White Album 2/Script/2512
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Text
Speaker | Text | Comment | |||
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Line # | JP | EN | JP | EN | |
1 | ……… | .........
| |||
2 | 武也 | Takeya | 「やぁっと春休みだなぁ」 | ||
3 | 春希 | Haruki | 「そうだな…」 | ||
4 | 長かった期末試験も終わり、 未だに冬真っ盛りの気候を先回り、 学生たちの頭だけが一気に春めいてきた二月の中旬。 | ||||
5 | 峰城大は、今週末をもって本年度の課程を修了し、 再来週からは、とうとう[R新入生相手の商売^にゅうがくしけん]が始まる。 | ||||
6 | 武也 | Takeya | 「な、春希。 休み入ったらスキー行かね? スノボでもいいけどさ」 | ||
7 | 春希 | Haruki | 「何だよ急に。 この前合コンするって言ってた看護師のコたちと 約束でもしたのか?」 | ||
8 | 武也 | Takeya | 「いやな、ナースのコはやべぇぞ… 忙しいわ時間が不規則だわでストレスが溜まってるから 性欲がとんでもないことに」 | ||
9 | 春希 | Haruki | 「やってきたような事実を言う奴だな…」 | ||
10 | 武也 | Takeya | 「…と、まぁ、そういうめくるめく体験はともかく、 お前、そういう誘いだったら乗るか?」 | ||
11 | 春希 | Haruki | 「いや、俺は…」 | ||
12 | 武也 | Takeya | 「って言うに決まってるからそんなイベントじゃねぇよ。 四人で、レンタカーでも借りてさ」 | ||
13 | 春希 | Haruki | 「…四人?」 | ||
14 | 武也 | Takeya | 「わざとしらばっくれてるだろ? 俺と、お前と、依緒と…」 | ||
15 | 春希 | Haruki | 「日本語おかしいぞ。 しらばっくれてる時はわざとに決まってる」 | ||
16 | 武也 | Takeya | 「雪菜ちゃんと、さ」 | ||
17 | 春希 | Haruki | 「………」 | "........."
| |
18 | せっかく上手くはぐらかしたのに、 わざと空気読まない奴… | ||||
19 | 武也 | Takeya | 「ま、趣味がおばさんくさい美少女に合わせて、 温泉でのんびりするってのでもいいけどさ」 | ||
20 | 春希 | Haruki | 「いや、それは…」 | ||
21 | 多分、彼女は承諾しないし、 俺も、絶対に参加しない。 | ||||
22 | そこは、聖地だから。 | ||||
23 | 武也 | Takeya | 「依緒から聞いてんぞ」 | ||
24 | 春希 | Haruki | 「何を?」 | ||
25 | 武也 | Takeya | 「お前ら、今年に入ってから、 まだ一度も顔合わせてないんだってな」 | ||
26 | 春希 | Haruki | 「………」 | "........."
| |
27 | 武也だけは知っている。 俺が雪菜を裏切り、 別の女性と何度も肌を重ね合わせていることを。 | ||||
28 | 武也 | Takeya | 「まだ話してないんだろ? あのこと」 | ||
29 | そして、武也だけは知っている。 | ||||
30 | 雪菜と話すと言っておきながら、 ずっとその誓いを実行できないままの無様な俺を。 | ||||
31 | 武也 | Takeya | 「別に責めてる訳じゃないぞ。 俺は、冷却期間をおいた方がいいって言った方だからな。 むしろ、ようやく機が熟してきたと思ってる」 | ||
32 | 春希 | Haruki | 「武也…」 | ||
33 | 武也 | Takeya | 「時間をかけて話せよ… それこそ、一晩中も二晩中も。 自分が抱えてることや、相手に求めてること、全部」 | ||
34 | 春希 | Haruki | 「お前、それで…」 | ||
35 | 武也 | Takeya | 「俺はまだ諦めてないんだからな。 俺たち四人が、何の憂いもなく馬鹿騒ぎして、 ただ楽しいだけの時間を過ごす日をさ」 | ||
36 | それは、今までに一度も実現したことのない、 想像でしか知らない俺たちの日々。 | ||||
37 | 五人だった頃に、ほんの少しだけ手に入れかけて、 あっという間に失われてしまった 追い求めるに値する、温かい幻影。 | ||||
38 | でも、今の俺は… | ||||
39 | 春希 | Haruki | 「申し出はありがたいけど、 今はまだ、参加できるかどうかわからないよ」 | ||
40 | 武也 | Takeya | 「春希! お前…」 | ||
41 | 春希 | Haruki | 「違うんだよ武也… そうじゃないんだ」 | ||
42 | 武也 | Takeya | 「じゃあ何だって言うんだよ? せっかく俺が…」 | ||
43 | 春希 | Haruki | 「俺が自分で解決すべき問題だから。 それに…解決の目処が立ったから」 | ||
44 | 武也 | Takeya | 「それって…」 | ||
45 | 雪菜が、とうとう俺の方を向いてくれたから。 | ||||
46 | 『試験お疲れさま』 | ||||
47 | 『たった今最後の科目が終わったところ。 全日程終了お疲れさまでした』 | ||||
48 | 『わたし、最後の方は息切れしちゃってたなぁ。 もしかしたら2、3コは取りこぼしたかも』 | ||||
49 | 『そっちはどうだった…なんて聞くだけ野暮かな? わたし、春希くんの不可どころか 可だって見たことないし』 | ||||
50 | 『何はともあれ、これで三年次は修了。 春からは、とうとう大学最後の年だね』 | ||||
51 | 『就職するにしても、院に進むにしても、 色々と忙しい一年、お互い頑張っていこうね』 | ||||
52 | 試験中もずっと毎日一通ずつメール交換してたからなのか、 雪菜の口調も、だいぶ元のくだけた感じが戻ってきた。 | ||||
53 | 俺たちは今や、あの夜のことなんか何もなかったみたいに、 いい雰囲気で会話ができている。 | ||||
54 | …メールの中だけなら。 | ||||
55 | 『それで…ここからが本題。 長い間、予定が立たなくてごめんなさい』 | ||||
56 | 『試験も終わって、春休みに入ったし、 これからはちゃんと時間が取れます』 | ||||
57 | 『春希くんと、会うことができます。 …ちゃんと、話をします』 | ||||
58 | 『時間と場所、今夜のうちに連絡します。 まだちょっとだけ時間の調整ができてないから』 | ||||
59 | 『それじゃ、改めてお疲れさま。 今日はゆっくり休んでください』 | ||||
60 | ……… | .........
| |||
61 | 麻理 | Mari | 「そうか、ようやく試験終わったか。 お疲れさま」 | ||
62 | 春希 | Haruki | 「ありがとうございます。 …麻理さんの方はいつまで?」 | ||
63 | 麻理 | Mari | 「ん~、全部の仕事が終わるまでには 2月いっぱいかかるかなぁ」 | ||
64 | 春希 | Haruki | 「随分長いですね。 一体何の取材です?」 | ||
65 | 麻理 | Mari | 「ええと…まぁ、それは… 取材というか、その準備段階というか…」 | ||
66 | 春希 | Haruki | 「? そちらも色々とお疲れさまです」 | ||
67 | 最近、麻理さんからは毎日 『現地の』昼休みに電話がかかってくる。 | ||||
68 | 12月に引き続きのアメリカ出張。 しかも今度は、ほぼ一月間という長期滞在。 | ||||
69 | あの、俺と過ごした週末、 一緒に荷造りをして、 俺の試験が始まった日に慌ただしく出かけていった。 | ||||
70 | あの時、刹那的に俺を求めてきたのは、 こうして長いこと会えなくなってしまうことに対する 寂寥の感情から来たものだったんだろうか。 | ||||
71 | 麻理 | Mari | 「あ~あ、そっちは三月いっぱいまで春休みかぁ。 ほんと学生は気楽でいいよなぁ」 | ||
72 | 春希 | Haruki | 「だから就職活動とバイトに励むつもりなんですけど、 開桜社の方の仕事が…」 | ||
73 | 麻理 | Mari | 「絶対に私以外からの指示は受けるんじゃないぞ。 放っておくとお前はすぐに自滅するまで働くからな」 | ||
74 | 春希 | Haruki | 「だったら早く帰ってきてくださいよ麻理さん。 でないと俺、家賃も払えなくなります」 | ||
75 | 麻理 | Mari | 「…私に早く会いたいのか?」 | ||
76 | 春希 | Haruki | 「当たり前です」 | ||
77 | 麻理 | Mari | 「そ、そか… そうなんだ」 | ||
78 | 麻理さんのその反応は、 家賃うんぬんの部分をまったく聞いてなかったみたいに、 甘く弾み、そして… | ||||
79 | 麻理 | Mari | 「私も、早くお前に会いたいよ。 けど…」 | ||
80 | 春希 | Haruki | 「けど?」 | ||
81 | 麻理 | Mari | 「………」 | "........."
| |
82 | 春希 | Haruki | 「麻理さん?」 | ||
83 | 麻理 | Mari | 「あ、あのさ…北原」 | ||
84 | 春希 | Haruki | 「はい」 | ||
85 | 麻理 | Mari | 「………」 | "........."
| |
86 | 春希 | Haruki | 「………」 | "........."
| |
87 | 麻理 | Mari | 「…こっちは、日本より寒いぞ。 昨日なんかマイナス10度くらいまで下がった」 | ||
88 | 春希 | Haruki | 「そ、そうなんですか」 | ||
89 | 国際電話で連絡を取り合うようになってから、麻理さんは、 必ず一度は言葉に詰まるようになった。 | ||||
90 | しかも決まって、 お互いの気持ちを確かめる台詞を交換してるときに。 | ||||
91 | 春希 | Haruki | 「それじゃ、そっちの道路事情とか大変そうですね。 麻理さんは職場へは…」 | ||
92 | 麻理 | Mari | 「あ~、いや! そんな話はどうでも良くてだなぁ」 | ||
93 | 春希 | Haruki | 「は、はい…?」 | ||
94 | でも、だからって、 そういう類の言葉に照れて 何も言えなくなってる訳じゃない。 | ||||
95 | 麻理 | Mari | 「あ、あのさ、北原… お前、私のこと愛してくれてるか?」 | ||
96 | 春希 | Haruki | 「っ!? ちょ、ちょっと! そんなことを公衆の面前で…」 | ||
97 | ほら… それでいて、突然こういう台詞が口を出る。 | ||||
98 | 麻理 | Mari | 「大丈夫だよ。 こっちは日本語わかる人間なんていないから」 | ||
99 | 春希 | Haruki | 「そういう問題じゃなくてですね…」 | ||
100 | 麻理 | Mari | 「どうなんだよ…」 | ||
101 | 国際電話で連絡を取り合うようになってから、麻理さんは、 必ずこうして直接的な言葉を求めるようになった。 | ||||
102 | 春希 | Haruki | 「…好きですよ、麻理さんのこと」 | ||
103 | 麻理 | Mari | 「そ、か」 | ||
104 | でもそれは… 俺がいつも、彼女が本当に求めてる[R言葉^あいしてる]に 辿り着かないせいなのかもしれない。 | ||||
105 | だって、そこに辿り着きたいという結論にすら、 まだ辿り着いていないという、 さらに一歩手前の状態なんだから。 | ||||
106 | 麻理 | Mari | 「じゃあ… そろそろ昼休み終わるから」 | ||
107 | 春希 | Haruki | 「はい…」 | ||
108 | だから麻理さんは、今日もいつもと同様に、 少し嬉しそうな、少し寂しそうな声で、別れを告げる。 | ||||
109 | 麻理 | Mari | 「………」 | "........."
| |
110 | 春希 | Haruki | 「それじゃ、元気で。 風邪とか、気をつけてください」 | ||
111 | 麻理 | Mari | 「………っ」 | ||
112 | 春希 | Haruki | 「麻理さん?」 | ||
113 | 別れを告げた、はずだったけど… | ||||
114 | 麻理 | Mari | 「…話がある」 | ||
115 | 春希 | Haruki | 「はい」 | ||
116 | 麻理 | Mari | 「…けど、電話じゃ言えない。 直接会って話す」 | ||
117 | さっき詰まってしまった言葉が、 きっと今のこの台詞の続きなんだろう。 | ||||
118 | 春希 | Haruki | 「大事な話なんですか?」 | ||
119 | 麻理 | Mari | 「来週の月曜に一時帰国する。 …そこしか休みが取れないから」 | ||
120 | そして、麻理さんが抱えるものの重さが、 俺の質問に答えないことで浮き彫りにされる。 | ||||
121 | …だって、俺も雪菜に対してそういう態度を取ってたから。 | ||||
122 | 麻理 | Mari | [F16「その日が…多分、最後のチャンスになる」] | ||
123 | 春希 | Haruki | 「…どういう意味です?」 | ||
124 | 麻理 | Mari | 「それも会ったときに話すよ… じゃあ」 | ||
125 | 春希 | Haruki | 「あ…」 | ||
126 | 結局、宣言通り、 肝心なことは何も話さないまま、 麻理さんは強引に電話を切ってしまった。 | ||||
127 | 今日もまた、何か言いたそうなのに、 最後まで言葉を濁したままの麻理さんに、 少しもやもやしたものが残ったけど… | ||||
128 | でも今日は、いつもと比べると 格段に嬉しい言葉があったから、 差し引きでも大幅プラスに傾いていた。 | ||||
129 | 春希 | Haruki | 「来週の…月曜」 | ||
130 | その日に、麻理さんが帰ってくる。 | ||||
131 | その話しぶりじゃ、 ほんの少ししかこちらに滞在できないみたいだけど、 それでもその短い時間を、俺のために使ってくれる。 | ||||
132 | それは、今までの煮え切らない会話を 全て打ち消してしまうくらい大切な約束で… | ||||
133 | 春希 | Haruki | 「………?」 | ||
134 | 来週の…月曜? | ||||
135 | 春希 | Haruki | 「あ…」 | ||
136 | そのとき、俺の頭に引っかかった微かな違和感の正体は… | ||||
137 | 麻理さんとの通話中に届いていたメールにて、 すぐに判明してしまった。 | ||||
138 | だって、その日は… | ||||
139 | 『約束』 | ||||
140 | 『お昼に言ってた約束の件です。 時間と場所、決めました』 | ||||
141 | 『その…もし嫌だったら。 どうしてもこの日が駄目だったら連絡ください』 | ||||
142 | 『けれど… もしも春希くんの時間が取れるなら、 どうしてもこの日に会いたいです』 | ||||
143 | 『2月14日午後5時。南末次駅前』 | ||||
144 | 『駄目、ですか?』 | ||||
145 | 雪菜の…記念の日、だったから。 |
Script Chart
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Introductory Chapter | ||||||
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1001 | 1008 | 1009 | 1010 | 1011 | 1012 | 1013 |
1002 | 1008_020 | 1009_020 | 1010_020 | 1011_020 | 1012_020 | |
1003 | 1008_030 | 1009_030 | 1010_030 | 1011_030 | 1012_030 | |
1004 | 1008_040 | 1010_040 | 1012_030_2 | |||
1005 | 1008_050 | 1010_050 | ||||
1006 | 1010_060 | |||||
1006_2 | 1010_070 | |||||
1007 |
Closing Chapter | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Common | Setsuna | Koharu | Chiaki | Mari | ||||||
2001 | 2011 | 2020 | 2027 | 2301 | 2309 | 2316 | 2401 | 2408 | 2501 | 2510 |
2002 | 2012 | 2021 | 2028 | 2302 | 2310 | 2317 | 2402 | 2409 | 2502 | 2511 |
2003 | 2013 | 2022 | 2029 | 2303 | 2311 | 2318 | 2403 | 2410 | 2503 | 2512 |
2004 | 2014 | 2023 | 2030 | 2304 | 2312 | 2319 | 2404 | 2411 | 2504 | 2513 |
2005 | 2015 | 2024 | 2031 | 2305 | 2313 | 2320 | 2405 | 2412 | 2505 | 2514 |
2006 | 2016 | 2025 | 2032 | 2306 | 2314 | 2321 | 2406 | 2413 | 2506 | 2515 |
2007 | 2017 | 2026 | 2033 | 2307 | 2315 | 2322 | 2407 | 2507 | 2516 | |
2008 | 2018 | 2308 | 2508 | 2517 | ||||||
2009 | 2019 | 2509 | ||||||||
2010 | ||||||||||
Setsuna | Koharu | Chiaki | Mari | |||||||
2031_2 | 2312_2 | 2401_2 | 2504_2 | 2511_2 | ||||||
2031_3 | 2313_2 | 2402_2 | 2507_2 | 2513_2 | ||||||
2031_4 | 2313_3 | 2402_3 |
Coda | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Common | Kazusa (True) | Setsuna (True) | Kazusa (Normal) | ||||||
3001 | 3008 | 3014_2 | 3020 | 3101 | 3107 | 3201 | 3207 | 3901 | 3907 |
3002 | 3009 | 3014_3 | 3021 | 3102 | 3108 | 3202 | 3208 | 3902 | 3908 |
3003 | 3010 | 3015 | 3022 | 3103 | 3109 | 3203 | 3209 | 3903 | 3909 |
3004 | 3011 | 3016 | 3023 | 3104 | 3110 | 3204 | 3210 | 3904 | |
3005 | 3012 | 3017 | 3024 | 3105 | 3111 | 3205 | 3211 | 3905 | |
3006 | 3013 | 3018 | 3106 | 3206 | 3906 | ||||
3007 | 3014 | 3019 | |||||||
Common | Setsuna (True) | Kazusa (Normal) | |||||||
3001_2 | 3210_2 | 3901_2 | 3906_2 | ||||||
3015_2 | 3902_2 | 3907_2 | |||||||
3902_3 | 3907_3 | ||||||||
3904_2 |
Mini After Story and Extra Episode | |||
---|---|---|---|
The Path Back to Happiness | The Path Forward to Happiness | Dear Mortal Enemy | |
6001 | 6101 | 4000 | 4005 |
6002 | 6102 | 4001 | 4006 |
6003 | 6103 | 4002 | 4007 |
6004 | 6104 | 4003 | 4008 |
6005 | 4004 | 4009 |
Novels | |||||
---|---|---|---|---|---|
The Snow Melts, And Until The Snow Falls | The Idol Who Forgot How to Sing | Twinkle Snow ~Reverie~ | After the Festival ~Setsuna's Thirty Minutes~ | His God, Her Savior | |
5000 | 5100 | 5200 | 5205 | 5300 | 5400 |
5001 | 5101 | 5201 | 5206 | 5301 | 5401 |
5002 | 5102 | 5202 | 5207 | 5302 | |
5003 | 5103 | 5203 | 5208 | 5303 | |
5004 | 5104 | 5204 | 5209 |
Short Stories | |||
---|---|---|---|
Princess Setsuna's Distress and Her Minister's Sinister Plan | Koharu Climate After the Passing of the Typhoon | This isn't the Season for White Album | Todokanai Koi, Todoita |
7000 | 7100 | 7200 | 7300 |