User talk:Sylthfarn

From Baka-Tsuki
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let me know if you have problems with the wiki. if possible, translate in order, which means the next free chapter would be V2 C2. but it's really up to your preference. (^_^) --larethian 15:44, 24 May 2011 (UCT)

Itsuten[edit]

I can send you the raws for volumes 1 to 3. I have a few questions though.

1. Have you read the stories before? It'll be a little hard to translate otherwise. I can proof-read for you to a certain degree (10-15%) and fix the terms, but it's advisable to read at least up till the point where you start. Most importantly, you must have interest in the story or you'll lose steam

2. You say that you have problems with kanji. Does that mean you are confident with your vocab and grammar? I'm actually more concerned with grammar; too many people underestimate it. I can proof-read for you to a certain degree, though if your grammar is too weak, it will be pointless, since I'd have to re-translate a lot of stuff. With regards to kanji recognition, you can ask around the forums, since I can't advise you on that as I already have a Chinese background, so I don't have too many issues with that. If you're already competent in vocab, then this is not too big an issue, since there's lots of furigana

3. I'll suggest you translate a few pages of stuff you can get access to get a feel of the effort, too many people underestimate the effort and burn out. I'm actually far from mastery myself but still shamelessly translate with my quarter-baked Japanese, though Itsuten's language should be relatively easy to comprehend.

The following is 5 pages worth of text in V2 C2 (I've actually fixed the OCR errors and repasted the original furigana in parentheses. Can you try it, post your translations below, and see how you feel about it, with regards to the effort). I don't care too much about speed; like I said before, about 85-90% accuracy is good enough for me.

一方、場所は少し移って。

宮阪高校(みやさかこうこう)、西校舎四階。

階段から廊下(ろうか)に出て、五組、六組、七組を通りこし、突(つ)きあたりにある八組の教室。

その教室の扉(とびら)を、

「............」

紅月光(くれないげっこう)は、ゆっくり開いた。

漆黒(しっこく)の髪(かみ)に、やはり漆黒の、宮阪高校の詰(つ)め襟(えり)の学生服を規律正しく首までしめている。

冷たい理知的な瞳(ひとみ)に、整った顔だち。

左の腰(こし)にはやはり漆黒の鞘(さや)に収められた、フェンシソグの刺突剣(エベ ラピエル)のような剣(けん)が吊(つ)り下げ

られ、そして左手には、ケータイが開かれ、耳に当てられている。

そしてそのケータイに向けて、冷たい声音(こわね)で月光は言った。

「......で、生徒の避難(ひなん)は完了(かんりょう)したか2校長。ああ。校内放送は聞いた。だがあまりぐず

ぐずするな。今回の手際(てぎわ)が悪ければ、おまえを退任させることも……そうだ。ああ。わか

っているのならいい。今回の通り魔(ま)については、いつものように我々生徒会で排除(はいじよ)する。

警察へ連絡(れんらく)する必要はない。ああ。ああ。そういうことだ。じゃあ、なにかあれぽまた追

って連絡する」

そう言ってから、彼はケータイをパタンと閉じる。ポケットへと戻(もど)す。それから目を、

八組の教室の中へと、向ける。

教室は暗かった。

昼休みだというのに、カーテンが閉められている。スライドと映写機も設置されている

ところを見ると、昼休み前の授業で使ったのだろう。だからまだカーテソが閉められてい

て、暗い。

月光は入口の蛍光灯(けいこうとう)のスイッチを入れてみるが、点(つ)かない。天井(てんじょう)を見上げてみると蛍光

灯は破壊(はかい)され、机や椅子(いす)も、散乱している。

教室の中に生徒はいない。というよりも、この四階に下りてきて、五組、六組、七組と

通りすぎて歩いてきたが、そのすべての教室から生徒が消えていた。

そしてこの八組の生徒も、全員、消えてしまっている。

「四階は全滅(ぜんめつ)、か」

そう、月光は小さく眩(つぶや)いてから、教室の黒板のほうへと目を向ける。

暗い教室の中では真っ黒に見える、黒板。

その黒板の中央に、より黒い、蛇(へび)のような形をした影(かげ)がぐるぐるととぐろを巻いている

のを、見つける。

教室の中に、奇妙(きみょう)な化け物の影が轟(うごめ)いているのを見つける。

その化け物の影を見て、月光は笑(え)みを浮(う)かべ、

「……さてと。俺(おれ)の学校でずいぶんと派手にランチを楽しんでくれたようだが、そろそろ

終わりだ。昼休みももうじき終わるしな」

そう言って、一歩、教室の中へと足を踏(ふ)みいれる。

刹那。(せつな)

ひゅおっという音がして、黒板から影が一本、飛びだしてくる。蛇の頭のようなものが

月光に喰(く)らいつこうとしてくる。

それを。

「ん」

まるで予期していたかのように、月光は身を反(そ)らしてあっさりよける。するとそのすぐ

後ろの、壁(かぺ)に貼(は)られていたアイドルのポスターに蛇の顎門(あぎと)がぶつかる。あっさりポスター

は破かれ、さらに壁にも穴が開いて隣(となり)の教室に繋(つな)がってしまう。

月光はそれをちらりと振(ふ)り返り、

「ちいっ。きちんと俺を狙(ねら)えよ、素人(しろうと)が。教室を壊(こわ)されたらあとで修復が面倒(めんどう)だろうが」

軽く、舌打ちする。

するとそれに、蛇の頭が再びこちらを向く。さらに攻撃(こうげき)してこようとする。

その動きに月光は、

「............」

腰の剣を引き抜(ぬ)く。鞘から抜きだされたのは細く、鋭(するど)く、長い剣だった。

(は)のない、突くためだけに鍛(さた)えあげられた漆黒の刀身。月の形(イメージ)が装飾(そうしょく)された、シンプル

な形状の柄守(カップガード)。

それはいわゆる、フェンシソグで使われる刺突剣(エペ ラビエル)のような武器だった。

だがエペとは違(ちが)う。.

細剣(レイピア)とも違う。

いや、そもそもその剣は、人間を相手にするために造られたものですらない。

「............」

その剣を、月光は放った。

刃のない、突くためだけに鍛えられた剣を、月光は放った。

すると刃がないはずなのに、その漆黒の剣は蛇の首を切り裂(さ)く。蛇の首はあっさり千切

れて宙空に舞(ま)う。千切れ飛んだ蛇の首が、悲鳴を上げる。

《ギギギギギギギッガガガガガガガクがアガガガガガガガ》

耳をつんざくような、不快な悲鳴を上げる。この世のものとは思えない、不気味な絶叫(ぜっきょう)

を上げる。

それは聞いた者を、壊してしまいそうな声だった。

聞いた者を恐怖(きょうふ)に陥(おとしい)れ、発狂させて、壊してしまいそうな声だった。

「............」

いや実際に、その声にはそういう呪い(のろ)がかかっていた。

それを聞いて。

その呪いがかけられた咆哮(ほうこう)を聞いて、月光は、言った。

「やかましい」


btw, you can sign your posts using --~~~~. --larethian 17:40, 29 May 2011 (UCT)


I'm almost done with volume 2 chapter 1, are you working on chapter 2? If you are, I'll skip the chapter. --larethian 06:18, 27 June 2011 (UCT)

due to the lack of activity and response, I've decided to take over chapter 2 >_< --larethian 08:01, 1 July 2011 (UCT)