思う。 | ||
<0337> I reflect upon myself, in this scenery. | <0337> I reflect upon myself, in this scenery. | ||
// <0338> まるで、慎ましく暮らす家族の中にいるようだと。 | // <0338> まるで、慎ましく暮らす家族の中にいるようだと。 | ||
Line 2,223: | Line 1,076: | ||
// <0349> 扱うものは、車、バイクから家電製品、パソコンなんかもある。 | // <0349> 扱うものは、車、バイクから家電製品、パソコンなんかもある。 | ||
<0349> The things I deal with | <0349> The things I deal with are from cars and bikes to home appliances and even computers. | ||
// <0350> 修理するものもあれば、パーツ取りだけに使うものもあった。 | // <0350> 修理するものもあれば、パーツ取りだけに使うものもあった。 | ||
Line 2,241: | Line 1,094: | ||
// <0355> 半田ごてで基板の断線を修理する方法。 | // <0355> 半田ごてで基板の断線を修理する方法。 | ||
<0355> The techniques of repairing disconnections | <0355> The techniques of repairing disconnections in a circuit board with a soldering iron. | ||
// <0356> 何もかもが初めての経験だ。 | // <0356> 何もかもが初めての経験だ。 | ||
Line 2,289: | Line 1,142: | ||
// <0371> そうして仕事も、一人暮らしも、いつしかすべてが順調に進みはじめた。 | // <0371> そうして仕事も、一人暮らしも、いつしかすべてが順調に進みはじめた。 | ||
<0371> Like that | <0371> Like that my job, living on my own and everything were coasting along before I knew it. | ||
// <0372> 智代のおかげだ。 | // <0372> 智代のおかげだ。 |
Revision as of 23:24, 19 June 2010
Translation
- Nightjumper
- H-scene is not translated
- H-scene begins at line 0057 and ends at 0281
- H-scene is not translated
- Ilebur
- Read through the whole thing in the Text section (besides H-Scene) rephrasing things a bit and correcting typos here and there. Will come back later to do a proper proofread. Completely rewrote 0048-0054 and 0306.
- Went with "beating" for "ぽかぽか", if someone comes up with something put it down there (0308-0333).
Text
// Resources for SEEN0628.TXT // #character '朋也' #character 'Tomoya' // #character '智代' #character 'Tomoyo' // #character '声' #character 'Voice' // #character '鷹文' #character 'Takafumi' // <0000> 6月28日(月) <0000> June 28th (Mon) // <0001> \{朋也}「やっと、ひとりで回らせてもらえるようになったよ」 <0001> \{Tomoya}"I can finally go around on my own now."* // <0002> \{朋也}「ある意味、ひとり立ちかな」 <0002> \{Tomoya}"In a sense, it's like I'm independent, probably." // <0003> 俺は子供のように、自慢してしまっていた。 <0003> I was boasting like a child. // <0004> \{智代}「じゃあ、今日はひとり立ち祝いか」 <0004> \{Tomoyo}"Then, why don't we celebrate your independence today?" // <0005> \{朋也}「そんな大げさなものじゃないよ」 <0005> \{Tomoya}"It's not that big of a deal." // <0006> \{智代}「いいじゃないか。記念となる日を増やしていこう」 <0006> \{Tomoyo}"Why not? Let's increase the number of memorable days." // <0007> \{智代}「それはぜんぶ私たちがふたりで過ごしてきた記念だ」 <0007> \{Tomoyo}"They are all memories the two of us experienced together." // <0008> \{智代}「後でカレンダーのところに、朋也がひとり立ちした日と書いておこう」 <0008> \{Tomoyo}"Later I'll mark on the calender the day Tomoya became independent." // <0009> 俺の意見はお構いなしに話を進めて、そしてひとりで笑っている。 <0009> Ignoring my opinion, she continues talking, smiling to herself. // <0010> それは実に女の子らしい姿だった。 <0010> That truly was just like a girl. // <0011> \{朋也}「でも祝うにも、何もない」 <0011> \{Tomoya}"But we don't have anything to celebrate with." // <0012> \{智代}「私の手料理があるじゃないか」 <0012> \{Tomoyo}"You have my cooking, don't you?" // <0013> テーブルに並べられた皿を手でなぞる。 <0013> She traces a dish on the table with her finger. // <0014> \{朋也}「いつもある」 <0014> \{Tomoya}"But I always do." // <0015> \{智代}「うん、いつもあるな」 <0015> \{Tomoyo}"Mhmm, you always do." // <0016> \{智代}「でも、夕飯は週末だけだ」 <0016> \{Tomoyo}"But I only make you dinner on the weekends." // <0017> 日曜から木曜の平日は、智代は実家で家族と食べている。こうして食卓を挟めるのは週末だけだった。 <0017> From Sunday to Thursday, unless it's a holiday, Tomoyo eats with her family at her house. Thus, my dinner table could only be used on weekends. // <0018> \{智代}「それでは不満か?」 <0018> \{Tomoyo}"Are you unhappy with that?" // <0019> \{朋也}「いや…」 <0019> \{Tomoya}"No..." // <0020> \{朋也}「贅沢すぎるよ」 <0020> \{Tomoya}"It'd be too luxurious." // <0021> 朝には、お弁当も渡してくれる。 <0021> She gives me a lunchbox every morning. // <0022> \{智代}「だろう。ここまで尽くす彼女はそうそういないぞ。誇りに思え」 <0022> \{Tomoyo}"I guess. There aren't many girlfriends who are this devoted. Be proud." // <0023> \{智代}「しかもまだ学生だ。学業と平行させてだ」 <0023> \{Tomoyo}"And I'm still a student. My schoolwork and what I do here go side-by-side." // <0024> \{智代}「それでも成績は落とさない。これはなかなかできることじゃないぞ」 <0024> \{Tomoyo}"But even so, I won't let my grades drop. That isn't something that's easily done." // <0025> \{智代}「自分で言っておいてなんだがな」 <0025> \{Tomoyo}"I'm just telling you this, so that, you know..." // <0026> それは俺もすごいと思っていた。 <0026> I too thought it was amazing. // <0027> そしてそれは智代の意地だと思った。 <0027> And then I thought that it was Tomoyo's willpower. // <0028> もう二度と過ちを繰り返さない。 <0028> I won't repeat the same mistake again. // <0029> 自制心を持って。 <0029> Control yourself. // <0030> \{智代}「では、冷めないうちに頂こう」 <0030> \{Tomoyo}"Well, let's eat while the food is still hot." // <0031> \{智代}「おめでとう、というのもヘンだからな」 <0031> \{Tomoyo}"Congratulations, even if it's strange saying that." // <0032> \{智代}「これからも頑張ってくれ。きついだろうけどな」 <0032> \{Tomoyo}"Do your best from now on too. Even though I guess its going to be tough." // <0033> \{朋也}「そうでもない。おまえがいてくれたら」 <0033> \{Tomoya}"Not really, if you're with me." // <0034> \{智代}「そうか。うん、そう言ってもらえるとうれしい」 <0034> \{Tomoyo}"Really? Um, I'm glad to hear that." // <0035> \{智代}「私も朋也がいてくれたらなんだって平気だ」 <0035> \{Tomoyo}"Likewise if I'm with you, Tomoya, I'll be alright no matter what happens." // <0036> そんなふうにお互いの思いを口にして確かめる。いつもならそのまま、その口でお互いの口を塞ぎ合うのだが… <0036> And like that, she affirms our feelings. Usually, when it's like this, our lips would meet, but... // <0037> 智代もそれがもどかしいのか、目を伏せて、ふたりの間に立ちふさがるテーブルを見ていた。 <0037> Would Tomoyo find that irritating? I cast my eyes down, and watched the table standing between the two of us. // <0038> 代わりに俺はお茶の入ったグラスを持ち上げる。 <0038> Instead I take up my glass of tea. // <0039> \{朋也}「乾杯しよう」 <0039> \{Tomoya}"Let's have a toast." // <0040> \{智代}「うん…」 <0040> \{Tomoyo}"Okay..." // <0041> \{朋也}「乾杯」 <0041> \{Tomoya}"Cheers." // <0042> 言って、ふたつのグラスを合わせた。 <0042> And with that, our two glasses met. // <0043> そして、日々うまくなっていく、智代の手料理を食べた。 <0043> And then, I ate Tomoyo's cooking, which is always good. // <0044> ふたりで洗い物をして、ふたりでテレビを見る。 <0044> We wash up together, and watch TV together. // <0045> ブラウン管には、野球中継が映し出されていた。 <0045> There was a baseball game on. // <0046> \{智代}「朋也は野球が好きなんだな」 <0046> \{Tomoyo}"You like baseball, don't you, Tomoya?" // <0047> \{朋也}「スポーツなら大体は好きだよ」 <0047> \{Tomoya}"I like sports in general." // <0048> \{智代}「そうか…朋也はスポーツ少年だったんだな」 <0048> \{Tomoyo}"Ah yes... Tomoya was a boy who liked sports, right?" // <0049> \{朋也}「それ以外取り柄なんてなかったからな」 <0049> \{Tomoya}"There wasn't anything else worth doing." // <0050> \{智代}「………」 <0050> \{Tomoyo}"........." // <0051> \{朋也}「今じゃ、それもしてなくて、取り柄もないけどさ」 <0051> \{Tomoya}"But I even stopped that though, so there's no worth in me now." // <0052> \{智代}「そんなこと言うな」 <0052> \{Tomoyo}"Don't say that." // <0053> \{智代}「取り柄がないことなんてない」 <0053> \{Tomoyo}"It's not like that at all." // <0054> \{智代}「おまえは私を幸せにできる」 <0054> \{Tomoyo}"You can make me happy." // <0055> \{智代}「それが取り柄だ」 <0055> \{Tomoyo}"That by itself is worthwhile." // <0056> ふたりを隔てるものは今はもう何もない。 <0056> There's nothing seperating the two of us now. //----------------------------------------H-scene starts here------------------------------------------- // <0057> 体を傾けて、キスをした。 <0057> We leaned towards each other and kissed. // <0058> しばらくしてから離して、顎を引いて口を開けさせる。 <0058> When we let go, after we kissed for a while, I pulled down her chin and opened her mouth. // <0059> \{智代}「ちょっと待て…」 <0059> \{Tomoyo}「Wait a little...」 // <0060> 智代は身を引いて、そして両手で自分の口を覆った。 <0060> Tomoyo drew back and covered her mouth with both hands. // <0061> また息の匂いを確かめているようだ。 <0061> She seemed to check the smell of her breath one more time. // <0062> \{朋也}「おまえは気にしすぎだ」 <0062> \{Tomoya}「You worry about it too much.」 // <0063> 俺はそのまま智代の体に覆い被さり、押し倒す。 <0063> And like that, I embraced her and pushed her down. // <0064> \{智代}「デリカシーがない女は嫌なんだ」 <0064> \{Tomoyo}「Women don't like it if you're not delicate」 // <0065> 仰向けのまま俺を睨む。 <0065> She looked up, staring at me. // <0066> \{智代}「それにおまえは…リップクリームとか…口臭剤のたぐいを使うのを嫌うからな…」 <0066> \{Tomoyo}「Moreover, you don't like it when I use lip balm or mouth spray and such, right?」 // <0067> \{朋也}「無理にとは言わない。でも俺は、そのままのおまえがいいんだ」 <0067> \{Tomoya}「I wouldn't say that I dislike it. But I like you just the way you are.」 // <0068> 智代の腕をつかむ。そして口を寄せていく。 <0068> I grabbed her arm and then approached her mouth. // <0069> \{智代}「ああ…わかってる…だから使わない…」 <0069> \{Tomoyo}「Yeah...I know...that's why I don't use them...」 // <0070> 距離を縮めていく。智代が喋るたび、息がかかる。それさえ愛おしい。 <0070> I came closer. Every time she spoke, she got out of breath. That alone was adorable. // <0071> \{智代}「けど、私も女の子なんだ。気は遣わせてく…」 <0071> \{Tomoyo}「But, I'm a girl, too. I'm conscious of things like that.」 // <0072> その口を閉ざす。 <0072> She stopped talking. // <0073> 舌を差し出す。歯に触れたところで、智代はそれを開いて中に通してくれる。 <0073> I streched out my tongue. The moment I touched Tomoyo's teeth with it, she opened her mouth and let it pass inside. // <0074> その先で熱く濡れた舌が待っていてくれた。 <0074> Beyond, there was a warm, wet tongue waiting. // <0075> その舌の腹のあたりに自分の舌を擦りつける。執拗にその部分を味わう。 <0075> I rubbed my own tongue against the stem of it. I tasted that spot tenaciously. // <0076> 智代の唾液に濡れた粘膜を。 <0076> I tasted her mucous membrane, wet from her saliva. // <0077> 智代の唇が、俺の舌を挟む。 <0077> Tomoyo held my tongue between her lips. // <0078> そして、智代はそれを吸い出した。 <0078> Then, she started sucking it. // <0079> 俺の舌を味わうようにちゅうちゅうと何度も吸う。 <0079> Tasting my tongue, she sucked it countless times. // <0080> 時に飲み込もうとするように強く吸う。 <0080> And occasionally, when she swallowed, she strongly pulled my tongue. // <0081> 舌の付け根が引っ張られて、痛いぐらいに。 <0081> Root of my tongue was pulled so hard, that it hurt. // <0082> \{智代}「んっ」 <0082> \{Tomoyo}「Mmh...」 // <0083> 最後に大きく吸う。じゅぱっと大きな音がして、俺の舌が解放される。 <0083> Right after the strong pull, my tongue let out a loud clicking sound. // <0084> \{智代}「はぁ…」 <0084> \{Tomoyo}「Haah...」 // <0085> ため息ひとつ。 <0085> She sighed once. // <0086> けど休憩は一瞬。すぐまた、くわえられて、吸われていた。 <0086> But the break lasted just for an instance. Immediately she engulfed my tongue again and sucked it. // <0087> ちゅぅ…ちゅくっ…ちゅっく… <0087> *suck*...*suck*...*suck*... // <0088> 智代は夢中で俺の舌を吸う。 <0088> Like in a trance, she sucked my tongue. // <0089> そうされていると、智代が俺のことを欲していることが感じられて、すごく興奮する。 <0089> By doing that, I could feel that she really wanted me and that got me immensely aroused. // <0090> そのまま下半身の興奮した部位を智代の太ももにこすりつける。 <0090> Then I rubbed the aroused part of my lower body against her thight. // <0091> ちゅぅ…じゅぷっ… <0091> *suck*...*clack*... // <0092> 今、すごく強く舌を吸われた。 <0092> Just now, she sucked my tongue really hard. // <0093> 一緒にあそこを擦りつけているから、それだけでいってしまいそうだ。 <0093> Rubbing against each other down there, it looked like we were going all the way. // <0094> ちゅぅ…じゅぷ…じゅぷ… <0094> *suck*...*clack*...*clack* // <0095> じゅぱっ! <0095> *clack!* // <0096> また解放される。今度は俺は舌を戻した。 <0096> My tongue clicked again. For now, I pulled back my tongue. // <0097> 智代はまだ欲しそうに口を小さく開けていた。 <0097> Desiringly, Tomoyo still had her mouth opened a bit. // <0098> 唇は唾液に濡れ、つややかに光っている。 <0098> Covered wet with saliva, her lips sparkled bewitchingly. // <0099> とてもいやらしい唇だ。 <0099> They were totally lewd lips. // <0100> そこに舌を差し入れれば、また吸ってくれる。 <0100> If I put my tongue in there it would be sucked again. // <0101> いつまでも吸い続けてくれるだろう。 <0101> They would continue to suck as long as I wished. // <0102> でもずっと舌を出しているのは辛い。舌の付け根も引っ張られすぎて痛いし、顎もだるい。 <0102> But it's unpleasant to always hold out the tongue. The root of my tongue also hurt from the sucking and my jaw got languid. // <0103> \{朋也}「今度は俺が吸う番」 <0103> \{Tomoya}「This time it's my turn to suck」 // <0104> だから俺はそう言った。 <0104> That's why I said this. // <0105> \{朋也}「智代のが吸いたい」 <0105> \{Tomoya}「I want to suck yours, Tomoyo」 // <0106> \{智代}「………」 <0106> \{Tomoyo}「...」 // <0107> 熱っぽい顔。 <0107> She had a feverish face. // <0108> \{智代}「うん…」 <0108> \{Tomoyo}「okay...」 // <0109> 濡れた舌が唇の隙間から現れる。 <0109> The wet tongue appeared between the slit of her lips. // <0110> 智代の舌は可愛い。 <0110> Tomoyo's tongue was cute. // <0111> 唾液にぬめり、いやらしく光っていた。 <0111> Slippery from the saliva, it sparkled lewd. // <0112> 口全部を覆うようにキスをして、その中心にある舌を吸う。 <0112> Covering her whole mouth, I kissed her and the tongue in the middle was sucked by me. // <0113> じゅじゅっ… <0113> *suck* *suck* // <0114> 智代の唾を吸って、味わう。 <0114> I sucked Tomoyo's saliva and tasted it. // <0115> 智代の唾液は甘美な味がした。 <0115> Her saliva tasted sweet. // <0116> 本当に人より甘いのかもしれない。俺のはこんなに美味しくない。 <0116> It was really sweeter than others'. My saliva isn't that tasty. // <0117> 智代の舌を吸い続ける。 <0117> I continued to suck her tongue. // <0118> 時に強く吸う。 <0118> From time to time I sucked strongly. // <0119> \{智代}「んっ…」 <0119> \{Tomoyo}「Mmh...」 // <0120> 鼻から熱い息が漏れて、俺の頬にかかる。 <0120> Hot breath came from her nose and blew along my cheek. // <0121> 智代も強く吸われると、すごく感じることを知っている。 <0121> I knew that Tomoyo could also feel it strongly, when I sucked hard. // <0122> しばらく、強く吸い続ける。 <0122> I continued with the occasional hard sucks. // <0123> \{智代}「んっ…んっ…」 <0123> \{Tomoyo}「Mmh...mmh...」 // <0124> 智代の興奮がやまない。 <0124> Tomoyo's arousal knew no bounds. // <0125> 智代の両太股が俺の片足を挟む。 <0125> She clenched my leg between her thighs. // <0126> その足に自分の感じる場所を物欲しげに擦りつけてくる。 <0126> Then she greedily rubbed her own sensitive place against that leg. // <0127> 俺とまったく同じことをする。 <0127> She did exactly the same thing that I did. // <0128> 舌を強く吸いながら、あそこを擦りつけ合うのが好きなふたり。 <0128> The two, who like to rub against each other down there, while sucking their tongues. // <0129> \{智代}「んっ…んんーっ」 <0129> \{Tomoyo}「Mmh...mmmmh.」 // <0130> そのままいってしまうんじゃないかというぐらいに、智代は興奮している。 <0130> I was near the point of saying "Let's do it", while Tomoyo got aroused. // <0131> ちゅばっ! <0131> *clack!* // <0132> 舌を解放した。 <0132> I let go of her tongue. // <0133> \{智代}「はぁ…はぁ…」 <0133> \{Tomoyo}「Aah...aah」 // <0134> 智代の熱い息が俺の鼻先にかかる。 <0134> Tomoyo's hot breath blew along my cheek. // <0135> 挟まれていた足も解放されていた。 <0135> She let go of my caught leg. // <0136> 今度は… <0136> Next I... // <0137> 普通にキスをする // Option 1 - goto 0140 <0137> kissed her normally // <0138> 息にこだわる // Option 2 - goto 0162 <0138> was fixated on her breath // <0139> 唾液にこだわる // Option 3 - goto 0207 <0139> was fixated on her saliva // <0140> 顔を近づけて、唇を合わせる。 // Option 1 <0140> 顔を近づけて、唇を合わせる。 // <0141> それだけのキスのつもりで。 <0141> それだけのキスのつもりで。 // <0142> けど、俺の唇を割って、熱い舌が入り込んでくる。 <0142> けど、俺の唇を割って、熱い舌が入り込んでくる。 // <0143> 歯を閉じてしまっていたので、それで進入を阻んでしまう。 <0143> 歯を閉じてしまっていたので、それで進入を阻んでしまう。 // <0144> 智代はすぐ舌を引っ込めて、俺を突き放した。 <0144> 智代はすぐ舌を引っ込めて、俺を突き放した。 // <0145> \{智代}「………」 <0145> \{Tomoyo}「………」 // <0146> 顔を横に向けて、火照った顔をさらに赤らめている。 <0146> 顔を横に向けて、火照った顔をさらに赤らめている。 // <0147> \{智代}「うう…」 <0147> \{Tomoyo}「うう…」 // <0148> 目を閉じて、うめく。 <0148> 目を閉じて、うめく。 // <0149> \{智代}「おまえの変態が移ってしまったんだ…」 <0149> \{Tomoyo}「おまえの変態が移ってしまったんだ…」 // <0150> 普通のキスだと気づかず、舌を自分から入れてしまったことを恥じている様子だ。 <0150> 普通のキスだと気づかず、舌を自分から入れてしまったことを恥じている様子だ。 // <0151> \{智代}「もう飽きただろ、どいてくれ…」 <0151> \{Tomoyo}「もう飽きただろ、どいてくれ…」 // <0152> \{朋也}「飽きてなかったらどかなくていいんだな」 <0152> \{Tomoya}「飽きてなかったらどかなくていいんだな」 // <0153> 智代の頬に手を添えて、こっちを向かせる。目は横を向いたままだ。 <0153> 智代の頬に手を添えて、こっちを向かせる。目は横を向いたままだ。 // <0154> \{智代}「どいてくれ…」 <0154> \{Tomoyo}「どいてくれ…」 // <0155> その口を塞ぐ。 <0155> その口を塞ぐ。 // <0156> 今度は俺から舌を差し入れる。歯をこじ開け、その奥へ。 <0156> 今度は俺から舌を差し入れる。歯をこじ開け、その奥へ。 // <0157> 夢中で智代の唇と舌をむさぼった。 <0157> 夢中で智代の唇と舌をむさぼった。 // <0158> そのうち、智代も積極的に舌を動かしはじめ、激しく絡み合い出す。 <0158> そのうち、智代も積極的に舌を動かしはじめ、激しく絡み合い出す。 // <0159> 顎がだるくなり、ようやく、口を離す。 <0159> 顎がだるくなり、ようやく、口を離す。 // <0160> つーと、糸が伸びて、それが切れて、智代の顎に伝う。 <0160> つーと、糸が伸びて、それが切れて、智代の顎に伝う。 // <0161> それを指でぬぐってやる。 // goto 0266 <0161> それを指でぬぐってやる。 // <0162> \{朋也}「あのさ…」 // Option 2 <0162> \{Tomoya}「あのさ…」 // <0163> \{智代}「なんだ…」 <0163> \{Tomoyo}「なんだ…」 // <0164> \{朋也}「お願いがある」 <0164> \{Tomoya}「お願いがある」 // <0165> \{智代}「言うな…」 <0165> \{Tomoyo}「言うな…」 // <0166> \{朋也}「いや、言う…」 <0166> \{Tomoya}「いや、言う…」 // <0167> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」 <0167> \{Tomoyo}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」 // <0168> \{朋也}「だな…」 <0168> \{Tomoya}「だな…」 // <0169> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」 <0169> \{Tomoyo}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」 // <0170> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」 <0170> \{Tomoya}「いや、でもどうしてなんだろう…」 // <0171> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」 <0171> \{Tomoya}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」 // <0172> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」 <0172> \{Tomoya}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」 // <0173> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」 <0173> \{Tomoyo}「そんな変態なことをさせようというのか…」 // <0174> \{朋也}「ああ…」 <0174> \{Tomoya}「ああ…」 // <0175> \{朋也}「だから、頼む…」 <0175> \{Tomoya}「だから、頼む…」 // <0176> \{智代}「言うな…」 <0176> \{Tomoyo}「言うな…」 // <0177> \{朋也}「はぁーってして…」 <0177> \{Tomoya}「はぁーってして…」 // <0178> \{智代}「なんのために…」 <0178> \{Tomoyo}「なんのために…」 // <0179> \{朋也}「匂いかぎたいんだ…」 <0179> \{Tomoya}「匂いかぎたいんだ…」 // <0180> 信じられないというような目で見られる。 <0180> 信じられないというような目で見られる。 // <0181> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」 <0181> \{Tomoyo}「A pervert... There is a pervert here...」 // <0182> \{朋也}「おまえの彼氏だ」 <0182> \{Tomoya}「It's your boyfriend.」 // <0183> \{智代}「変態の彼氏だ…」 <0183> \{Tomoyo}「Perverted boyfriend...」 // <0184> \{朋也}「その彼氏からのお願い…」 <0184> \{Tomoya}「That boyfriend has a favour to ask」 // <0185> \{智代}「………」 <0185> \{Tomoyo}「... ... ...」 // <0186> \{朋也}「お願い…」 <0186> \{Tomoya}「Please.」 // <0187> \{朋也}「ほら、はーってして」 <0187> \{Tomoya}「ほら、はーってして」 // <0188> \{智代}「………」 <0188> \{Tomoyo}「... ... ...」 // <0189> 智代は目を潤ませて、口を開く。 <0189> 智代は目を潤ませて、口を開く。 // <0190> はぁーっ、と息を俺の鼻先に吐きかけた。 <0190> はぁーっ、と息を俺の鼻先に吐きかけた。 // <0191> その甘さに酔う。 <0191> その甘さに酔う。 // <0192> それは人の息の匂いだ。 <0192> それは人の息の匂いだ。 // <0193> なんでそんなものを俺はかいでるんだ? <0193> なんでそんなものを俺はかいでるんだ? // <0194> 好きな女の子のだからだ。 <0194> 好きな女の子のだからだ。 // <0195> 好きな女の子のだから、かぎたい。 <0195> 好きな女の子のだから、かぎたい。 // <0196> 俺は顔を寄せて、舌を出す。 <0196> 俺は顔を寄せて、舌を出す。 // <0197> 智代の口の中に忍ばせて、舌を誘い出す。 <0197> 智代の口の中に忍ばせて、舌を誘い出す。 // <0198> 互いの舌が口と口の隙間で絡み合う。 <0198> 互いの舌が口と口の隙間で絡み合う。 // <0199> れろれろ… <0199> *Licking* // <0200> この舌もそうだ。好きな女の子の舌だからだ。 <0200> この舌もそうだ。好きな女の子の舌だからだ。 // <0201> 好きな女の子の舌だから、味わいたい。 <0201> 好きな女の子の舌だから、味わいたい。 // <0202> そうして舌だけをすり合わせたまま、はぁーっ、とガラスを曇らせるような熱い息が。 <0202> そうして舌だけをすり合わせたまま、はぁーっ、とガラスを曇らせるような熱い息が。 // <0203> 匂いと味、両方で智代を感じる。 <0203> 匂いと味、両方で智代を感じる。 // <0204> それは片方だけよりも、強く、智代を感じられた。 <0204> それは片方だけよりも、強く、智代を感じられた。 // <0205> なんの飾りもない智代を。 <0205> なんの飾りもない智代を。 // <0206> 卑しいまでに。 // goto 0266 <0206> 卑しいまでに。 // <0207> \{朋也}「あのさ…」 // Option 3 <0207> \{Tomoya}「You know...」 // <0208> \{智代}「なんだ…」 <0208> \{Tomoyo}「What is it?」 // <0209> \{朋也}「お願いがある」 <0209> \{Tomoya}「I have a favor to ask.」 // <0210> \{智代}「言うな…」 <0210> \{Tomoyo}「Don't say it...」 // <0211> \{朋也}「いや、言う…」 <0211> \{Tomoya}「No, I will...」 // <0212> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」 <0212> \{Tomoyo}「Knowing you... It's definetly something perverted...」 // <0213> \{朋也}「だな…」 <0213> \{Tomoya}「Of course...」 // <0214> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」 <0214> \{Tomoyo}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」 // <0215> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」 <0215> \{Tomoya}「いや、でもどうしてなんだろう…」 // <0216> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」 <0216> \{Tomoya}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」 // <0217> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」 <0217> \{Tomoya}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」 // <0218> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」 <0218> \{Tomoyo}「そんな変態なことをさせようというのか…」 // <0219> \{朋也}「ああ…」 <0219> \{Tomoya}「ああ…」 // <0220> \{朋也}「だから、頼む…」 <0220> \{Tomoya}「だから、頼む…」 // <0221> \{智代}「言うな…」 <0221> \{Tomoyo}「言うな…」 // <0222> \{朋也}「おまえの唾を飲んでみたい…」 <0222> \{Tomoya}「おまえの唾を飲んでみたい…」 // <0223> 信じられないというような目で見られる。 <0223> 信じられないというような目で見られる。 // <0224> \{朋也}「なんかおいしそうだから…」 <0224> \{Tomoya}「なんかおいしそうだから…」 // <0225> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」 <0225> \{Tomoyo}「変態だ…ここに変態がいる…」 // <0226> \{朋也}「おまえの彼氏だ」 <0226> \{Tomoya}「おまえの彼氏だ」 // <0227> \{智代}「変態の彼氏だ…」 <0227> \{Tomoyo}「変態の彼氏だ…」 // <0228> \{朋也}「その彼氏からのお願い…」 <0228> \{Tomoya}「その彼氏からのお願い…」 // <0229> \{智代}「………」 <0229> \{Tomoyo}「………」 // <0230> \{朋也}「お願い…」 <0230> \{Tomoya}「お願い…」 // <0231> \{智代}「………」 <0231> \{Tomoyo}「………」 // <0232> \{朋也}「ほら、口の中に溜めて」 <0232> \{Tomoya}「ほら、口の中に溜めて」 // <0233> \{智代}「………」 <0233> \{Tomoyo}「………」 // <0234> 智代は潤んだ目を閉じる。 <0234> 智代は潤んだ目を閉じる。 // <0235> ………。 <0235> ………。 // <0236> しばらくして瞼を開ける。 <0236> しばらくして瞼を開ける。 // <0237> 溜まった、とその目が告げていた。 <0237> 溜まった、とその目が告げていた。 // <0238> \{朋也}「もっと」 <0238> \{Tomoya}「もっと」 // <0239> 一瞬頬のあたりが引きつったが、また目を閉じてくれる。 <0239> 一瞬頬のあたりが引きつったが、また目を閉じてくれる。 // <0240> ………。 <0240> ………。 // <0241> ……。 <0241> ……。 // <0242> ………。 <0242> ………。 // <0243> 目を開く。 <0243> 目を開く。 // <0244> \{朋也}「じゃ、おまえが上に」 <0244> \{Tomoya}「じゃ、おまえが上に」 // <0245> 体勢を入れ替える。 <0245> 体勢を入れ替える。 // <0246> 智代が手をついて、仰向けになった俺を見下ろす。 <0246> 智代が手をついて、仰向けになった俺を見下ろす。 // <0247> ゆっくりと近づいてくる恥じらいの色に染まった頬。 <0247> ゆっくりと近づいてくる恥じらいの色に染まった頬。 // <0248> 唇が合わさる。 <0248> 唇が合わさる。 // <0249> 薄く開く。 <0249> 薄く開く。 // <0250> どろりと熱い液体が俺の口内に流れ込んでくる。 <0250> どろりと熱い液体が俺の口内に流れ込んでくる。 // <0251> それは人の唾液だ。 <0251> それは人の唾液だ。 // <0252> なんでそんなものを俺は飲んでいるんだ? <0252> なんでそんなものを俺は飲んでいるんだ? // <0253> 好きな女の子のだからだ。 <0253> 好きな女の子のだからだ。 // <0254> 好きな女の子のだから、味わいたい。 <0254> 好きな女の子のだから、味わいたい。 // <0255> 結構な量… <0255> 結構な量… // <0256> 他人の唾で自分の口が満たされる状況なんてかつてない。 <0256> 他人の唾で自分の口が満たされる状況なんてかつてない。 // <0257> 他人の温度を持った粘性のある液体。 <0257> 他人の温度を持った粘性のある液体。 // <0258> 他人の温度のまま、俺はそれを一気に飲み干した。 <0258> 他人の温度のまま、俺はそれを一気に飲み干した。 // <0259> ごくん、喉が鳴る。 <0259> ごくん、喉が鳴る。 // <0260> \{朋也}「はぁ…」 <0260> \{Tomoya}「はぁ…」 // <0261> 口を離し、息をつく。 <0261> 口を離し、息をつく。 // <0262> きっと今の息の匂いは、智代の息の匂いと同じだ。 <0262> きっと今の息の匂いは、智代の息の匂いと同じだ。 // <0263> 智代は涙ぐんだ目で俺の顔をじっと見ていた。 <0263> 智代は涙ぐんだ目で俺の顔をじっと見ていた。 // <0264> \{智代}「………」 <0264> \{Tomoyo}「………」 // <0265> \{朋也}「おいしかった」 // goto 0266 <0265> \{Tomoya}「おいしかった」 // <0266> \{智代}「変態…」 // all options lead here <0266> \{Tomoyo}「変態…」 // <0267> すねたようにそっぽを向いた。 <0267> すねたようにそっぽを向いた。 // <0268> その仕草が可愛くて仕方がない。 <0268> その仕草が可愛くて仕方がない。 // <0269> こういう時の智代はどんな女の子よりも女の子らしい。 <0269> こういう時の智代はどんな女の子よりも女の子らしい。 // <0270> 本当に俺の彼女でよかった。 <0270> 本当に俺の彼女でよかった。 // <0271> そう思う。 <0271> そう思う。 // <0272> 再びキスをしようと、智代の首筋に手を這わせる。 <0272> 再びキスをしようと、智代の首筋に手を這わせる。 // <0273> と…その顔色が変わった。 <0273> と…その顔色が変わった。 // <0274> 何かを視線の先に見つけたようだ。 <0274> 何かを視線の先に見つけたようだ。 // <0275> どんっ! <0275> どんっ! // <0276> ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。 <0276> ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。 // <0277> そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。 <0277> そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。 // <0278> \{朋也}「…どうした?」 <0278> \{Tomoya}「…どうした?」 // <0279> \{智代}「………」 <0279> \{Tomoyo}「………」 // <0280> 答えない。 <0280> 答えない。 //----------------------------------------H-scene ends here------------------------------------------- // <0281> \{声}「ごめんっ!」 <0281> \{Voice}"Sorry!" // <0282> 代わりに戸口のほうから声。 <0282> Instead, a voice comes from the doorway. // <0283> 見ると、台所の窓が少し開かれていて、その向こうに人影。 <0283> When I look, I see a person's silhouette in the open kitchen window. // <0284> それが動いて、戸口が開く。 <0284> It moves and opens the door. // <0285> 現れたのは… <0285> The one who enters is... // <0286> \{鷹文}「覗いてたんじゃないよ、窓、開いてたんだよ」 <0286> \{Takafumi}"I wasn't peeping. The window, it was open." // <0287> 智代の弟、鷹文。 <0287> Tomoyo's younger brother, Takafumi. // <0288> \{鷹文}「あがっていい?」 <0288> \{Takafumi}"Can I come in?" // <0289> \{朋也}「ん? ああ、どうぞ」 <0289> \{Tomoya}"Hmm? Yeah, sure." // <0290> 鷹文は靴を脱いであがってくると、テーブルの上に買い物袋を置いた。 <0290> Takafumi takes off his shoes, and puts a shopping bag on the table. // <0291> \{鷹文}「はい、差し入れ」 <0291> \{Takafumi}"Here, refreshments." // <0292> \{朋也}「そういうの気にしなくていいぞ」 <0292> \{Tomoya}"You don't have to worry about that." // <0293> \{鷹文}「手ぶらじゃ悪いからね」 <0293> \{Takafumi}"It'd be bad to have nothing, wouldn't it?" // <0294> \{鷹文}「単なるお邪魔虫になるじゃん?」 <0294> \{Takafumi}"Am I just a nuisance?" // <0295> \{朋也}「そりゃ、確かに」 <0295> \{Tomoya}"Yep, quite indeed." // <0296> \{鷹文}「あ、言うねぇ、にぃちゃん」 <0296> \{Takafumi}"Oh, don't say that, Nii-chan." // <0297> \{朋也}「実際邪魔されたんだし」 <0297> \{Tomoya}"Well, you did interrupt us." // <0298> \{鷹文}「だからそれはごめんっ、て謝ったじゃん」 <0298> \{Takafumi}"I already said sorry, I apologized." // <0299> \{鷹文}「座っていい?」 <0299> \{Takafumi}"Can I sit down?" // <0300> \{朋也}「どうぞ」 <0300> \{Tomoya}"Sure." // <0301> 俺と智代の間に腰を落ち着ける。 <0301> In the meantime, my and Tomoyo's crotches calm down. // <0302> 智代は背中を向けたまま沈黙を守っている。 <0302> Tomoyo is sitting in silence with her back against us. // <0303> \{鷹文}「でも、びっくりしたよ」 <0303> \{Takafumi}"But, I was surprised." // <0304> \{朋也}「何が?」 <0304> \{Tomoya}"About what?" // <0305> \{鷹文}「ふたりだとあんなことしてるんだね」 <0305> \{Takafumi}"That you two were doing something like that." // <0306> 背中を向けたままの智代が、後ろに座る鷹文の腕をぽかぽかと叩き始める。 <0306> Tomoyo, still facing the other way, starts hitting the arm of Takafumi who's sitting right behind her. // <0307> \{朋也}「いや、まあ、普通だろ」 <0307> \{Tomoya}"Uh, well, that's just normal." // <0308> ぽかぽか。 <0308> (Beating) // <0309> \{鷹文}「うーん…普通なのか…」 <0309> \{Takafumi}"Hmm... that's normal, huh..." // <0310> ぽかぽか。 <0310> (Beating) // <0311> \{鷹文}「そんなに…ねぇちゃんのっていい匂いなの?」 <0311> \{Takafumi}"So... Does Nee-chan smell good?" // <0312> ぽかぽか。 <0312> (Beating) // <0313> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」 <0313> \{Tomoyo}"Go home, damn you. Go home already." // <0314> 叩きながら、恨み言のように呟く。 <0314> Still hitting, she grumbles as if cursing him. // <0315> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」 <0315> \{Takafumi}"That hurts, Nee-chan." // <0316> \{鷹文}「でも、それをかがせるねぇちゃんも、すごいよね…」 <0316> \{Takafumi}"But, you're amazing too, Onee-chan, to let him smell that..." // <0317> \{鷹文}「そんなに…ねぇちゃんのっておいしいの?」 <0317> \{Takafumi}"So... Does Nee-chan's taste good?" // <0318> ぽかぽか。 <0318> (Beating) // <0319> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」 <0319> \{Tomoyo}"Go home, damn you. Go home already." // <0320> 叩きながら、恨み言のように呟く。 <0320> Still hitting, she grumbles as if cursing him // <0321> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」 <0321> \{Takafumi}"That hurts, Nee-chan." // <0322> \{鷹文}「でも、それをあげるねぇちゃんも、すごいよね…」 <0322> \{Takafumi}"But, you're amazing too, Onee-chan, to give him that..." // <0323> \{智代}「帰れ、二度とくるな」 <0323> \{Tomoyo}"Go home, and never come again." // <0324> ぽかぽか。 <0324> (Beating) // <0325> \{鷹文}「でもこんな可愛げのあるところを見られるんだから、にぃちゃんはやっぱすごいよ」 <0325> \{Takafumi}"But you got her to show you such a cute side, so you're pretty amazing, Nii-chan." // <0326> \{鷹文}「うちでは、女の子らしいところなんてみじんも見せないくせにさ」 <0326> \{Takafumi}"You know, she wouldn't even show a single bit of her girly side at home." // <0327> ぽかぽか。 <0327> (Beating) // <0328> 鷹文の差し入れからせんべいの袋を見つけ、その封を開ける。 <0328> I find a bag of rice crackers in Takafumi's refreshments and open it. // <0329> \{朋也}「おまえにもわかる日がくる」 <0329> \{Tomoya}"The day you'll understand will come." // <0330> \{朋也}「愛だよ、愛」 <0330> \{Tomoya}"It's love. Love." // <0331> ぱきっ…ぼりぼり。 <0331> (Snap... Crunch, crunch) // <0332> せんべいを食べながら、野球中継の続きを見る。 <0332> I continue watching the baseball while eating rice crackers. // <0333> ぽかぽか。 <0333> (Beating) // <0334> \{鷹文}「だから痛いって、ねぇちゃん」 <0334> \{Takafumi}"I said it hurts, Nee-chan." // <0335> \{智代}「帰れ、帰れ」 <0335> \{Tomoyo}"Go home! Go home!" // <0336> 隣では、延々と鷹文が姉に叩かれていた。 <0336> Next to me Takafumi was being hit over and over again by his older sister. // <0337> そんな風景の中にいる自分を見て思う。 <0337> I reflect upon myself, in this scenery. // <0338> まるで、慎ましく暮らす家族の中にいるようだと。 <0338> I think that it's as though I'm in a humbly living family. // <0339> 高校を卒業し、春から俺は働き始めていた。 <0339> I've graduated from high school, so I started working this spring. // <0340> 学校の就職案内で見つけた廃品回収会社。 <0340> I found a waste managament company through the school's inauguration guidance. // <0341> 色んな場所で廃品や故障したものを集めて修理する仕事だ。 <0341> The work is to collect and repair garbage and broken things at various places. // <0342> 直しては、リサイクル店や中古業者に売り、生計を立てている。 <0342> I'm making a living by repairing and selling to recycle shops and second-hand traders. // <0343> 会社は小さく、親方がひとりいるだけ。 <0343> The company is small, with only one owner. // <0344> 車がなくては話にならない、と免許も取った。 <0344> Not having a car was out of the question, so I got a licence. // <0345> 軽トラで町中を走り回り、集めてきた廃品を修理する。 <0345> I go around town in my truck and repair the collected garbage. // <0346> 親方は、基本的には何も教えてくれない。 <0346> My boss doesn't basically teach me anything. // <0347> ただ、こうやるんだ、と言わんばかりに見せてくれる。 <0347> He just says "this is how you do it" and shows me. // <0348> 俺はそれを見様見真似で試し、覚えていった。 <0348> I try to imitate what I see, and learn in the process. // <0349> 扱うものは、車、バイクから家電製品、パソコンなんかもある。 <0349> The things I deal with are from cars and bikes to home appliances and even computers. // <0350> 修理するものもあれば、パーツ取りだけに使うものもあった。 <0350> While there are things to repair, there's also stuff to just break down into parts. // <0351> 役割として親方から命じられたのは、家電の修理だった。 <0351> When it came to assigned duties from my boss, it was repairing consumer electronics. // <0352> 回路図の読み方と書き方。 <0352> How to read and make schematics. // <0353> 電流の流れとケーブルやラインの種類。 <0353> Electric currents and the types of cables and lines. // <0354> コンデンサのチェックを行うオシロスコープの使い方。 <0354> How to use an oscilloscope to do a condenser check. // <0355> 半田ごてで基板の断線を修理する方法。 <0355> The techniques of repairing disconnections in a circuit board with a soldering iron. // <0356> 何もかもが初めての経験だ。 <0356> Just about everything is a new experience. // <0357> 俺が最初にひとりで修理できたのは掃除機だった。 <0357> The first thing I managed to repair by myself was a vacuum cleaner. // <0358> 動くがまったく吸わないもので、親方が、これならできるだろ、と俺に命じたものだ。 <0358> "When it's on, it's not sucking at all", my boss said, "you should be able to handle this one", he said and handed it to me. // <0359> 慎重に分解し、目詰まりしていたフィルターや埃にまみれていたモーターを掃除する。 <0359> By careful dissembly, I cleaned clogged-up filters and the dust-smeared motor. // <0360> 全ての部品を組み合わせ、スイッチを入れるとまるで新品のように動き出した。 <0360> After reassembling all of the parts, I threw on the switch and it came to life as if it was brand-new. // <0361> そんなに古くもなく程度の良いものだったが、親方はそれを売らなかった。 <0361> It wasn't that old, and it was good to a degree, but my boss didn't sell it. // <0362> 俺に、記念だ、持って帰れ、と言った。 <0362> "Take it home as a memory", he said. // <0363> 今は自室の押入れに仕舞っている。 <0363> Now it's holed up in the closet. // <0364> 時々、智代が掃除するのに使っていた。 <0364> Tomoyo would sometimes use it for cleaning. // <0365> 俺が一人暮らしをしているこの部屋で。 <0365> I'm living on my own in this room. // <0366> 一人暮らしは就職と同時だった。 <0366> I was living on my own while I was looking for a job. // <0367> 最初は何もかもが大変だった。 <0367> Just about everything was hard in the beginning. // <0368> 仕事で疲れ果てて帰ってくる俺は、食べるものもロクに用意できなかった。 <0368> I wouldn't be able to prepare something to eat once I got home, being so tired from work. // <0369> 智代が毎日のように駆けつけて助けてくれた。 <0369> Tomoyo seemed to come running everyday and help me. // <0370> 仕事にも慣れてきた頃、自炊も教わって、ひとりでご飯の支度もできるようになった。 <0370> Around the time I got accustomed to my work, I learned how to cook for myself, and could prepare meals by myself. // <0371> そうして仕事も、一人暮らしも、いつしかすべてが順調に進みはじめた。 <0371> Like that my job, living on my own and everything were coasting along before I knew it. // <0372> 智代のおかげだ。 <0372> All thanks to Tomoyo. // <0373> 智代がいなければ、すべて投げ出していた。 <0373> If Tomoyo hadn't been here, then I would've thrown everything away. // <0374> 感謝した。 <0374> I was grateful. // <0375> もしいるなら、彼女を俺のために残しておいてくれた神様にも。 <0375> If there is a God, then maybe he left her here for my sake.
Script Chart
June | July | August | After | Other | ||||||
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1st | SEEN0701 | SEEN0801 | SEEN5000 | SEEN7910 | ||||||
2nd | SEEN0702 | SEEN5001 | SEEN7920 | |||||||
3rd | SEEN0803 | SEEN5002 | SEEN7930 | |||||||
4th | SEEN0804 | SEEN5003 | SEEN7940 | |||||||
6th | SEEN0806 | BAD END | SEEN5004 | SEEN7950 | ||||||
SEEN1806 | SEEN5005 | |||||||||
7th | SEEN0707 | SEEN0807 | SEEN5006 | |||||||
8th | SEEN0708 | SEEN0808 | SEEN5007 | |||||||
9th | SEEN0709 | SEEN0809 | SEEN5010 | |||||||
10th | SEEN0710 | SEEN1710 | SEEN0810 | SEEN5011 | ||||||
11th | SEEN0711 | SEEN0811 | SEEN1811 | SEEN2811 | ||||||
12th | SEEN0712 | SEEN0812 | ||||||||
13th | SEEN0713 | SEEN0813 | SEEN1813 | SEEN2813 | ||||||
14th | SEEN0714 | SEEN1714 | SEEN0814 | BAD END | BAD END | BAD END | BAD END | |||
SEEN1814 | SEEN2814 | SEEN3814 | SEEN4814 | |||||||
15th | SEEN0715 | SEEN1715 | SEEN0815 | |||||||
16th | SEEN0716 | SEEN1716 | SEEN0816 | |||||||
17th | SEEN0717 | SEEN0817 | ||||||||
18th | SEEN0818 | |||||||||
19th | SEEN0819 | |||||||||
20th | BAD END | SEEN0820 | ||||||||
SEEN0720 | ||||||||||
21st | SEEN0721 | SEEN0821 | ||||||||
22nd | SEEN0722 | SEEN0822 | ||||||||
23rd | SEEN0723 | SEEN0823 | ||||||||
24th | SEEN0724 | |||||||||
25th | SEEN0725 | |||||||||
26th | SEEN0726 | |||||||||
27th | SEEN0727 | |||||||||
28th | SEEN0628 | SEEN0728 | ||||||||
29th | SEEN0629 | SEEN0729 | ||||||||
30th | SEEN0630 | |||||||||
BAD END | ||||||||||
SEEN0744 |