Difference between revisions of "Tomoyo After:SEEN0628"

From Baka-Tsuki
Jump to navigation Jump to search
(Retranslation begun; Reverted page to "RAW")
Line 1: Line 1:
== Translation ==
 
*[[User:Nightjumper|Nightjumper]]
 
**Please check all lines marked with an *, and remove it after you're done with that line. Thank you.
 
 
 
== Text ==
 
== Text ==
 
<div class="clannadbox">
 
<div class="clannadbox">
Line 24: Line 20:
 
<0000> June 28th (Mon)
 
<0000> June 28th (Mon)
   
//I think he's refering to a vacuum cleaner that is later talked about.
 
 
// <0001> \{朋也}「やっと、ひとりで回らせてもらえるようになったよ」
 
// <0001> \{朋也}「やっと、ひとりで回らせてもらえるようになったよ」
  +
<0001> \{Tomoya}「やっと、ひとりで回らせてもらえるようになったよ」
<0001> \{Tomoya}"I was finally able to make something work again, all by myself."*
 
   
 
// <0002> \{朋也}「ある意味、ひとり立ちかな」
 
// <0002> \{朋也}「ある意味、ひとり立ちかな」
<0002> \{Tomoya}"I guess this means I'm independent."
+
<0002> \{Tomoya}「ある意味、ひとり立ちかな」
   
 
// <0003> 俺は子供のように、自慢してしまっていた。
 
// <0003> 俺は子供のように、自慢してしまっていた。
  +
<0003> 俺は子供のように、自慢してしまっていた。
<0003> I was proud, in a childish way.
 
   
 
// <0004> \{智代}「じゃあ、今日はひとり立ち祝いか」
 
// <0004> \{智代}「じゃあ、今日はひとり立ち祝いか」
<0004> \{Tomoyo}"Then, want to celebrate that you're independent today?"
+
<0004> \{Tomoyo}「じゃあ、今日はひとり立ち祝いか」
   
 
// <0005> \{朋也}「そんな大げさなものじゃないよ」
 
// <0005> \{朋也}「そんな大げさなものじゃないよ」
<0005> \{Tomoya}"It's not a big deal."
+
<0005> \{Tomoya}「そんな大げさなものじゃないよ」
   
//記念となる日 = banner day? The next line doesn't fit with that.
 
 
// <0006> \{智代}「いいじゃないか。記念となる日を増やしていこう」
 
// <0006> \{智代}「いいじゃないか。記念となる日を増やしていこう」
  +
<0006> \{Tomoyo}「いいじゃないか。記念となる日を増やしていこう」
<0006> \{Tomoyo}"Doesn't really matter. Let's just increase the number of memorable days."
 
   
 
// <0007> \{智代}「それはぜんぶ私たちがふたりで過ごしてきた記念だ」
 
// <0007> \{智代}「それはぜんぶ私たちがふたりで過ごしてきた記念だ」
  +
<0007> \{Tomoyo}「それはぜんぶ私たちがふたりで過ごしてきた記念だ」
<0007> \{Tomoyo}"Memories that we've both spent as a couple."
 
   
 
// <0008> \{智代}「後でカレンダーのところに、朋也がひとり立ちした日と書いておこう」
 
// <0008> \{智代}「後でカレンダーのところに、朋也がひとり立ちした日と書いておこう」
  +
<0008> \{Tomoyo}「後でカレンダーのところに、朋也がひとり立ちした日と書いておこう」
<0008> \{Tomoyo}"I'll write on the calender the day Tomoya became independent later."
 
   
 
// <0009> 俺の意見はお構いなしに話を進めて、そしてひとりで笑っている。
 
// <0009> 俺の意見はお構いなしに話を進めて、そしてひとりで笑っている。
  +
<0009> 俺の意見はお構いなしに話を進めて、そしてひとりで笑っている。
<0009> Not caring about my opinion, she continues the conversation, smiling by herself.
 
   
 
// <0010> それは実に女の子らしい姿だった。
 
// <0010> それは実に女の子らしい姿だった。
  +
<0010> それは実に女の子らしい姿だった。
<0010> That was truly just like a woman.
 
   
 
// <0011> \{朋也}「でも祝うにも、何もない」
 
// <0011> \{朋也}「でも祝うにも、何もない」
<0011> \{Tomoya}"But there's nothing to celebrate with."
+
<0011> \{Tomoya}「でも祝うにも、何もない」
   
 
// <0012> \{智代}「私の手料理があるじゃないか」
 
// <0012> \{智代}「私の手料理があるじゃないか」
<0012> \{Tomoyo}"You have my cooking, don't you?"
+
<0012> \{Tomoyo}「私の手料理があるじゃないか」
   
 
// <0013> テーブルに並べられた皿を手でなぞる。
 
// <0013> テーブルに並べられた皿を手でなぞる。
  +
<0013> テーブルに並べられた皿を手でなぞる。
<0013> She traces a plate set on the table with her hand.
 
   
 
// <0014> \{朋也}「いつもある」
 
// <0014> \{朋也}「いつもある」
<0014> \{Tomoya}"I always do."
+
<0014> \{Tomoya}「いつもある」
   
 
// <0015> \{智代}「うん、いつもあるな」
 
// <0015> \{智代}「うん、いつもあるな」
<0015> \{Tomoyo}"Yeah, you always do, don't you?"
+
<0015> \{Tomoyo}「うん、いつもあるな」
   
//I believe she's refering to evening dinner/supper here.
 
 
// <0016> \{智代}「でも、夕飯は週末だけだ」
 
// <0016> \{智代}「でも、夕飯は週末だけだ」
<0016> \{Tomoyo}"But, dinner on weekends only."
+
<0016> \{Tomoyo}「でも、夕飯は週末だけだ」
   
 
// <0017> 日曜から木曜の平日は、智代は実家で家族と食べている。こうして食卓を挟めるのは週末だけだった。
 
// <0017> 日曜から木曜の平日は、智代は実家で家族と食べている。こうして食卓を挟めるのは週末だけだった。
  +
<0017> 日曜から木曜の平日は、智代は実家で家族と食べている。こうして食卓を挟めるのは週末だけだった。
<0017> From Sunday to Thursday, Tomoyo eats with her family at her house. Thus, my dining table was only used on weekends.
 
   
 
// <0018> \{智代}「それでは不満か?」
 
// <0018> \{智代}「それでは不満か?」
<0018> \{Tomoyo}"Are you unhappy with that?"
+
<0018> \{Tomoyo}「それでは不満か?」
   
 
// <0019> \{朋也}「いや…」
 
// <0019> \{朋也}「いや…」
<0019> \{Tomoya}"No..."
+
<0019> \{Tomoya}「いや…」
   
 
// <0020> \{朋也}「贅沢すぎるよ」
 
// <0020> \{朋也}「贅沢すぎるよ」
<0020> \{Tomoya}"It would be too luxurious."
+
<0020> \{Tomoya}「贅沢すぎるよ」
   
 
// <0021> 朝には、お弁当も渡してくれる。
 
// <0021> 朝には、お弁当も渡してくれる。
  +
<0021> 朝には、お弁当も渡してくれる。
<0021> She gives me a lunch box in the morning.
 
   
 
// <0022> \{智代}「だろう。ここまで尽くす彼女はそうそういないぞ。誇りに思え」
 
// <0022> \{智代}「だろう。ここまで尽くす彼女はそうそういないぞ。誇りに思え」
  +
<0022> \{Tomoyo}「だろう。ここまで尽くす彼女はそうそういないぞ。誇りに思え」
<0022> \{Tomoyo}"Probably. There aren't many girlfriends that are as devoted me. Be proud"*
 
   
 
// <0023> \{智代}「しかもまだ学生だ。学業と平行させてだ」
 
// <0023> \{智代}「しかもまだ学生だ。学業と平行させてだ」
  +
<0023> \{Tomoyo}「しかもまだ学生だ。学業と平行させてだ」
<0023> \{Tomoyo}"Not to mention that I'm still a student. I have studies at the same time."*
 
   
 
// <0024> \{智代}「それでも成績は落とさない。これはなかなかできることじゃないぞ」
 
// <0024> \{智代}「それでも成績は落とさない。これはなかなかできることじゃないぞ」
  +
<0024> \{Tomoyo}「それでも成績は落とさない。これはなかなかできることじゃないぞ」
<0024> \{Tomoyo}"And yet, my grades don't fall. That's not something that's easily done."*
 
   
 
// <0025> \{智代}「自分で言っておいてなんだがな」
 
// <0025> \{智代}「自分で言っておいてなんだがな」
<0025> \{Tomoyo}"You said that yourself, you know."
+
<0025> \{Tomoyo}「自分で言っておいてなんだがな」
   
 
// <0026> それは俺もすごいと思っていた。
 
// <0026> それは俺もすごいと思っていた。
  +
<0026> それは俺もすごいと思っていた。
<0026> I was thinking it was amazing, too.
 
   
 
// <0027> そしてそれは智代の意地だと思った。
 
// <0027> そしてそれは智代の意地だと思った。
  +
<0027> そしてそれは智代の意地だと思った。
<0027> And I thought that's what keeps Tomoyo going.*
 
   
//Unsure of who he's refering to in this line and next line
 
 
// <0028> もう二度と過ちを繰り返さない。
 
// <0028> もう二度と過ちを繰り返さない。
  +
<0028> もう二度と過ちを繰り返さない。
<0028> To never repeat a mistake.
 
   
 
// <0029> 自制心を持って。
 
// <0029> 自制心を持って。
  +
<0029> 自制心を持って。
<0029> Have a sense of discipline.*
 
   
 
// <0030> \{智代}「では、冷めないうちに頂こう」
 
// <0030> \{智代}「では、冷めないうちに頂こう」
<0030> \{Tomoyo}"Well then, let's eat while before it gets cold."
+
<0030> \{Tomoyo}「では、冷めないうちに頂こう」
   
 
// <0031> \{智代}「おめでとう、というのもヘンだからな」
 
// <0031> \{智代}「おめでとう、というのもヘンだからな」
  +
<0031> \{Tomoyo}「おめでとう、というのもヘンだからな」
<0031> \{Tomoyo}"Congratulations, but it feels a bit strange for me to say that."*
 
   
 
// <0032> \{智代}「これからも頑張ってくれ。きついだろうけどな」
 
// <0032> \{智代}「これからも頑張ってくれ。きついだろうけどな」
  +
<0032> \{Tomoyo}「これからも頑張ってくれ。きついだろうけどな」
<0032> \{Tomoyo}"Try your best after this too. Though, it'll probably be tough, won't it?"
 
   
 
// <0033> \{朋也}「そうでもない。おまえがいてくれたら」
 
// <0033> \{朋也}「そうでもない。おまえがいてくれたら」
<0033> \{Tomoya}"Not really. As long as you're with me."
+
<0033> \{Tomoya}「そうでもない。おまえがいてくれたら」
   
 
// <0034> \{智代}「そうか。うん、そう言ってもらえるとうれしい」
 
// <0034> \{智代}「そうか。うん、そう言ってもらえるとうれしい」
  +
<0034> \{Tomoyo}「そうか。うん、そう言ってもらえるとうれしい」
<0034> \{Tomoyo}"I see. Yeah, then, if you say so, I'm happy."
 
   
 
// <0035> \{智代}「私も朋也がいてくれたらなんだって平気だ」
 
// <0035> \{智代}「私も朋也がいてくれたらなんだって平気だ」
<0035> \{Tomoyo}"As long as Tomoya is with me, then I'll also be okay."
+
<0035> \{Tomoyo}「私も朋也がいてくれたらなんだって平気だ」
   
 
// <0036> そんなふうにお互いの思いを口にして確かめる。いつもならそのまま、その口でお互いの口を塞ぎ合うのだが…
 
// <0036> そんなふうにお互いの思いを口にして確かめる。いつもならそのまま、その口でお互いの口を塞ぎ合うのだが…
  +
<0036> そんなふうにお互いの思いを口にして確かめる。いつもならそのまま、その口でお互いの口を塞ぎ合うのだが…
<0036> Like that, she makes sure that our thoughts are the same. Usually, when it's like this, our lips would meet, however...
 
   
 
// <0037> 智代もそれがもどかしいのか、目を伏せて、ふたりの間に立ちふさがるテーブルを見ていた。
 
// <0037> 智代もそれがもどかしいのか、目を伏せて、ふたりの間に立ちふさがるテーブルを見ていた。
  +
<0037> 智代もそれがもどかしいのか、目を伏せて、ふたりの間に立ちふさがるテーブルを見ていた。
<0037> Is Tomoyo impatient about that too? Glancing down, I saw the table standing between the two of us.*
 
   
 
// <0038> 代わりに俺はお茶の入ったグラスを持ち上げる。
 
// <0038> 代わりに俺はお茶の入ったグラスを持ち上げる。
  +
<0038> 代わりに俺はお茶の入ったグラスを持ち上げる。
<0038> Instead, I raise my glass of tea.
 
   
 
// <0039> \{朋也}「乾杯しよう」
 
// <0039> \{朋也}「乾杯しよう」
<0039> \{Tomoya}"Let's have a toast."
+
<0039> \{Tomoya}「乾杯しよう」
   
 
// <0040> \{智代}「うん…」
 
// <0040> \{智代}「うん…」
<0040> \{Tomoyo}"Yeah..."
+
<0040> \{Tomoyo}「うん…」
   
 
// <0041> \{朋也}「乾杯」
 
// <0041> \{朋也}「乾杯」
<0041> \{Tomoya}"Cheers."
+
<0041> \{Tomoya}「乾杯」
   
 
// <0042> 言って、ふたつのグラスを合わせた。
 
// <0042> 言って、ふたつのグラスを合わせた。
  +
<0042> 言って、ふたつのグラスを合わせた。
<0042> Saying that, the two glasses met.
 
   
 
// <0043> そして、日々うまくなっていく、智代の手料理を食べた。
 
// <0043> そして、日々うまくなっていく、智代の手料理を食べた。
  +
<0043> そして、日々うまくなっていく、智代の手料理を食べた。
<0043> And, as if getting better every day, I ate Tomoyo's home cooking.*
 
   
 
// <0044> ふたりで洗い物をして、ふたりでテレビを見る。
 
// <0044> ふたりで洗い物をして、ふたりでテレビを見る。
  +
<0044> ふたりで洗い物をして、ふたりでテレビを見る。
<0044> The two of us wash up, and watch TV together.
 
   
 
// <0045> ブラウン管には、野球中継が映し出されていた。
 
// <0045> ブラウン管には、野球中継が映し出されていた。
  +
<0045> ブラウン管には、野球中継が映し出されていた。
<0045> A baseball relay was projected onto cathode-ray tube.
 
   
 
// <0046> \{智代}「朋也は野球が好きなんだな」
 
// <0046> \{智代}「朋也は野球が好きなんだな」
<0046> \{Tomoyo}"You like baseball, don't you, Tomoya?"
+
<0046> \{Tomoyo}「朋也は野球が好きなんだな」
   
 
// <0047> \{朋也}「スポーツなら大体は好きだよ」
 
// <0047> \{朋也}「スポーツなら大体は好きだよ」
<0047> \{Tomoya}"I like sports in general."
+
<0047> \{Tomoya}「スポーツなら大体は好きだよ」
   
 
// <0048> \{智代}「そうか…朋也はスポーツ少年だったんだな」
 
// <0048> \{智代}「そうか…朋也はスポーツ少年だったんだな」
<0048> \{Tomoyo}"I see... so Tomoya was a youngster of sports, huh."
+
<0048> \{Tomoyo}「そうか…朋也はスポーツ少年だったんだな」
   
 
// <0049> \{朋也}「それ以外取り柄なんてなかったからな」
 
// <0049> \{朋也}「それ以外取り柄なんてなかったからな」
<0049> \{Tomoya}"That's because there was nothing else worthwhile back then."*
+
<0049> \{Tomoya}「それ以外取り柄なんてなかったからな」
   
 
// <0050> \{智代}「………」
 
// <0050> \{智代}「………」
<0050> \{Tomoyo}"........."
+
<0050> \{Tomoyo}「………」
   
 
// <0051> \{朋也}「今じゃ、それもしてなくて、取り柄もないけどさ」
 
// <0051> \{朋也}「今じゃ、それもしてなくて、取り柄もないけどさ」
  +
<0051> \{Tomoya}「今じゃ、それもしてなくて、取り柄もないけどさ」
<0051> \{Tomoya}"But I don't play anymore, so it wasn't really worth much."*
 
   
 
// <0052> \{智代}「そんなこと言うな」
 
// <0052> \{智代}「そんなこと言うな」
<0052> \{Tomoyo}"Don't say that."
+
<0052> \{Tomoyo}「そんなこと言うな」
   
 
// <0053> \{智代}「取り柄がないことなんてない」
 
// <0053> \{智代}「取り柄がないことなんてない」
<0053> \{Tomoyo}"It's not like it wasn't worth anything."
+
<0053> \{Tomoyo}「取り柄がないことなんてない」
   
 
// <0054> \{智代}「おまえは私を幸せにできる」
 
// <0054> \{智代}「おまえは私を幸せにできる」
<0054> \{Tomoyo}"You're able to make me happy."*
+
<0054> \{Tomoyo}「おまえは私を幸せにできる」
   
 
// <0055> \{智代}「それが取り柄だ」
 
// <0055> \{智代}「それが取り柄だ」
<0055> \{Tomoyo}"That's worth it."
+
<0055> \{Tomoyo}「それが取り柄だ」
   
 
// <0056> ふたりを隔てるものは今はもう何もない。
 
// <0056> ふたりを隔てるものは今はもう何もない。
  +
<0056> ふたりを隔てるものは今はもう何もない。
<0056> There is nothing seperating the two of us right now.
 
   
 
// <0057> 体を傾けて、キスをした。
 
// <0057> 体を傾けて、キスをした。
  +
<0057> 体を傾けて、キスをした。
<0057> I leaned over and kissed her.
 
   
 
// <0058> しばらくしてから離して、顎を引いて口を開けさせる。
 
// <0058> しばらくしてから離して、顎を引いて口を開けさせる。
  +
<0058> しばらくしてから離して、顎を引いて口を開けさせる。
<0058> After a few moments, we seperate. I pull her chin down, making her mouth open.
 
   
 
// <0059> \{智代}「ちょっと待て…」
 
// <0059> \{智代}「ちょっと待て…」
<0059> \{Tomoyo}"Hold on for a sec..."
+
<0059> \{Tomoyo}「ちょっと待て…」
   
 
// <0060> 智代は身を引いて、そして両手で自分の口を覆った。
 
// <0060> 智代は身を引いて、そして両手で自分の口を覆った。
  +
<0060> 智代は身を引いて、そして両手で自分の口を覆った。
<0060> She backed off and covered her own mouth with both of her hands.
 
   
 
// <0061> また息の匂いを確かめているようだ。
 
// <0061> また息の匂いを確かめているようだ。
  +
<0061> また息の匂いを確かめているようだ。
<0061> Seems like she's still making sure of how her breath smells.。
 
   
 
// <0062> \{朋也}「おまえは気にしすぎだ」
 
// <0062> \{朋也}「おまえは気にしすぎだ」
<0062> \{Tomoya}"You worry too much."
+
<0062> \{Tomoya}「おまえは気にしすぎだ」
   
 
// <0063> 俺はそのまま智代の体に覆い被さり、押し倒す。
 
// <0063> 俺はそのまま智代の体に覆い被さり、押し倒す。
  +
<0063> 俺はそのまま智代の体に覆い被さり、押し倒す。
<0063> I hang over Tomoyo's body, while she's like that, pushing her down.*
 
   
//Instead of gross, it could also be hateable or ugly.
 
 
// <0064> \{智代}「デリカシーがない女は嫌なんだ」
 
// <0064> \{智代}「デリカシーがない女は嫌なんだ」
<0064> \{Tomoyo}"An indelicate woman is gross."
+
<0064> \{Tomoyo}「デリカシーがない女は嫌なんだ」
   
 
// <0065> 仰向けのまま俺を睨む。
 
// <0065> 仰向けのまま俺を睨む。
  +
<0065> 仰向けのまま俺を睨む。
<0065> Facing up, she stares at me.*
 
   
//口臭剤 = lit. bad breath medicine.
 
 
// <0066> \{智代}「それにおまえは…リップクリームとか…口臭剤のたぐいを使うのを嫌うからな…」
 
// <0066> \{智代}「それにおまえは…リップクリームとか…口臭剤のたぐいを使うのを嫌うからな…」
  +
<0066> \{Tomoyo}「それにおまえは…リップクリームとか…口臭剤のたぐいを使うのを嫌うからな…」
<0066> \{Tomoyo}"Also, because you... hate it when I use lip cream... or any kind of breath spray... "
 
   
 
// <0067> \{朋也}「無理にとは言わない。でも俺は、そのままのおまえがいいんだ」
 
// <0067> \{朋也}「無理にとは言わない。でも俺は、そのままのおまえがいいんだ」
  +
<0067> \{Tomoya}「無理にとは言わない。でも俺は、そのままのおまえがいいんだ」
<0067> \{Tomoya}"That's not beyond reason. But I think you're just fine like this."*
 
   
 
// <0068> 智代の腕をつかむ。そして口を寄せていく。
 
// <0068> 智代の腕をつかむ。そして口を寄せていく。
  +
<0068> 智代の腕をつかむ。そして口を寄せていく。
<0068> I seize Tomoyo's arm(s), and approach her mouth.
 
   
 
// <0069> \{智代}「ああ…わかってる…だから使わない…」
 
// <0069> \{智代}「ああ…わかってる…だから使わない…」
<0069> \{Tomoyo}"Oh... Fine... I won't use any then..."
+
<0069> \{Tomoyo}「ああ…わかってる…だから使わない…」
   
 
// <0070> 距離を縮めていく。智代が喋るたび、息がかかる。それさえ愛おしい。
 
// <0070> 距離を縮めていく。智代が喋るたび、息がかかる。それさえ愛おしい。
  +
<0070> 距離を縮めていく。智代が喋るたび、息がかかる。それさえ愛おしい。
<0070> The distance shrinks. Whenever Tomoyo talks, I'm hit by her breath. Even that's lovely.*
 
   
//The corresponding voice line indicates that she was cut off.
 
 
// <0071> \{智代}「けど、私も女の子なんだ。気は遣わせてく…」
 
// <0071> \{智代}「けど、私も女の子なんだ。気は遣わせてく…」
  +
<0071> \{Tomoyo}「けど、私も女の子なんだ。気は遣わせてく…」
<0071> \{Tomoyo}"However, I'm a girl. So take my feelings int..."
 
   
 
// <0072> その口を閉ざす。
 
// <0072> その口を閉ざす。
<0072> I shut her up.
+
<0072> その口を閉ざす。
   
 
// <0073> 舌を差し出す。歯に触れたところで、智代はそれを開いて中に通してくれる。
 
// <0073> 舌を差し出す。歯に触れたところで、智代はそれを開いて中に通してくれる。
  +
<0073> 舌を差し出す。歯に触れたところで、智代はそれを開いて中に通してくれる。
<0073> I stretch my tongue out. Just after having met her teeth, Tomoyo opens them and allows me entry.
 
   
 
// <0074> その先で熱く濡れた舌が待っていてくれた。
 
// <0074> その先で熱く濡れた舌が待っていてくれた。
  +
<0074> その先で熱く濡れた舌が待っていてくれた。
<0074> A wet, hot tongue waited ahead.*
 
   
 
// <0075> その舌の腹のあたりに自分の舌を擦りつける。執拗にその部分を味わう。
 
// <0075> その舌の腹のあたりに自分の舌を擦りつける。執拗にその部分を味わう。
  +
<0075> その舌の腹のあたりに自分の舌を擦りつける。執拗にその部分を味わう。
<0075> I rub my own tongue against that tongue. I relentlessly taste it.*
 
   
 
// <0076> 智代の唾液に濡れた粘膜を。
 
// <0076> 智代の唾液に濡れた粘膜を。
  +
<0076> 智代の唾液に濡れた粘膜を。
<0076> And the mucous membrane, wet with Tomoyo's saliva.*
 
   
 
// <0077> 智代の唇が、俺の舌を挟む。
 
// <0077> 智代の唇が、俺の舌を挟む。
  +
<0077> 智代の唇が、俺の舌を挟む。
<0077> Tomoyo holds my tongue between her lips.
 
   
 
// <0078> そして、智代はそれを吸い出した。
 
// <0078> そして、智代はそれを吸い出した。
  +
<0078> そして、智代はそれを吸い出した。
<0078> And then, Tomoyo sucked at it.
 
   
 
// <0079> 俺の舌を味わうようにちゅうちゅうと何度も吸う。
 
// <0079> 俺の舌を味わうようにちゅうちゅうと何度も吸う。
  +
<0079> 俺の舌を味わうようにちゅうちゅうと何度も吸う。
<0079> She sucks on my tongue continuously in order to taste it.*
 
   
 
// <0080> 時に飲み込もうとするように強く吸う。
 
// <0080> 時に飲み込もうとするように強く吸う。
  +
<0080> 時に飲み込もうとするように強く吸う。
<0080>She sometimes sucks strongly, so that she can try to swallow.
 
   
 
// <0081> 舌の付け根が引っ張られて、痛いぐらいに。
 
// <0081> 舌の付け根が引っ張られて、痛いぐらいに。
  +
<0081> 舌の付け根が引っ張られて、痛いぐらいに。
<0081> The root of my tongue is stretched so much, that it's almost painful.
 
   
 
// <0082> \{智代}「んっ」
 
// <0082> \{智代}「んっ」
<0082> \{Tomoyo}"Nh."
+
<0082> \{Tomoyo}「んっ」
   
//Unsure about じゅぱっ
 
 
// <0083> 最後に大きく吸う。じゅぱっと大きな音がして、俺の舌が解放される。
 
// <0083> 最後に大きく吸う。じゅぱっと大きな音がして、俺の舌が解放される。
  +
<0083> 最後に大きく吸う。じゅぱっと大きな音がして、俺の舌が解放される。
<0083> She sucks one last time in a big way. Making a big smooch sound, she lets go off my tongue.*
 
   
 
// <0084> \{智代}「はぁ…」
 
// <0084> \{智代}「はぁ…」
<0084> \{Tomoyo}"(Sigh)..."
+
<0084> \{Tomoyo}「はぁ…」
   
 
// <0085> ため息ひとつ。
 
// <0085> ため息ひとつ。
<0085> She lets out a sigh.
+
<0085> ため息ひとつ。
   
 
// <0086> けど休憩は一瞬。すぐまた、くわえられて、吸われていた。
 
// <0086> けど休憩は一瞬。すぐまた、くわえられて、吸われていた。
  +
<0086> けど休憩は一瞬。すぐまた、くわえられて、吸われていた。
<0086> We rest for only a moment. Then she immediately was holding it in her mouth and was sucking on it again.
 
   
 
// <0087> ちゅぅ…ちゅくっ…ちゅっく…
 
// <0087> ちゅぅ…ちゅくっ…ちゅっく…
  +
<0087> ちゅぅ…ちゅくっ…ちゅっく…
<0087> (Kiss... kiss... kiss...)
 
   
 
// <0088> 智代は夢中で俺の舌を吸う。
 
// <0088> 智代は夢中で俺の舌を吸う。
  +
<0088> 智代は夢中で俺の舌を吸う。
<0088> Tomoyo dazedly sucks on my tongue.
 
   
 
// <0089> そうされていると、智代が俺のことを欲していることが感じられて、すごく興奮する。
 
// <0089> そうされていると、智代が俺のことを欲していることが感じられて、すごく興奮する。
  +
<0089> そうされていると、智代が俺のことを欲していることが感じられて、すごく興奮する。
<0089> When she does that, I can feel that Tomyo wants me, and that turns me on greatly.*
 
   
 
// <0090> そのまま下半身の興奮した部位を智代の太ももにこすりつける。
 
// <0090> そのまま下半身の興奮した部位を智代の太ももにこすりつける。
  +
<0090> そのまま下半身の興奮した部位を智代の太ももにこすりつける。
<0090> The excited part of my lower body rubs against Tomoyo's thigh.
 
   
 
// <0091> ちゅぅ…じゅぷっ…
 
// <0091> ちゅぅ…じゅぷっ…
<0091> (Kiss... slurp...)
+
<0091> ちゅぅ…じゅぷっ…
   
 
// <0092> 今、すごく強く舌を吸われた。
 
// <0092> 今、すごく強く舌を吸われた。
  +
<0092> 今、すごく強く舌を吸われた。
<0092> She very strongly sucked on my tongue, just now.
 
   
//lol dry humping.
 
 
// <0093> 一緒にあそこを擦りつけているから、それだけでいってしまいそうだ。
 
// <0093> 一緒にあそこを擦りつけているから、それだけでいってしまいそうだ。
  +
<0093> 一緒にあそこを擦りつけているから、それだけでいってしまいそうだ。
<0093> It seems like I'd come from just rubbing our places together.*
 
   
 
// <0094> ちゅぅ…じゅぷ…じゅぷ…
 
// <0094> ちゅぅ…じゅぷ…じゅぷ…
  +
<0094> ちゅぅ…じゅぷ…じゅぷ…
<0094> (Kiss... slurp... slurp...)
 
   
 
// <0095> じゅぱっ!
 
// <0095> じゅぱっ!
<0095> (Smooch!)
+
<0095> じゅぱっ!
   
 
// <0096> また解放される。今度は俺は舌を戻した。
 
// <0096> また解放される。今度は俺は舌を戻した。
  +
<0096> また解放される。今度は俺は舌を戻した。
<0096> I am released again. This time, I put my tongue back.
 
   
 
// <0097> 智代はまだ欲しそうに口を小さく開けていた。
 
// <0097> 智代はまだ欲しそうに口を小さく開けていた。
  +
<0097> 智代はまだ欲しそうに口を小さく開けていた。
<0097> Tomoyo, who seemed to still want it, had opened her mouth a little.
 
   
 
// <0098> 唇は唾液に濡れ、つややかに光っている。
 
// <0098> 唇は唾液に濡れ、つややかに光っている。
  +
<0098> 唇は唾液に濡れ、つややかに光っている。
<0098> Her lips, wet with saliva, are glossily shining.
 
   
 
// <0099> とてもいやらしい唇だ。
 
// <0099> とてもいやらしい唇だ。
  +
<0099> とてもいやらしい唇だ。
<0099> Her lips are very racy.
 
   
 
// <0100> そこに舌を差し入れれば、また吸ってくれる。
 
// <0100> そこに舌を差し入れれば、また吸ってくれる。
  +
<0100> そこに舌を差し入れれば、また吸ってくれる。
<0100> If I insert my tongue there, it'll be sucked on again.
 
   
 
// <0101> いつまでも吸い続けてくれるだろう。
 
// <0101> いつまでも吸い続けてくれるだろう。
  +
<0101> いつまでも吸い続けてくれるだろう。
<0101> She'd probably continue sucking on it as long as she'd like to.
 
   
 
// <0102> でもずっと舌を出しているのは辛い。舌の付け根も引っ張られすぎて痛いし、顎もだるい。
 
// <0102> でもずっと舌を出しているのは辛い。舌の付け根も引っ張られすぎて痛いし、顎もだるい。
  +
<0102> でもずっと舌を出しているのは辛い。舌の付け根も引っ張られすぎて痛いし、顎もだるい。
<0102> But it would be rough to put my tongue out the whole time. Also, it would be painful if the root of my tongue is stretched too much, and my chin would feel heavy too.*
 
   
 
// <0103> \{朋也}「今度は俺が吸う番」
 
// <0103> \{朋也}「今度は俺が吸う番」
<0103> \{Tomoya}"It's my turn to suck this time."
+
<0103> \{Tomoya}「今度は俺が吸う番」
   
 
// <0104> だから俺はそう言った。
 
// <0104> だから俺はそう言った。
  +
<0104> だから俺はそう言った。
<0104> So I said it like that.
 
   
 
// <0105> \{朋也}「智代のが吸いたい」
 
// <0105> \{朋也}「智代のが吸いたい」
<0105> \{Tomoya}"I want to suck on yours, Tomoyo."
+
<0105> \{Tomoya}「智代のが吸いたい」
   
 
// <0106> \{智代}「………」
 
// <0106> \{智代}「………」
<0106> \{Tomoyo}"........."
+
<0106> \{Tomoyo}「………」
   
 
// <0107> 熱っぽい顔。
 
// <0107> 熱っぽい顔。
<0107> A feverish face.
+
<0107> 熱っぽい顔。
   
 
// <0108> \{智代}「うん…」
 
// <0108> \{智代}「うん…」
<0108> \{Tomoyo}"Okay..."
+
<0108> \{Tomoyo}「うん…」
   
 
// <0109> 濡れた舌が唇の隙間から現れる。
 
// <0109> 濡れた舌が唇の隙間から現れる。
  +
<0109> 濡れた舌が唇の隙間から現れる。
<0109> A wet tongue appears from the gap of her lips.
 
   
 
// <0110> 智代の舌は可愛い。
 
// <0110> 智代の舌は可愛い。
<0110> Tomoyo's tongue is cute.
+
<0110> 智代の舌は可愛い。
   
 
// <0111> 唾液にぬめり、いやらしく光っていた。
 
// <0111> 唾液にぬめり、いやらしく光っていた。
  +
<0111> 唾液にぬめり、いやらしく光っていた。
<0111> It was racily shining, with slimy saliva.
 
   
 
// <0112> 口全部を覆うようにキスをして、その中心にある舌を吸う。
 
// <0112> 口全部を覆うようにキスをして、その中心にある舌を吸う。
  +
<0112> 口全部を覆うようにキスをして、その中心にある舌を吸う。
<0112> I kissed her, covering her whole mouth, and I sucked the tongue that was in the middle.
 
   
 
// <0113> じゅじゅっ…
 
// <0113> じゅじゅっ…
<0113> (Sucking...)
+
<0113> じゅじゅっ…
   
 
// <0114> 智代の唾を吸って、味わう。
 
// <0114> 智代の唾を吸って、味わう。
  +
<0114> 智代の唾を吸って、味わう。
<0114> I sucked in Tomoyo's saliva, savoring it.
 
   
 
// <0115> 智代の唾液は甘美な味がした。
 
// <0115> 智代の唾液は甘美な味がした。
  +
<0115> 智代の唾液は甘美な味がした。
<0115> Tomoyo's saliva tasted sweet.
 
   
 
// <0116> 本当に人より甘いのかもしれない。俺のはこんなに美味しくない。
 
// <0116> 本当に人より甘いのかもしれない。俺のはこんなに美味しくない。
  +
<0116> 本当に人より甘いのかもしれない。俺のはこんなに美味しくない。
<0116> It really might be sweeter than other people's. Mine isn't this delicious.*
 
   
 
// <0117> 智代の舌を吸い続ける。
 
// <0117> 智代の舌を吸い続ける。
  +
<0117> 智代の舌を吸い続ける。
<0117> I keep sucking on Tomoyo's tongue.
 
   
 
// <0118> 時に強く吸う。
 
// <0118> 時に強く吸う。
<0118> Sometimes strongly sucking.
+
<0118> 時に強く吸う。
   
 
// <0119> \{智代}「んっ…」
 
// <0119> \{智代}「んっ…」
<0119> \{Tomoyo}"Nh..."
+
<0119> \{Tomoyo}「んっ…」
   
 
// <0120> 鼻から熱い息が漏れて、俺の頬にかかる。
 
// <0120> 鼻から熱い息が漏れて、俺の頬にかかる。
  +
<0120> 鼻から熱い息が漏れて、俺の頬にかかる。
<0120> Her hot breathing comes from her nose, and hits my cheek.
 
   
 
// <0121> 智代も強く吸われると、すごく感じることを知っている。
 
// <0121> 智代も強く吸われると、すごく感じることを知っている。
  +
<0121> 智代も強く吸われると、すごく感じることを知っている。
<0121> When I strongly suck, Tomoyo too gets to know the amazing feeling.
 
   
 
// <0122> しばらく、強く吸い続ける。
 
// <0122> しばらく、強く吸い続ける。
  +
<0122> しばらく、強く吸い続ける。
<0122> I continue to strongly suck for a while.
 
   
 
// <0123> \{智代}「んっ…んっ…」
 
// <0123> \{智代}「んっ…んっ…」
<0123> \{Tomoyo}"Nh... nh..."
+
<0123> \{Tomoyo}「んっ…んっ…」
   
 
// <0124> 智代の興奮がやまない。
 
// <0124> 智代の興奮がやまない。
  +
<0124> 智代の興奮がやまない。
<0124> Tomoyo's stimulation doesn't stop.
 
   
 
// <0125> 智代の両太股が俺の片足を挟む。
 
// <0125> 智代の両太股が俺の片足を挟む。
  +
<0125> 智代の両太股が俺の片足を挟む。
<0125> Both of Tomoyo's thighs are holding one of my legs between themselves.
 
   
 
// <0126> その足に自分の感じる場所を物欲しげに擦りつけてくる。
 
// <0126> その足に自分の感じる場所を物欲しげに擦りつけてくる。
  +
<0126> その足に自分の感じる場所を物欲しげに擦りつけてくる。
<0126> She greedily rubs her own sensitive place against that leg.*
 
   
 
// <0127> 俺とまったく同じことをする。
 
// <0127> 俺とまったく同じことをする。
  +
<0127> 俺とまったく同じことをする。
<0127> And I'm truly doing the same.*
 
   
//More dry humping lol.
 
 
// <0128> 舌を強く吸いながら、あそこを擦りつけ合うのが好きなふたり。
 
// <0128> 舌を強く吸いながら、あそこを擦りつけ合うのが好きなふたり。
  +
<0128> 舌を強く吸いながら、あそこを擦りつけ合うのが好きなふたり。
<0128> Two people who enjoy sucking on each others tongues while rubbing those places together.*
 
   
 
// <0129> \{智代}「んっ…んんーっ」
 
// <0129> \{智代}「んっ…んんーっ」
<0129> \{Tomoyo}"Nh... mmh~."
+
<0129> \{Tomoyo}「んっ…んんーっ」
   
 
// <0130> そのままいってしまうんじゃないかというぐらいに、智代は興奮している。
 
// <0130> そのままいってしまうんじゃないかというぐらいに、智代は興奮している。
  +
<0130> そのままいってしまうんじゃないかというぐらいに、智代は興奮している。
<0130> As if asking me if I don't want to come like this, Tomoyo is stimulating.*
 
   
 
// <0131> ちゅばっ!
 
// <0131> ちゅばっ!
<0131> (Smooch!)
+
<0131> ちゅばっ!
   
 
// <0132> 舌を解放した。
 
// <0132> 舌を解放した。
<0132> I released her tongue.
+
<0132> 舌を解放した。
   
 
// <0133> \{智代}「はぁ…はぁ…」
 
// <0133> \{智代}「はぁ…はぁ…」
<0133> \{Tomoyo}"(Pant)... (pant)..."
+
<0133> \{Tomoyo}「はぁ…はぁ…」
   
 
// <0134> 智代の熱い息が俺の鼻先にかかる。
 
// <0134> 智代の熱い息が俺の鼻先にかかる。
  +
<0134> 智代の熱い息が俺の鼻先にかかる。
<0134> Tomoyo's hot breathing hits my the tip of my nose.
 
   
 
// <0135> 挟まれていた足も解放されていた。
 
// <0135> 挟まれていた足も解放されていた。
  +
<0135> 挟まれていた足も解放されていた。
<0135> The leg that was held was released too.
 
   
 
// <0136> 今度は…
 
// <0136> 今度は…
<0136> This time...
+
<0136> 今度は…
   
 
// <0137> 普通にキスをする
 
// <0137> 普通にキスをする
<0137> Kiss normally.
+
<0137> 普通にキスをする
   
 
// <0138> 息にこだわる
 
// <0138> 息にこだわる
<0138> Focus on breathing.
+
<0138> 息にこだわる
   
 
// <0139> 唾液にこだわる
 
// <0139> 唾液にこだわる
<0139> Focus on saliva.
+
<0139> 唾液にこだわる
   
 
// <0140> 顔を近づけて、唇を合わせる。
 
// <0140> 顔を近づけて、唇を合わせる。
  +
<0140> 顔を近づけて、唇を合わせる。
<0140> Bring her face close, our lips meet.
 
   
 
// <0141> それだけのキスのつもりで。
 
// <0141> それだけのキスのつもりで。
  +
<0141> それだけのキスのつもりで。
<0141> The kiss is meant to be just that.
 
   
 
// <0142> けど、俺の唇を割って、熱い舌が入り込んでくる。
 
// <0142> けど、俺の唇を割って、熱い舌が入り込んでくる。
  +
<0142> けど、俺の唇を割って、熱い舌が入り込んでくる。
<0142> However, my lips seperates, and a hot tongue makes its entrance.
 
   
 
// <0143> 歯を閉じてしまっていたので、それで進入を阻んでしまう。
 
// <0143> 歯を閉じてしまっていたので、それで進入を阻んでしまう。
  +
<0143> 歯を閉じてしまっていたので、それで進入を阻んでしまう。
<0143> I shut my teeth, so that I keep it from doing that completely.
 
   
 
// <0144> 智代はすぐ舌を引っ込めて、俺を突き放した。
 
// <0144> 智代はすぐ舌を引っ込めて、俺を突き放した。
  +
<0144> 智代はすぐ舌を引っ込めて、俺を突き放した。
<0144> Tomoyo immediately drew her tongue back, and thrust away from me.*
 
   
 
// <0145> \{智代}「………」
 
// <0145> \{智代}「………」
<0145> \{Tomoyo}"........."
+
<0145> \{Tomoyo}「………」
   
//lit. face turns sideways and flushed face is reddening even more.
 
 
// <0146> 顔を横に向けて、火照った顔をさらに赤らめている。
 
// <0146> 顔を横に向けて、火照った顔をさらに赤らめている。
  +
<0146> 顔を横に向けて、火照った顔をさらに赤らめている。
<0146> She turned her flushed face sideways, it's reddening even more.
 
   
 
// <0147> \{智代}「うう…」
 
// <0147> \{智代}「うう…」
<0147> \{Tomoyo}"(Groan)..."
+
<0147> \{Tomoyo}「うう…」
   
 
// <0148> 目を閉じて、うめく。
 
// <0148> 目を閉じて、うめく。
  +
<0148> 目を閉じて、うめく。
<0148> She closes her eyes, and groans.
 
   
 
// <0149> \{智代}「おまえの変態が移ってしまったんだ…」
 
// <0149> \{智代}「おまえの変態が移ってしまったんだ…」
<0149> \{Tomoyo}"Your pervertedness was contagious..."
+
<0149> \{Tomoyo}「おまえの変態が移ってしまったんだ…」
   
 
// <0150> 普通のキスだと気づかず、舌を自分から入れてしまったことを恥じている様子だ。
 
// <0150> 普通のキスだと気づかず、舌を自分から入れてしまったことを恥じている様子だ。
  +
<0150> 普通のキスだと気づかず、舌を自分から入れてしまったことを恥じている様子だ。
<0150> She's ashamed of that she herself put her tongue in, without knowing that it was a normal kiss.*
 
   
 
// <0151> \{智代}「もう飽きただろ、どいてくれ…」
 
// <0151> \{智代}「もう飽きただろ、どいてくれ…」
<0151> \{Tomoyo}"You're probably already tired of this, get off me..."*
+
<0151> \{Tomoyo}「もう飽きただろ、どいてくれ…」
   
 
// <0152> \{朋也}「飽きてなかったらどかなくていいんだな」
 
// <0152> \{朋也}「飽きてなかったらどかなくていいんだな」
  +
<0152> \{Tomoya}「飽きてなかったらどかなくていいんだな」
<0152> \{Tomoya}"So, if I'm not tired of this, then I don't have to get off, huh."
 
   
 
// <0153> 智代の頬に手を添えて、こっちを向かせる。目は横を向いたままだ。
 
// <0153> 智代の頬に手を添えて、こっちを向かせる。目は横を向いたままだ。
  +
<0153> 智代の頬に手を添えて、こっちを向かせる。目は横を向いたままだ。
<0153> I put my hand on Tomoyo's cheek, and turn her my way. Her eyes are still turned away.
 
   
 
// <0154> \{智代}「どいてくれ…」
 
// <0154> \{智代}「どいてくれ…」
<0154> \{Tomoyo}"Get off me..."
+
<0154> \{Tomoyo}「どいてくれ…」
   
 
// <0155> その口を塞ぐ。
 
// <0155> その口を塞ぐ。
<0155> I shut her up.
+
<0155> その口を塞ぐ。
   
 
// <0156> 今度は俺から舌を差し入れる。歯をこじ開け、その奥へ。
 
// <0156> 今度は俺から舌を差し入れる。歯をこじ開け、その奥へ。
  +
<0156> 今度は俺から舌を差し入れる。歯をこじ開け、その奥へ。
<0156> This time, I insert my tongue, wrenching opening her teeth, into that interior.
 
   
 
// <0157> 夢中で智代の唇と舌をむさぼった。
 
// <0157> 夢中で智代の唇と舌をむさぼった。
  +
<0157> 夢中で智代の唇と舌をむさぼった。
<0157> I dazedly covet Tomoyo's lips and tongue.
 
   
 
// <0158> そのうち、智代も積極的に舌を動かしはじめ、激しく絡み合い出す。
 
// <0158> そのうち、智代も積極的に舌を動かしはじめ、激しく絡み合い出す。
  +
<0158> そのうち、智代も積極的に舌を動かしはじめ、激しく絡み合い出す。
<0158> Eventually, Tomoyo too begins moving her tongue actively. They start entangling violently.
 
   
 
// <0159> 顎がだるくなり、ようやく、口を離す。
 
// <0159> 顎がだるくなり、ようやく、口を離す。
  +
<0159> 顎がだるくなり、ようやく、口を離す。
<0159> My jaw becomes heavy. Finally, our mouths seperate.
 
   
 
// <0160> つーと、糸が伸びて、それが切れて、智代の顎に伝う。
 
// <0160> つーと、糸が伸びて、それが切れて、智代の顎に伝う。
  +
<0160> つーと、糸が伸びて、それが切れて、智代の顎に伝う。
<0160>A thread of saliva streches out straight, before snapping and going down Tomoyo's chin.*
 
   
//Unsure of who is doing this.
 
 
// <0161> それを指でぬぐってやる。
 
// <0161> それを指でぬぐってやる。
  +
<0161> それを指でぬぐってやる。
<0161> She wipes it away with her finger.
 
   
 
// <0162> \{朋也}「あのさ…」
 
// <0162> \{朋也}「あのさ…」
<0162> \{Tomoya}"Hey..."
+
<0162> \{Tomoya}「あのさ…」
   
 
// <0163> \{智代}「なんだ…」
 
// <0163> \{智代}「なんだ…」
<0163> \{Tomoyo}"What ...?"
+
<0163> \{Tomoyo}「なんだ…」
   
 
// <0164> \{朋也}「お願いがある」
 
// <0164> \{朋也}「お願いがある」
<0164> \{Tomoya}"I have a request."
+
<0164> \{Tomoya}「お願いがある」
   
//lit. don't say
 
 
// <0165> \{智代}「言うな…」
 
// <0165> \{智代}「言うな…」
<0165> \{Tomoyo}"Don't say it..."
+
<0165> \{Tomoyo}「言うな…」
   
 
// <0166> \{朋也}「いや、言う…」
 
// <0166> \{朋也}「いや、言う…」
<0166> \{Tomoya}"No, I'm telling you..."
+
<0166> \{Tomoya}「いや、言う…」
   
 
// <0167> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」
 
// <0167> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」
  +
<0167> \{Tomoyo}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」
<0167> \{Tomoyo}"Undoubtedly, if it's you... then it's not different from something perverted."
 
   
 
// <0168> \{朋也}「だな…」
 
// <0168> \{朋也}「だな…」
<0168> \{Tomoya}"Right..."
+
<0168> \{Tomoya}「だな…」
   
 
// <0169> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」
 
// <0169> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」
  +
<0169> \{Tomoyo}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」
<0169> \{Tomoyo}"Don't make me do perverted things with you any more..."*
 
   
 
// <0170> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」
 
// <0170> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」
<0170> \{Tomoya}"No, but why not...?"*
+
<0170> \{Tomoya}「いや、でもどうしてなんだろう…」
   
 
// <0171> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」
 
// <0171> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」
  +
<0171> \{Tomoya}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」
<0171> \{Tomoya}"You'd ought to be so disgusted that you'd get nauseous, but..."*
 
   
 
// <0172> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」
 
// <0172> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」
<0172> \{Tomoya}"If it's you, then it'd feeling amazingly lovely..."*
+
<0172> \{Tomoya}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」
   
 
// <0173> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」
 
// <0173> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」
<0173> \{Tomoyo}"You want to do something that perverted...?"*
+
<0173> \{Tomoyo}「そんな変態なことをさせようというのか…」
   
 
// <0174> \{朋也}「ああ…」
 
// <0174> \{朋也}「ああ…」
<0174> \{Tomoya}"Yeah..."
+
<0174> \{Tomoya}「ああ…」
   
 
// <0175> \{朋也}「だから、頼む…」
 
// <0175> \{朋也}「だから、頼む…」
<0175> \{Tomoya}"That's why I'm asking you..."
+
<0175> \{Tomoya}「だから、頼む…」
   
//lit. don't say
 
 
// <0176> \{智代}「言うな…」
 
// <0176> \{智代}「言うな…」
<0176> \{Tomoyo}"I don't want to hear it..."
+
<0176> \{Tomoyo}「言うな…」
   
 
// <0177> \{朋也}「はぁーってして…」
 
// <0177> \{朋也}「はぁーってして…」
<0177> \{Tomoya}"Say 'aaahh'..."
+
<0177> \{Tomoya}「はぁーってして…」
   
 
// <0178> \{智代}「なんのために…」
 
// <0178> \{智代}「なんのために…」
<0178> \{Tomoyo}"For what...?"
+
<0178> \{Tomoyo}「なんのために…」
   
 
// <0179> \{朋也}「匂いかぎたいんだ…」
 
// <0179> \{朋也}「匂いかぎたいんだ…」
<0179> \{Tomoya}"I want to smell you..."
+
<0179> \{Tomoya}「匂いかぎたいんだ…」
   
 
// <0180> 信じられないというような目で見られる。
 
// <0180> 信じられないというような目で見られる。
  +
<0180> 信じられないというような目で見られる。
<0180> She looks at me with eyes filled with disbelief.
 
   
 
// <0181> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」
 
// <0181> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」
<0181> \{Tomoyo}"A pervert... there's a pervert here..."
+
<0181> \{Tomoyo}「変態だ…ここに変態がいる…」
   
 
// <0182> \{朋也}「おまえの彼氏だ」
 
// <0182> \{朋也}「おまえの彼氏だ」
<0182> \{Tomoya}"It's your boyfriend."
+
<0182> \{Tomoya}「おまえの彼氏だ」
   
//lit. a perverted boyfriend
 
 
// <0183> \{智代}「変態の彼氏だ…」
 
// <0183> \{智代}「変態の彼氏だ…」
<0183> \{Tomoyo}"A pervert of a boyfriend..."
+
<0183> \{Tomoyo}「変態の彼氏だ…」
   
 
// <0184> \{朋也}「その彼氏からのお願い…」
 
// <0184> \{朋也}「その彼氏からのお願い…」
<0184> \{Tomoya}"It's a request from that boyfriend..."
+
<0184> \{Tomoya}「その彼氏からのお願い…」
   
 
// <0185> \{智代}「………」
 
// <0185> \{智代}「………」
<0185> \{Tomoyo}"........."
+
<0185> \{Tomoyo}「………」
   
 
// <0186> \{朋也}「お願い…」
 
// <0186> \{朋也}「お願い…」
<0186> \{Tomoya}"Please..."
+
<0186> \{Tomoya}「お願い…」
   
 
// <0187> \{朋也}「ほら、はーってして」
 
// <0187> \{朋也}「ほら、はーってして」
<0187> \{Tomoya}"Look, say 'aaahh'."
+
<0187> \{Tomoya}「ほら、はーってして」
   
 
// <0188> \{智代}「………」
 
// <0188> \{智代}「………」
<0188> \{Tomoyo}"........."
+
<0188> \{Tomoyo}「………」
   
 
// <0189> 智代は目を潤ませて、口を開く。
 
// <0189> 智代は目を潤ませて、口を開く。
  +
<0189> 智代は目を潤ませて、口を開く。
<0189> Tomoyo grows teary-eyed, and opens her mouth.
 
   
 
// <0190> はぁーっ、と息を俺の鼻先に吐きかけた。
 
// <0190> はぁーっ、と息を俺の鼻先に吐きかけた。
  +
<0190> はぁーっ、と息を俺の鼻先に吐きかけた。
<0190> 'Aaahh', her breath hit the tip of my nose.
 
   
 
// <0191> その甘さに酔う。
 
// <0191> その甘さに酔う。
  +
<0191> その甘さに酔う。
<0191> I get drunk on that sweetness.
 
   
 
// <0192> それは人の息の匂いだ。
 
// <0192> それは人の息の匂いだ。
  +
<0192> それは人の息の匂いだ。
<0192> That is the smell of a person's breath.
 
   
 
// <0193> なんでそんなものを俺はかいでるんだ?
 
// <0193> なんでそんなものを俺はかいでるんだ?
  +
<0193> なんでそんなものを俺はかいでるんだ?
<0193> Why am I drawn to something like this?
 
   
 
// <0194> 好きな女の子のだからだ。
 
// <0194> 好きな女の子のだからだ。
  +
<0194> 好きな女の子のだからだ。
<0194> Because I like this girl.
 
   
 
// <0195> 好きな女の子のだから、かぎたい。
 
// <0195> 好きな女の子のだから、かぎたい。
  +
<0195> 好きな女の子のだから、かぎたい。
<0195> Because I like this girl, I want to smell.
 
   
 
// <0196> 俺は顔を寄せて、舌を出す。
 
// <0196> 俺は顔を寄せて、舌を出す。
  +
<0196> 俺は顔を寄せて、舌を出す。
<0196> I approach her face, and put my tongue out.
 
   
 
// <0197> 智代の口の中に忍ばせて、舌を誘い出す。
 
// <0197> 智代の口の中に忍ばせて、舌を誘い出す。
  +
<0197> 智代の口の中に忍ばせて、舌を誘い出す。
<0197> I lure out the tongue that is hidden in Tomoyo's mouth.
 
   
 
// <0198> 互いの舌が口と口の隙間で絡み合う。
 
// <0198> 互いの舌が口と口の隙間で絡み合う。
  +
<0198> 互いの舌が口と口の隙間で絡み合う。
<0198> Both tongues twist together in the opening between my mouth and her mouth.*
 
   
//RERO RERO RERO RERO
 
 
// <0199> れろれろ…
 
// <0199> れろれろ…
<0199> (Lick lick...)
+
<0199> れろれろ…
   
 
// <0200> この舌もそうだ。好きな女の子の舌だからだ。
 
// <0200> この舌もそうだ。好きな女の子の舌だからだ。
  +
<0200> この舌もそうだ。好きな女の子の舌だからだ。
<0200> It's the same with this tongue too. Because it's the tongue of the girl I like.
 
   
 
// <0201> 好きな女の子の舌だから、味わいたい。
 
// <0201> 好きな女の子の舌だから、味わいたい。
  +
<0201> 好きな女の子の舌だから、味わいたい。
<0201> Because it's the tongue of the girl I like, I want to taste it.
 
   
 
// <0202> そうして舌だけをすり合わせたまま、はぁーっ、とガラスを曇らせるような熱い息が。
 
// <0202> そうして舌だけをすり合わせたまま、はぁーっ、とガラスを曇らせるような熱い息が。
  +
<0202> そうして舌だけをすり合わせたまま、はぁーっ、とガラスを曇らせるような熱い息が。
<0202> Her breath is so hot that, if we continue rub our tongues together like this, it'd make the glasses dim.*
 
   
 
// <0203> 匂いと味、両方で智代を感じる。
 
// <0203> 匂いと味、両方で智代を感じる。
  +
<0203> 匂いと味、両方で智代を感じる。
<0203> The smell and taste of Tomoyo, I get to experience both.
 
   
 
// <0204> それは片方だけよりも、強く、智代を感じられた。
 
// <0204> それは片方だけよりも、強く、智代を感じられた。
  +
<0204> それは片方だけよりも、強く、智代を感じられた。
<0204> I felt one side of Tomoyo more strongly than the other.*
 
   
 
// <0205> なんの飾りもない智代を。
 
// <0205> なんの飾りもない智代を。
  +
<0205> なんの飾りもない智代を。
<0205> There is nothing to decorate Tomoyo with.*
 
   
 
// <0206> 卑しいまでに。
 
// <0206> 卑しいまでに。
<0206> Until she's vulgar.*
+
<0206> 卑しいまでに。
   
 
// <0207> \{朋也}「あのさ…」
 
// <0207> \{朋也}「あのさ…」
<0207> \{Tomoya}"Hey..."
+
<0207> \{Tomoya}「あのさ…」
   
 
// <0208> \{智代}「なんだ…」
 
// <0208> \{智代}「なんだ…」
<0208> \{Tomoyo}"What ...?"
+
<0208> \{Tomoyo}「なんだ…」
   
 
// <0209> \{朋也}「お願いがある」
 
// <0209> \{朋也}「お願いがある」
<0209> \{Tomoya}"I have a request."
+
<0209> \{Tomoya}「お願いがある」
   
//lit. don't say
 
 
// <0210> \{智代}「言うな…」
 
// <0210> \{智代}「言うな…」
<0210> \{Tomoyo}"Don't tell me about it..."
+
<0210> \{Tomoyo}「言うな…」
   
 
// <0211> \{朋也}「いや、言う…」
 
// <0211> \{朋也}「いや、言う…」
<0211> \{Tomoya}"No, I'm telling you..."
+
<0211> \{Tomoya}「いや、言う…」
   
 
// <0212> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」
 
// <0212> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」
  +
<0212> \{Tomoyo}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」
<0212> \{Tomoyo}"Undoubtedly, if it's you... then it's not different from something perverted."
 
   
 
// <0213> \{朋也}「だな…」
 
// <0213> \{朋也}「だな…」
<0213> \{Tomoya}"Right..."
+
<0213> \{Tomoya}「だな…」
   
 
// <0214> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」
 
// <0214> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」
  +
<0214> \{Tomoyo}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」
<0214> \{Tomoyo}"Don't make me do perverted things with you any more..."
 
   
 
// <0215> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」
 
// <0215> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」
<0215> \{Tomoya}"No, but why not...?"*
+
<0215> \{Tomoya}「いや、でもどうしてなんだろう…」
   
 
// <0216> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」
 
// <0216> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」
  +
<0216> \{Tomoya}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」
<0216> \{Tomoya}"You'd ought to be so disgusted that you'd get nauseous, but..."*
 
   
 
// <0217> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」
 
// <0217> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」
<0217> \{Tomoya}"If it's you, then it'd feeling amazingly lovely..."*
+
<0217> \{Tomoya}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」
   
 
// <0218> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」
 
// <0218> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」
<0218> \{Tomoyo}"You want to do something that perverted...?"*
+
<0218> \{Tomoyo}「そんな変態なことをさせようというのか…」
   
 
// <0219> \{朋也}「ああ…」
 
// <0219> \{朋也}「ああ…」
<0219> \{Tomoya}"Yeah..."
+
<0219> \{Tomoya}「ああ…」
   
 
// <0220> \{朋也}「だから、頼む…」
 
// <0220> \{朋也}「だから、頼む…」
<0220> \{Tomoya}"That's why I'm asking you..."
+
<0220> \{Tomoya}「だから、頼む…」
   
//lit. don't say
 
 
// <0221> \{智代}「言うな…」
 
// <0221> \{智代}「言うな…」
<0221> \{Tomoyo}"I don't want to hear it..."
+
<0221> \{Tomoyo}「言うな…」
   
 
// <0222> \{朋也}「おまえの唾を飲んでみたい…」
 
// <0222> \{朋也}「おまえの唾を飲んでみたい…」
<0222> \{Tomoya}"I wanna try drinking your spit..."
+
<0222> \{Tomoya}「おまえの唾を飲んでみたい…」
   
 
// <0223> 信じられないというような目で見られる。
 
// <0223> 信じられないというような目で見られる。
  +
<0223> 信じられないというような目で見られる。
<0223> She looks at me with eyes filled with disbelief.
 
   
 
// <0224> \{朋也}「なんかおいしそうだから…」
 
// <0224> \{朋也}「なんかおいしそうだから…」
<0224> \{Tomoya}"Because it's something that seems delicious..."
+
<0224> \{Tomoya}「なんかおいしそうだから…」
   
 
// <0225> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」
 
// <0225> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」
<0225> \{Tomoyo}"A pervert... there's a pervert here..."
+
<0225> \{Tomoyo}「変態だ…ここに変態がいる…」
   
 
// <0226> \{朋也}「おまえの彼氏だ」
 
// <0226> \{朋也}「おまえの彼氏だ」
<0226> \{Tomoya}"It's your boyfriend."
+
<0226> \{Tomoya}「おまえの彼氏だ」
   
//lit. a perverted boyfriend
 
 
// <0227> \{智代}「変態の彼氏だ…」
 
// <0227> \{智代}「変態の彼氏だ…」
<0227> \{Tomoyo}"A pervert of a boyfriend..."
+
<0227> \{Tomoyo}「変態の彼氏だ…」
   
 
// <0228> \{朋也}「その彼氏からのお願い…」
 
// <0228> \{朋也}「その彼氏からのお願い…」
<0228> \{Tomoya}"It's a request from that boyfriend..."
+
<0228> \{Tomoya}「その彼氏からのお願い…」
   
 
// <0229> \{智代}「………」
 
// <0229> \{智代}「………」
<0229> \{Tomoyo}"........."
+
<0229> \{Tomoyo}「………」
   
 
// <0230> \{朋也}「お願い…」
 
// <0230> \{朋也}「お願い…」
<0230> \{Tomoya}"Please..."
+
<0230> \{Tomoya}「お願い…」
   
 
// <0231> \{智代}「………」
 
// <0231> \{智代}「………」
<0231> \{Tomoyo}"........."
+
<0231> \{Tomoyo}「………」
   
 
// <0232> \{朋也}「ほら、口の中に溜めて」
 
// <0232> \{朋也}「ほら、口の中に溜めて」
<0232> \{Tomoya}"Look, gather some in your mouth."
+
<0232> \{Tomoya}「ほら、口の中に溜めて」
   
 
// <0233> \{智代}「………」
 
// <0233> \{智代}「………」
<0233> \{Tomoyo}"........."
+
<0233> \{Tomoyo}「………」
   
 
// <0234> 智代は潤んだ目を閉じる。
 
// <0234> 智代は潤んだ目を閉じる。
  +
<0234> 智代は潤んだ目を閉じる。
<0234> Tomoyo closes her teary eyes.
 
   
 
// <0235> ………。
 
// <0235> ………。
<0235> .........
+
<0235> ………。
   
 
// <0236> しばらくして瞼を開ける。
 
// <0236> しばらくして瞼を開ける。
  +
<0236> しばらくして瞼を開ける。
<0236> After a few moments, her eyelids open.
 
   
 
// <0237> 溜まった、とその目が告げていた。
 
// <0237> 溜まった、とその目が告げていた。
  +
<0237> 溜まった、とその目が告げていた。
<0237> Those eyes was informing me that she had gathered some.
 
   
 
// <0238> \{朋也}「もっと」
 
// <0238> \{朋也}「もっと」
<0238> \{Tomoya}"More."
+
<0238> \{Tomoya}「もっと」
   
 
// <0239> 一瞬頬のあたりが引きつったが、また目を閉じてくれる。
 
// <0239> 一瞬頬のあたりが引きつったが、また目を閉じてくれる。
  +
<0239> 一瞬頬のあたりが引きつったが、また目を閉じてくれる。
<0239> For a moment, her cheek area stiffened, but she closes her eyes again.
 
   
 
// <0240> ………。
 
// <0240> ………。
<0240> .........
+
<0240> ………。
   
 
// <0241> ……。
 
// <0241> ……。
<0241> ......
+
<0241> ……。
   
 
// <0242> ………。
 
// <0242> ………。
<0242> .........
+
<0242> ………。
   
 
// <0243> 目を開く。
 
// <0243> 目を開く。
<0243> Her eyes open.
+
<0243> 目を開く。
   
 
// <0244> \{朋也}「じゃ、おまえが上に」
 
// <0244> \{朋也}「じゃ、おまえが上に」
<0244> \{Tomoya}"Well then, you on top."
+
<0244> \{Tomoya}「じゃ、おまえが上に」
   
 
// <0245> 体勢を入れ替える。
 
// <0245> 体勢を入れ替える。
<0245> We exchange places.
+
<0245> 体勢を入れ替える。
   
 
// <0246> 智代が手をついて、仰向けになった俺を見下ろす。
 
// <0246> 智代が手をついて、仰向けになった俺を見下ろす。
  +
<0246> 智代が手をついて、仰向けになった俺を見下ろす。
<0246> I supported Tomoyo with my hands. I had become the one to look up on her, and she overlooks me.
 
   
 
// <0247> ゆっくりと近づいてくる恥じらいの色に染まった頬。
 
// <0247> ゆっくりと近づいてくる恥じらいの色に染まった頬。
  +
<0247> ゆっくりと近づいてくる恥じらいの色に染まった頬。
<0247> I slowly approach her, her cheeks dyed with the color of shyness.
 
   
 
// <0248> 唇が合わさる。
 
// <0248> 唇が合わさる。
<0248> Our lips meet.
+
<0248> 唇が合わさる。
   
 
// <0249> 薄く開く。
 
// <0249> 薄く開く。
<0249> She opens lightly.
+
<0249> 薄く開く。
   
 
// <0250> どろりと熱い液体が俺の口内に流れ込んでくる。
 
// <0250> どろりと熱い液体が俺の口内に流れ込んでくる。
  +
<0250> どろりと熱い液体が俺の口内に流れ込んでくる。
<0250> A thick and hot liquid flows into my mouth.
 
   
 
// <0251> それは人の唾液だ。
 
// <0251> それは人の唾液だ。
<0251> This is a person's saliva.
+
<0251> それは人の唾液だ。
   
 
// <0252> なんでそんなものを俺は飲んでいるんだ?
 
// <0252> なんでそんなものを俺は飲んでいるんだ?
  +
<0252> なんでそんなものを俺は飲んでいるんだ?
<0252> Why am I drawn to something like this?
 
   
 
// <0253> 好きな女の子のだからだ。
 
// <0253> 好きな女の子のだからだ。
  +
<0253> 好きな女の子のだからだ。
<0253> Because I like this girl.
 
   
 
// <0254> 好きな女の子のだから、味わいたい。
 
// <0254> 好きな女の子のだから、味わいたい。
  +
<0254> 好きな女の子のだから、味わいたい。
<0254> Because I like this girl, I want to taste it.
 
   
 
// <0255> 結構な量…
 
// <0255> 結構な量…
<0255> A sufficent amount...
+
<0255> 結構な量…
   
 
// <0256> 他人の唾で自分の口が満たされる状況なんてかつてない。
 
// <0256> 他人の唾で自分の口が満たされる状況なんてかつてない。
  +
<0256> 他人の唾で自分の口が満たされる状況なんてかつてない。
<0256> Another person's slaiva filling my own mouth is something that has never happened before.
 
   
 
// <0257> 他人の温度を持った粘性のある液体。
 
// <0257> 他人の温度を持った粘性のある液体。
  +
<0257> 他人の温度を持った粘性のある液体。
<0257> Another person's temperature held in the vicious liquid.
 
   
 
// <0258> 他人の温度のまま、俺はそれを一気に飲み干した。
 
// <0258> 他人の温度のまま、俺はそれを一気に飲み干した。
  +
<0258> 他人の温度のまま、俺はそれを一気に飲み干した。
<0258> With the temperature of someone else unchanged, I drank it in one gulp.
 
   
 
// <0259> ごくん、喉が鳴る。
 
// <0259> ごくん、喉が鳴る。
  +
<0259> ごくん、喉が鳴る。
<0259> My throat echoes with a gulp.
 
   
 
// <0260> \{朋也}「はぁ…」
 
// <0260> \{朋也}「はぁ…」
<0260> \{Tomoya}"(Sigh)..."
+
<0260> \{Tomoya}「はぁ…」
   
 
// <0261> 口を離し、息をつく。
 
// <0261> 口を離し、息をつく。
  +
<0261> 口を離し、息をつく。
<0261> Our mouths seprate, and I take a breath.
 
   
 
// <0262> きっと今の息の匂いは、智代の息の匂いと同じだ。
 
// <0262> きっと今の息の匂いは、智代の息の匂いと同じだ。
  +
<0262> きっと今の息の匂いは、智代の息の匂いと同じだ。
<0262> Undoubtedly, the current smell of my breath is the same as the smell of Tomoyo's breath.
 
   
 
// <0263> 智代は涙ぐんだ目で俺の顔をじっと見ていた。
 
// <0263> 智代は涙ぐんだ目で俺の顔をじっと見ていた。
  +
<0263> 智代は涙ぐんだ目で俺の顔をじっと見ていた。
<0263> Tomoyo was staring at my face with watery eyes.
 
   
 
// <0264> \{智代}「………」
 
// <0264> \{智代}「………」
<0264> \{Tomoyo}"........."
+
<0264> \{Tomoyo}「………」
   
 
// <0265> \{朋也}「おいしかった」
 
// <0265> \{朋也}「おいしかった」
<0265> \{Tomoya}"It was delicious."
+
<0265> \{Tomoya}「おいしかった」
   
 
// <0266> \{智代}「変態…」
 
// <0266> \{智代}「変態…」
<0266> \{Tomoyo}"Pervert..."
+
<0266> \{Tomoyo}「変態…」
   
 
// <0267> すねたようにそっぽを向いた。
 
// <0267> すねたようにそっぽを向いた。
  +
<0267> すねたようにそっぽを向いた。
<0267> She faced away, sulking.
 
   
//alt. so cute, I'm gonna die.
 
 
// <0268> その仕草が可愛くて仕方がない。
 
// <0268> その仕草が可愛くて仕方がない。
  +
<0268> その仕草が可愛くて仕方がない。
<0268> I couldn't help but think that, that behavior is so cute.
 
   
 
// <0269> こういう時の智代はどんな女の子よりも女の子らしい。
 
// <0269> こういう時の智代はどんな女の子よりも女の子らしい。
  +
<0269> こういう時の智代はどんな女の子よりも女の子らしい。
<0269> Tomoyo, at times like this, is more girlish than any other girl.*
 
   
 
// <0270> 本当に俺の彼女でよかった。
 
// <0270> 本当に俺の彼女でよかった。
  +
<0270> 本当に俺の彼女でよかった。
<0270> I'm really glad that she's my girlfriend.
 
   
 
// <0271> そう思う。
 
// <0271> そう思う。
<0271> That's what I think.
+
<0271> そう思う。
   
 
// <0272> 再びキスをしようと、智代の首筋に手を這わせる。
 
// <0272> 再びキスをしようと、智代の首筋に手を這わせる。
  +
<0272> 再びキスをしようと、智代の首筋に手を這わせる。
<0272> I kiss her a second time, my hand creeping up onto the back of Tomoyo's neck.
 
   
 
// <0273> と…その顔色が変わった。
 
// <0273> と…その顔色が変わった。
  +
<0273> と…その顔色が変わった。
<0273> And... her expression changed.
 
   
 
// <0274> 何かを視線の先に見つけたようだ。
 
// <0274> 何かを視線の先に見つけたようだ。
  +
<0274> 何かを視線の先に見つけたようだ。
<0274> She seems to have discovered something, telling from her look.
 
   
 
// <0275> どんっ!
 
// <0275> どんっ!
<0275> (Thud!)
+
<0275> どんっ!
   
 
// <0276> ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。
 
// <0276> ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。
  +
<0276> ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。
<0276> With staggering force she thrusts my chest off, raising her upper body.
 
   
 
// <0277> そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。
 
// <0277> そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。
  +
<0277> そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。
<0277> And Tomoyo turns her back to me, hanging her head, sitting straight.
 
   
 
// <0278> \{朋也}「…どうした?」
 
// <0278> \{朋也}「…どうした?」
<0278> \{Tomoya}"... What's wrong?"
+
<0278> \{Tomoya}「…どうした?」
   
 
// <0279> \{智代}「………」
 
// <0279> \{智代}「………」
<0279> \{Tomoyo}"........."
+
<0279> \{Tomoyo}「………」
   
 
// <0280> 答えない。
 
// <0280> 答えない。
<0280> She doesn't answer.
+
<0280> 答えない。
   
 
// <0281> \{声}「ごめんっ!」
 
// <0281> \{声}「ごめんっ!」
<0281> \{Voice}"Sorry!"
+
<0281> \{Voice}「ごめんっ!」
   
 
// <0282> 代わりに戸口のほうから声。
 
// <0282> 代わりに戸口のほうから声。
  +
<0282> 代わりに戸口のほうから声。
<0282> A voice from the doorway replies instead.
 
   
 
// <0283> 見ると、台所の窓が少し開かれていて、その向こうに人影。
 
// <0283> 見ると、台所の窓が少し開かれていて、その向こうに人影。
  +
<0283> 見ると、台所の窓が少し開かれていて、その向こうに人影。
<0283> When I look, the kitchen window is opened a bit, and there's a figure of a person there.*
 
   
 
// <0284> それが動いて、戸口が開く。
 
// <0284> それが動いて、戸口が開く。
  +
<0284> それが動いて、戸口が開く。
<0284> It moves and opens the door.
 
   
 
// <0285> 現れたのは…
 
// <0285> 現れたのは…
  +
<0285> 現れたのは…
<0285> The one who came into sight is...
 
   
 
// <0286> \{鷹文}「覗いてたんじゃないよ、窓、開いてたんだよ」
 
// <0286> \{鷹文}「覗いてたんじゃないよ、窓、開いてたんだよ」
<0286> \{Takafumi}"I wasn't spying. The window, it was open."
+
<0286> \{Takafumi}「覗いてたんじゃないよ、窓、開いてたんだよ」
   
 
// <0287> 智代の弟、鷹文。
 
// <0287> 智代の弟、鷹文。
  +
<0287> 智代の弟、鷹文。
<0287> Tomoyo's little brother, Takafumi.
 
   
 
// <0288> \{鷹文}「あがっていい?」
 
// <0288> \{鷹文}「あがっていい?」
<0288> \{Takafumi}「Can I come inside?
+
<0288> \{Takafumi}「あがっていい?
   
 
// <0289> \{朋也}「ん? ああ、どうぞ」
 
// <0289> \{朋也}「ん? ああ、どうぞ」
<0289> \{Tomoya}「Hmm? Yeah, sure.
+
<0289> \{Tomoya}「ん? ああ、どうぞ
   
 
// <0290> 鷹文は靴を脱いであがってくると、テーブルの上に買い物袋を置いた。
 
// <0290> 鷹文は靴を脱いであがってくると、テーブルの上に買い物袋を置いた。
  +
<0290> 鷹文は靴を脱いであがってくると、テーブルの上に買い物袋を置いた。
<0290> Takafumi took off his shoes and stepped inside, and placed a shopping bag onto the table.
 
   
 
// <0291> \{鷹文}「はい、差し入れ」
 
// <0291> \{鷹文}「はい、差し入れ」
<0291> \{Takafumi}"Here you go, refreshments."
+
<0291> \{Takafumi}「はい、差し入れ」
   
 
// <0292> \{朋也}「そういうの気にしなくていいぞ」
 
// <0292> \{朋也}「そういうの気にしなくていいぞ」
<0292> \{Tomoya}"You don't have worry about something like that."
+
<0292> \{Tomoya}「そういうの気にしなくていいぞ」
   
 
// <0293> \{鷹文}「手ぶらじゃ悪いからね」
 
// <0293> \{鷹文}「手ぶらじゃ悪いからね」
<0293> \{Takafumi}"Being empty-handed is bad, right?"
+
<0293> \{Takafumi}「手ぶらじゃ悪いからね」
   
 
// <0294> \{鷹文}「単なるお邪魔虫になるじゃん?」
 
// <0294> \{鷹文}「単なるお邪魔虫になるじゃん?」
<0294> \{Takafumi}"Am I simply just an insect?"
+
<0294> \{Takafumi}「単なるお邪魔虫になるじゃん?」
   
 
// <0295> \{朋也}「そりゃ、確かに」
 
// <0295> \{朋也}「そりゃ、確かに」
<0295> \{Tomoya}"That's for sure."
+
<0295> \{Tomoya}「そりゃ、確かに」
   
 
// <0296> \{鷹文}「あ、言うねぇ、にぃちゃん」
 
// <0296> \{鷹文}「あ、言うねぇ、にぃちゃん」
<0296> \{Takafumi}"Ah, so you think so, Nii-chan."*
+
<0296> \{Takafumi}「あ、言うねぇ、にぃちゃん」
   
 
// <0297> \{朋也}「実際邪魔されたんだし」
 
// <0297> \{朋也}「実際邪魔されたんだし」
<0297> \{Tomoya}"You actually interrupted us."
+
<0297> \{Tomoya}「実際邪魔されたんだし」
   
 
// <0298> \{鷹文}「だからそれはごめんっ、て謝ったじゃん」
 
// <0298> \{鷹文}「だからそれはごめんっ、て謝ったじゃん」
<0298> \{Takafumi}"That's why I said sorry - I apologized."
+
<0298> \{Takafumi}「だからそれはごめんっ、て謝ったじゃん」
   
 
// <0299> \{鷹文}「座っていい?」
 
// <0299> \{鷹文}「座っていい?」
<0299> \{Takafumi}"May I sit down?"
+
<0299> \{Takafumi}「座っていい?」
   
 
// <0300> \{朋也}「どうぞ」
 
// <0300> \{朋也}「どうぞ」
<0300> \{Tomoya}"Sure"
+
<0300> \{Tomoya}「どうぞ」
   
 
// <0301> 俺と智代の間に腰を落ち着ける。
 
// <0301> 俺と智代の間に腰を落ち着ける。
  +
<0301> 俺と智代の間に腰を落ち着ける。
<0301> Meanwhile, Tomoyo's crotch and my crotch calm down.
 
   
 
// <0302> 智代は背中を向けたまま沈黙を守っている。
 
// <0302> 智代は背中を向けたまま沈黙を守っている。
  +
<0302> 智代は背中を向けたまま沈黙を守っている。
<0302> Tomoyo's back is still turned towards us, not breaking her silence.
 
   
 
// <0303> \{鷹文}「でも、びっくりしたよ」
 
// <0303> \{鷹文}「でも、びっくりしたよ」
<0303> \{Takafumi}"But, I was surprised."
+
<0303> \{Takafumi}「でも、びっくりしたよ」
   
 
// <0304> \{朋也}「何が?」
 
// <0304> \{朋也}「何が?」
<0304> \{Tomoya}"About what?"
+
<0304> \{Tomoya}「何が?」
   
 
// <0305> \{鷹文}「ふたりだとあんなことしてるんだね」
 
// <0305> \{鷹文}「ふたりだとあんなことしてるんだね」
<0305> \{Takafumi}"You two doing that kinda thing, y'know."
+
<0305> \{Takafumi}「ふたりだとあんなことしてるんだね」
   
 
// <0306> 背中を向けたままの智代が、後ろに座る鷹文の腕をぽかぽかと叩き始める。
 
// <0306> 背中を向けたままの智代が、後ろに座る鷹文の腕をぽかぽかと叩き始める。
  +
<0306> 背中を向けたままの智代が、後ろに座る鷹文の腕をぽかぽかと叩き始める。
<0306> Sitting behind Tomoyo, whose back is still turned to us, Takafumi's fingers starts trotting on the floor.
 
   
 
// <0307> \{朋也}「いや、まあ、普通だろ」
 
// <0307> \{朋也}「いや、まあ、普通だろ」
<0307> \{Tomoya}"Nah, well, it's probably normal."
+
<0307> \{Tomoya}「いや、まあ、普通だろ」
   
 
// <0308> ぽかぽか。
 
// <0308> ぽかぽか。
<0308> (Trotting)
+
<0308> ぽかぽか。
   
 
// <0309> \{鷹文}「うーん…普通なのか…」
 
// <0309> \{鷹文}「うーん…普通なのか…」
<0309> \{Takafumi}"Umm... normal, huh..."
+
<0309> \{Takafumi}「うーん…普通なのか…」
   
 
// <0310> ぽかぽか。
 
// <0310> ぽかぽか。
<0310> (Trotting)
+
<0310> ぽかぽか。
   
 
// <0311> \{鷹文}「そんなに…ねぇちゃんのっていい匂いなの?」
 
// <0311> \{鷹文}「そんなに…ねぇちゃんのっていい匂いなの?」
<0311> \{Takafumi}"So... Is Nee-chan's tasty?"
+
<0311> \{Takafumi}「そんなに…ねぇちゃんのっていい匂いなの?」
   
 
// <0312> ぽかぽか。
 
// <0312> ぽかぽか。
<0312> (Trotting)
+
<0312> ぽかぽか。
   
//lit. go home, you go home completely
 
 
// <0313> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」
 
// <0313> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」
<0313> \{Tomoyo}"You! Go home! Go home right now!"
+
<0313> \{Tomoyo}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」
   
 
// <0314> 叩きながら、恨み言のように呟く。
 
// <0314> 叩きながら、恨み言のように呟く。
  +
<0314> 叩きながら、恨み言のように呟く。
<0314> She complains with a mutter, while hitting him.
 
   
 
// <0315> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」
 
// <0315> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」
<0315> \{Takafumi}"That hurts, Nee-chan."
+
<0315> \{Takafumi}「痛いよ、ねぇちゃん」
   
 
// <0316> \{鷹文}「でも、それをかがせるねぇちゃんも、すごいよね…」
 
// <0316> \{鷹文}「でも、それをかがせるねぇちゃんも、すごいよね…」
  +
<0316> \{Takafumi}「でも、それをかがせるねぇちゃんも、すごいよね…」
<0316> \{Takafumi}"But, to have you smell that, Nee-chan has to be amazing, huh..."*
 
   
 
// <0317> \{鷹文}「そんなに…ねぇちゃんのっておいしいの?」
 
// <0317> \{鷹文}「そんなに…ねぇちゃんのっておいしいの?」
<0317> \{Takafumi}"So... Is Nee-chan's delicious?"
+
<0317> \{Takafumi}「そんなに…ねぇちゃんのっておいしいの?」
   
 
// <0318> ぽかぽか。
 
// <0318> ぽかぽか。
<0318> (Trotting)
+
<0318> ぽかぽか。
   
//lit. go home, you go home completely
 
 
// <0319> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」
 
// <0319> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」
<0319> \{Tomoyo}"You! Go home! Go home right now!"
+
<0319> \{Tomoyo}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」
   
 
// <0320> 叩きながら、恨み言のように呟く。
 
// <0320> 叩きながら、恨み言のように呟く。
  +
<0320> 叩きながら、恨み言のように呟く。
<0320> She complains muttering, while hitting him.
 
   
 
// <0321> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」
 
// <0321> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」
<0321> \{Takafumi}"That hurts, Nee-chan."
+
<0321> \{Takafumi}「痛いよ、ねぇちゃん」
   
 
// <0322> \{鷹文}「でも、それをあげるねぇちゃんも、すごいよね…」
 
// <0322> \{鷹文}「でも、それをあげるねぇちゃんも、すごいよね…」
  +
<0322> \{Takafumi}「でも、それをあげるねぇちゃんも、すごいよね…」
<0322> \{Takafumi}"But, to have you lift her like that, Nee-chan has to be amazing..."*
 
   
 
// <0323> \{智代}「帰れ、二度とくるな」
 
// <0323> \{智代}「帰れ、二度とくるな」
<0323> \{Tomoyo}"Go home, and never come again!"
+
<0323> \{Tomoyo}「帰れ、二度とくるな」
   
 
// <0324> ぽかぽか。
 
// <0324> ぽかぽか。
<0324> (Trotting)
+
<0324> ぽかぽか。
   
 
// <0325> \{鷹文}「でもこんな可愛げのあるところを見られるんだから、にぃちゃんはやっぱすごいよ」
 
// <0325> \{鷹文}「でもこんな可愛げのあるところを見られるんだから、にぃちゃんはやっぱすごいよ」
  +
<0325> \{Takafumi}「でもこんな可愛げのあるところを見られるんだから、にぃちゃんはやっぱすごいよ」
<0325> \{Takafumi}"But you can see the innocence that I have, so you, Nii-chan, are amazing after all."*
 
   
 
// <0326> \{鷹文}「うちでは、女の子らしいところなんてみじんも見せないくせにさ」
 
// <0326> \{鷹文}「うちでは、女の子らしいところなんてみじんも見せないくせにさ」
  +
<0326> \{Takafumi}「うちでは、女の子らしいところなんてみじんも見せないくせにさ」
<0326> \{Takafumi}"Between the two of us, she's really girly and yet she doesn't show it."*
 
   
 
// <0327> ぽかぽか。
 
// <0327> ぽかぽか。
<0327> (Trotting)
+
<0327> ぽかぽか。
   
 
// <0328> 鷹文の差し入れからせんべいの袋を見つけ、その封を開ける。
 
// <0328> 鷹文の差し入れからせんべいの袋を見つけ、その封を開ける。
  +
<0328> 鷹文の差し入れからせんべいの袋を見つけ、その封を開ける。
<0328> I find a bag of rice crackers in Takafumi's refreshments. I open its seal.
 
   
 
// <0329> \{朋也}「おまえにもわかる日がくる」
 
// <0329> \{朋也}「おまえにもわかる日がくる」
<0329> \{Tomoya}"The day when you'll understand will come."
+
<0329> \{Tomoya}「おまえにもわかる日がくる」
   
 
// <0330> \{朋也}「愛だよ、愛」
 
// <0330> \{朋也}「愛だよ、愛」
<0330> \{Tomoya}"It's love. Love."
+
<0330> \{Tomoya}「愛だよ、愛」
   
 
// <0331> ぱきっ…ぼりぼり。
 
// <0331> ぱきっ…ぼりぼり。
<0331> (Snap... crunch, crunch)
+
<0331> ぱきっ…ぼりぼり。
   
 
// <0332> せんべいを食べながら、野球中継の続きを見る。
 
// <0332> せんべいを食べながら、野球中継の続きを見る。
  +
<0332> せんべいを食べながら、野球中継の続きを見る。
<0332> While eating the rice crackers, I continue to watch the baseball game.
 
   
 
// <0333> ぽかぽか。
 
// <0333> ぽかぽか。
<0333> (Trotting)
+
<0333> ぽかぽか。
   
 
// <0334> \{鷹文}「だから痛いって、ねぇちゃん」
 
// <0334> \{鷹文}「だから痛いって、ねぇちゃん」
<0334> \{Takafumi}「As I said, that hurts, Nee-chan.
+
<0334> \{Takafumi}「だから痛いって、ねぇちゃん
   
 
// <0335> \{智代}「帰れ、帰れ」
 
// <0335> \{智代}「帰れ、帰れ」
<0335> \{Tomoyo}"Go home, go home!"
+
<0335> \{Tomoyo}「帰れ、帰れ」
   
 
// <0336> 隣では、延々と鷹文が姉に叩かれていた。
 
// <0336> 隣では、延々と鷹文が姉に叩かれていた。
  +
<0336> 隣では、延々と鷹文が姉に叩かれていた。
<0336> Next to me, Takafumi was being hit over and over again by his older sister.
 
   
 
// <0337> そんな風景の中にいる自分を見て思う。
 
// <0337> そんな風景の中にいる自分を見て思う。
  +
<0337> そんな風景の中にいる自分を見て思う。
<0337>Being in the middle of such a situation, I reflect upon myself.
 
   
 
// <0338> まるで、慎ましく暮らす家族の中にいるようだと。
 
// <0338> まるで、慎ましく暮らす家族の中にいるようだと。
  +
<0338> まるで、慎ましく暮らす家族の中にいるようだと。
<0338> So to speak, I'm quietly living in a family in a way.*
 
   
 
// <0339> 高校を卒業し、春から俺は働き始めていた。
 
// <0339> 高校を卒業し、春から俺は働き始めていた。
  +
<0339> 高校を卒業し、春から俺は働き始めていた。
<0339> After graduating from high school, I began working for the first time in the spring.
 
   
 
// <0340> 学校の就職案内で見つけた廃品回収会社。
 
// <0340> 学校の就職案内で見つけた廃品回収会社。
  +
<0340> 学校の就職案内で見つけた廃品回収会社。
<0340> The school's employment guidance found me a job in a waste management company.*
 
   
 
// <0341> 色んな場所で廃品や故障したものを集めて修理する仕事だ。
 
// <0341> 色んな場所で廃品や故障したものを集めて修理する仕事だ。
  +
<0341> 色んな場所で廃品や故障したものを集めて修理する仕事だ。
<0341> Collecting garbage and broken things from various places and fixing them is my job.*
 
   
 
// <0342> 直しては、リサイクル店や中古業者に売り、生計を立てている。
 
// <0342> 直しては、リサイクル店や中古業者に売り、生計を立てている。
  +
<0342> 直しては、リサイクル店や中古業者に売り、生計を立てている。
<0342> I repair, recycle and sell used merchandise, making a living out of it.*
 
   
 
// <0343> 会社は小さく、親方がひとりいるだけ。
 
// <0343> 会社は小さく、親方がひとりいるだけ。
  +
<0343> 会社は小さく、親方がひとりいるだけ。
<0343>The company is small. I only have one superior.
 
   
 
// <0344> 車がなくては話にならない、と免許も取った。
 
// <0344> 車がなくては話にならない、と免許も取った。
  +
<0344> 車がなくては話にならない、と免許も取った。
<0344> Being without a car was out of the question, so I had to take a driver's lisence.*
 
   
 
// <0345> 軽トラで町中を走り回り、集めてきた廃品を修理する。
 
// <0345> 軽トラで町中を走り回り、集めてきた廃品を修理する。
  +
<0345> 軽トラで町中を走り回り、集めてきた廃品を修理する。
<0345> I drive a lightweight truck downtown, collecting garbage for fixing.*
 
   
//親方=boss/master
 
 
// <0346> 親方は、基本的には何も教えてくれない。
 
// <0346> 親方は、基本的には何も教えてくれない。
  +
<0346> 親方は、基本的には何も教えてくれない。
<0346>My master doesn't tell me what to do, basically.*
 
   
 
// <0347> ただ、こうやるんだ、と言わんばかりに見せてくれる。
 
// <0347> ただ、こうやるんだ、と言わんばかりに見せてくれる。
  +
<0347> ただ、こうやるんだ、と言わんばかりに見せてくれる。
<0347> He only shows me how to do it.*
 
   
 
// <0348> 俺はそれを見様見真似で試し、覚えていった。
 
// <0348> 俺はそれを見様見真似で試し、覚えていった。
  +
<0348> 俺はそれを見様見真似で試し、覚えていった。
<0348> I attempt to learn from watching him, remembering what he does.*
 
   
 
// <0349> 扱うものは、車、バイクから家電製品、パソコンなんかもある。
 
// <0349> 扱うものは、車、バイクから家電製品、パソコンなんかもある。
  +
<0349> 扱うものは、車、バイクから家電製品、パソコンなんかもある。
<0349> The things I handle with are cars, bikes and electronics like PCs.*
 
   
 
// <0350> 修理するものもあれば、パーツ取りだけに使うものもあった。
 
// <0350> 修理するものもあれば、パーツ取りだけに使うものもあった。
  +
<0350> 修理するものもあれば、パーツ取りだけに使うものもあった。
<0350> Some of them are repaired, if only to use the parts that we got.*
 
   
 
// <0351> 役割として親方から命じられたのは、家電の修理だった。
 
// <0351> 役割として親方から命じられたのは、家電の修理だった。
  +
<0351> 役割として親方から命じられたのは、家電の修理だった。
<0351> The duties of my work assigned by my master are of electronics repairs.*
 
   
 
// <0352> 回路図の読み方と書き方。
 
// <0352> 回路図の読み方と書き方。
  +
<0352> 回路図の読み方と書き方。
<0352> How to read and write schematics.*
 
   
 
// <0353> 電流の流れとケーブルやラインの種類。
 
// <0353> 電流の流れとケーブルやラインの種類。
  +
<0353> 電流の流れとケーブルやラインの種類。
<0353> Electric currents, cable and line types.*
 
   
 
// <0354> コンデンサのチェックを行うオシロスコープの使い方。
 
// <0354> コンデンサのチェックを行うオシロスコープの使い方。
  +
<0354> コンデンサのチェックを行うオシロスコープの使い方。
<0354>How to carry out condenser checks and oscilloscope management.*
 
   
 
// <0355> 半田ごてで基板の断線を修理する方法。
 
// <0355> 半田ごてで基板の断線を修理する方法。
  +
<0355> 半田ごてで基板の断線を修理する方法。
<0355> Using soldering iron to fix circuit boards.*
 
   
 
// <0356> 何もかもが初めての経験だ。
 
// <0356> 何もかもが初めての経験だ。
  +
<0356> 何もかもが初めての経験だ。
<0356> It's a first-time experience of just about everything.
 
   
 
// <0357> 俺が最初にひとりで修理できたのは掃除機だった。
 
// <0357> 俺が最初にひとりで修理できたのは掃除機だった。
  +
<0357> 俺が最初にひとりで修理できたのは掃除機だった。
<0357> The first thing I repaired by myself was a vacuum cleaner.
 
   
 
// <0358> 動くがまったく吸わないもので、親方が、これならできるだろ、と俺に命じたものだ。
 
// <0358> 動くがまったく吸わないもので、親方が、これならできるだろ、と俺に命じたものだ。
  +
<0358> 動くがまったく吸わないもので、親方が、これならできるだろ、と俺に命じたものだ。
<0358> Working with was really a suffocative thing. My master ordered me to do it, telling me that I could do if it was that.*
 
   
 
// <0359> 慎重に分解し、目詰まりしていたフィルターや埃にまみれていたモーターを掃除する。
 
// <0359> 慎重に分解し、目詰まりしていたフィルターや埃にまみれていたモーターを掃除する。
  +
<0359> 慎重に分解し、目詰まりしていたフィルターや埃にまみれていたモーターを掃除する。
<0359> Carefully disassembling clogged up filters, and cleaning dust-smeared motors. *
 
   
 
// <0360> 全ての部品を組み合わせ、スイッチを入れるとまるで新品のように動き出した。
 
// <0360> 全ての部品を組み合わせ、スイッチを入れるとまるで新品のように動き出した。
  +
<0360> 全ての部品を組み合わせ、スイッチを入れるとまるで新品のように動き出した。
<0360> All parts put together, the switch was turned on, and they came to life as if they were a brand new article.*
 
   
 
// <0361> そんなに古くもなく程度の良いものだったが、親方はそれを売らなかった。
 
// <0361> そんなに古くもなく程度の良いものだったが、親方はそれを売らなかった。
  +
<0361> そんなに古くもなく程度の良いものだったが、親方はそれを売らなかった。
<0361> But it wasn't of a sufficent standard, so my master didn't sell it.*
 
   
 
// <0362> 俺に、記念だ、持って帰れ、と言った。
 
// <0362> 俺に、記念だ、持って帰れ、と言った。
  +
<0362> 俺に、記念だ、持って帰れ、と言った。
<0362> It was a memory to me, so I said I'd take it home.
 
   
 
// <0363> 今は自室の押入れに仕舞っている。
 
// <0363> 今は自室の押入れに仕舞っている。
  +
<0363> 今は自室の押入れに仕舞っている。
<0363> Now it's in the closet of my room.
 
   
 
// <0364> 時々、智代が掃除するのに使っていた。
 
// <0364> 時々、智代が掃除するのに使っていた。
  +
<0364> 時々、智代が掃除するのに使っていた。
<0364> Sometimes, Tomoyo used it for cleaning.
 
   
 
// <0365> 俺が一人暮らしをしているこの部屋で。
 
// <0365> 俺が一人暮らしをしているこの部屋で。
  +
<0365> 俺が一人暮らしをしているこの部屋で。
<0365> In this room where I'm living alone.
 
   
 
// <0366> 一人暮らしは就職と同時だった。
 
// <0366> 一人暮らしは就職と同時だった。
  +
<0366> 一人暮らしは就職と同時だった。
<0366> Living alone, I, at the same time, was trying to find employment.*
 
   
 
// <0367> 最初は何もかもが大変だった。
 
// <0367> 最初は何もかもが大変だった。
  +
<0367> 最初は何もかもが大変だった。
<0367> In the beginning, just about everything was difficult.*
 
   
 
// <0368> 仕事で疲れ果てて帰ってくる俺は、食べるものもロクに用意できなかった。
 
// <0368> 仕事で疲れ果てて帰ってくる俺は、食べるものもロクに用意できなかった。
  +
<0368> 仕事で疲れ果てて帰ってくる俺は、食べるものもロクに用意できなかった。
<0368> I, who have been exhausted from working, were not able to prepare food well. *
 
   
 
// <0369> 智代が毎日のように駆けつけて助けてくれた。
 
// <0369> 智代が毎日のように駆けつけて助けてくれた。
  +
<0369> 智代が毎日のように駆けつけて助けてくれた。
<0369> Every day Tomoyo came rushing to help me.
 
   
 
// <0370> 仕事にも慣れてきた頃、自炊も教わって、ひとりでご飯の支度もできるようになった。
 
// <0370> 仕事にも慣れてきた頃、自炊も教わって、ひとりでご飯の支度もできるようになった。
  +
<0370> 仕事にも慣れてきた頃、自炊も教わって、ひとりでご飯の支度もできるようになった。
<0370> By the time I grew accostumed to my work, I was learning how to prepare my own food alone.*
 
   
 
// <0371> そうして仕事も、一人暮らしも、いつしかすべてが順調に進みはじめた。
 
// <0371> そうして仕事も、一人暮らしも、いつしかすべてが順調に進みはじめた。
  +
<0371> そうして仕事も、一人暮らしも、いつしかすべてが順調に進みはじめた。
<0371> All started to make progress, my job and me living alone also.*
 
   
 
// <0372> 智代のおかげだ。
 
// <0372> 智代のおかげだ。
<0372> All thanks to Tomoyo.
+
<0372> 智代のおかげだ。
   
 
// <0373> 智代がいなければ、すべて投げ出していた。
 
// <0373> 智代がいなければ、すべて投げ出していた。
  +
<0373> 智代がいなければ、すべて投げ出していた。
<0373> If it weren't for Tomoyo, everything would be lost.
 
   
 
// <0374> 感謝した。
 
// <0374> 感謝した。
<0374> I'm grateful.
+
<0374> 感謝した。
   
 
// <0375> もしいるなら、彼女を俺のために残しておいてくれた神様にも。
 
// <0375> もしいるなら、彼女を俺のために残しておいてくれた神様にも。
  +
<0375> もしいるなら、彼女を俺のために残しておいてくれた神様にも。
<0375> In that case, there is also a god who left her behind for my sake.*
 
 
</pre>
 
</pre>
 
</div>
 
</div>

Revision as of 02:11, 8 June 2009

Text

// Resources for SEEN0628.TXT

// #character '朋也'
#character 'Tomoya'

// #character '智代'
#character 'Tomoyo'

// #character '声'
#character 'Voice'

// #character '鷹文'
#character 'Takafumi'


// <0000> 6月28日(月)
<0000> June 28th (Mon)

// <0001> \{朋也}「やっと、ひとりで回らせてもらえるようになったよ」
<0001> \{Tomoya}「やっと、ひとりで回らせてもらえるようになったよ」

// <0002> \{朋也}「ある意味、ひとり立ちかな」
<0002> \{Tomoya}「ある意味、ひとり立ちかな」

// <0003> 俺は子供のように、自慢してしまっていた。
<0003> 俺は子供のように、自慢してしまっていた。

// <0004> \{智代}「じゃあ、今日はひとり立ち祝いか」
<0004> \{Tomoyo}「じゃあ、今日はひとり立ち祝いか」

// <0005> \{朋也}「そんな大げさなものじゃないよ」
<0005> \{Tomoya}「そんな大げさなものじゃないよ」

// <0006> \{智代}「いいじゃないか。記念となる日を増やしていこう」
<0006> \{Tomoyo}「いいじゃないか。記念となる日を増やしていこう」

// <0007> \{智代}「それはぜんぶ私たちがふたりで過ごしてきた記念だ」
<0007> \{Tomoyo}「それはぜんぶ私たちがふたりで過ごしてきた記念だ」

// <0008> \{智代}「後でカレンダーのところに、朋也がひとり立ちした日と書いておこう」
<0008> \{Tomoyo}「後でカレンダーのところに、朋也がひとり立ちした日と書いておこう」

// <0009> 俺の意見はお構いなしに話を進めて、そしてひとりで笑っている。
<0009> 俺の意見はお構いなしに話を進めて、そしてひとりで笑っている。

// <0010> それは実に女の子らしい姿だった。
<0010> それは実に女の子らしい姿だった。

// <0011> \{朋也}「でも祝うにも、何もない」
<0011> \{Tomoya}「でも祝うにも、何もない」

// <0012> \{智代}「私の手料理があるじゃないか」
<0012> \{Tomoyo}「私の手料理があるじゃないか」

// <0013> テーブルに並べられた皿を手でなぞる。
<0013> テーブルに並べられた皿を手でなぞる。

// <0014> \{朋也}「いつもある」
<0014> \{Tomoya}「いつもある」

// <0015> \{智代}「うん、いつもあるな」
<0015> \{Tomoyo}「うん、いつもあるな」

// <0016> \{智代}「でも、夕飯は週末だけだ」
<0016> \{Tomoyo}「でも、夕飯は週末だけだ」

// <0017> 日曜から木曜の平日は、智代は実家で家族と食べている。こうして食卓を挟めるのは週末だけだった。
<0017> 日曜から木曜の平日は、智代は実家で家族と食べている。こうして食卓を挟めるのは週末だけだった。

// <0018> \{智代}「それでは不満か?」
<0018> \{Tomoyo}「それでは不満か?」

// <0019> \{朋也}「いや…」
<0019> \{Tomoya}「いや…」

// <0020> \{朋也}「贅沢すぎるよ」
<0020> \{Tomoya}「贅沢すぎるよ」

// <0021> 朝には、お弁当も渡してくれる。
<0021> 朝には、お弁当も渡してくれる。

// <0022> \{智代}「だろう。ここまで尽くす彼女はそうそういないぞ。誇りに思え」
<0022> \{Tomoyo}「だろう。ここまで尽くす彼女はそうそういないぞ。誇りに思え」

// <0023> \{智代}「しかもまだ学生だ。学業と平行させてだ」
<0023> \{Tomoyo}「しかもまだ学生だ。学業と平行させてだ」

// <0024> \{智代}「それでも成績は落とさない。これはなかなかできることじゃないぞ」
<0024> \{Tomoyo}「それでも成績は落とさない。これはなかなかできることじゃないぞ」

// <0025> \{智代}「自分で言っておいてなんだがな」
<0025> \{Tomoyo}「自分で言っておいてなんだがな」

// <0026> それは俺もすごいと思っていた。
<0026> それは俺もすごいと思っていた。

// <0027> そしてそれは智代の意地だと思った。
<0027> そしてそれは智代の意地だと思った。

// <0028> もう二度と過ちを繰り返さない。
<0028> もう二度と過ちを繰り返さない。

// <0029> 自制心を持って。
<0029> 自制心を持って。

// <0030> \{智代}「では、冷めないうちに頂こう」
<0030> \{Tomoyo}「では、冷めないうちに頂こう」

// <0031> \{智代}「おめでとう、というのもヘンだからな」
<0031> \{Tomoyo}「おめでとう、というのもヘンだからな」

// <0032> \{智代}「これからも頑張ってくれ。きついだろうけどな」
<0032> \{Tomoyo}「これからも頑張ってくれ。きついだろうけどな」

// <0033> \{朋也}「そうでもない。おまえがいてくれたら」
<0033> \{Tomoya}「そうでもない。おまえがいてくれたら」

// <0034> \{智代}「そうか。うん、そう言ってもらえるとうれしい」
<0034> \{Tomoyo}「そうか。うん、そう言ってもらえるとうれしい」

// <0035> \{智代}「私も朋也がいてくれたらなんだって平気だ」
<0035> \{Tomoyo}「私も朋也がいてくれたらなんだって平気だ」

// <0036> そんなふうにお互いの思いを口にして確かめる。いつもならそのまま、その口でお互いの口を塞ぎ合うのだが…
<0036> そんなふうにお互いの思いを口にして確かめる。いつもならそのまま、その口でお互いの口を塞ぎ合うのだが…

// <0037> 智代もそれがもどかしいのか、目を伏せて、ふたりの間に立ちふさがるテーブルを見ていた。
<0037> 智代もそれがもどかしいのか、目を伏せて、ふたりの間に立ちふさがるテーブルを見ていた。

// <0038> 代わりに俺はお茶の入ったグラスを持ち上げる。
<0038> 代わりに俺はお茶の入ったグラスを持ち上げる。

// <0039> \{朋也}「乾杯しよう」
<0039> \{Tomoya}「乾杯しよう」

// <0040> \{智代}「うん…」
<0040> \{Tomoyo}「うん…」

// <0041> \{朋也}「乾杯」
<0041> \{Tomoya}「乾杯」

// <0042> 言って、ふたつのグラスを合わせた。
<0042> 言って、ふたつのグラスを合わせた。

// <0043> そして、日々うまくなっていく、智代の手料理を食べた。
<0043> そして、日々うまくなっていく、智代の手料理を食べた。

// <0044> ふたりで洗い物をして、ふたりでテレビを見る。
<0044> ふたりで洗い物をして、ふたりでテレビを見る。

// <0045> ブラウン管には、野球中継が映し出されていた。
<0045> ブラウン管には、野球中継が映し出されていた。

// <0046> \{智代}「朋也は野球が好きなんだな」
<0046> \{Tomoyo}「朋也は野球が好きなんだな」

// <0047> \{朋也}「スポーツなら大体は好きだよ」
<0047> \{Tomoya}「スポーツなら大体は好きだよ」

// <0048> \{智代}「そうか…朋也はスポーツ少年だったんだな」
<0048> \{Tomoyo}「そうか…朋也はスポーツ少年だったんだな」

// <0049> \{朋也}「それ以外取り柄なんてなかったからな」
<0049> \{Tomoya}「それ以外取り柄なんてなかったからな」

// <0050> \{智代}「………」
<0050> \{Tomoyo}「………」

// <0051> \{朋也}「今じゃ、それもしてなくて、取り柄もないけどさ」
<0051> \{Tomoya}「今じゃ、それもしてなくて、取り柄もないけどさ」

// <0052> \{智代}「そんなこと言うな」
<0052> \{Tomoyo}「そんなこと言うな」

// <0053> \{智代}「取り柄がないことなんてない」
<0053> \{Tomoyo}「取り柄がないことなんてない」

// <0054> \{智代}「おまえは私を幸せにできる」
<0054> \{Tomoyo}「おまえは私を幸せにできる」

// <0055> \{智代}「それが取り柄だ」
<0055> \{Tomoyo}「それが取り柄だ」

// <0056> ふたりを隔てるものは今はもう何もない。
<0056> ふたりを隔てるものは今はもう何もない。

// <0057> 体を傾けて、キスをした。
<0057> 体を傾けて、キスをした。

// <0058> しばらくしてから離して、顎を引いて口を開けさせる。
<0058> しばらくしてから離して、顎を引いて口を開けさせる。

// <0059> \{智代}「ちょっと待て…」
<0059> \{Tomoyo}「ちょっと待て…」

// <0060> 智代は身を引いて、そして両手で自分の口を覆った。
<0060> 智代は身を引いて、そして両手で自分の口を覆った。

// <0061> また息の匂いを確かめているようだ。
<0061> また息の匂いを確かめているようだ。

// <0062> \{朋也}「おまえは気にしすぎだ」
<0062> \{Tomoya}「おまえは気にしすぎだ」

// <0063> 俺はそのまま智代の体に覆い被さり、押し倒す。
<0063> 俺はそのまま智代の体に覆い被さり、押し倒す。

// <0064> \{智代}「デリカシーがない女は嫌なんだ」
<0064> \{Tomoyo}「デリカシーがない女は嫌なんだ」

// <0065> 仰向けのまま俺を睨む。
<0065> 仰向けのまま俺を睨む。

// <0066> \{智代}「それにおまえは…リップクリームとか…口臭剤のたぐいを使うのを嫌うからな…」
<0066> \{Tomoyo}「それにおまえは…リップクリームとか…口臭剤のたぐいを使うのを嫌うからな…」

// <0067> \{朋也}「無理にとは言わない。でも俺は、そのままのおまえがいいんだ」
<0067> \{Tomoya}「無理にとは言わない。でも俺は、そのままのおまえがいいんだ」

// <0068> 智代の腕をつかむ。そして口を寄せていく。
<0068> 智代の腕をつかむ。そして口を寄せていく。

// <0069> \{智代}「ああ…わかってる…だから使わない…」
<0069> \{Tomoyo}「ああ…わかってる…だから使わない…」

// <0070> 距離を縮めていく。智代が喋るたび、息がかかる。それさえ愛おしい。
<0070> 距離を縮めていく。智代が喋るたび、息がかかる。それさえ愛おしい。

// <0071> \{智代}「けど、私も女の子なんだ。気は遣わせてく…」
<0071> \{Tomoyo}「けど、私も女の子なんだ。気は遣わせてく…」

// <0072> その口を閉ざす。
<0072> その口を閉ざす。

// <0073> 舌を差し出す。歯に触れたところで、智代はそれを開いて中に通してくれる。
<0073> 舌を差し出す。歯に触れたところで、智代はそれを開いて中に通してくれる。

// <0074> その先で熱く濡れた舌が待っていてくれた。
<0074> その先で熱く濡れた舌が待っていてくれた。

// <0075> その舌の腹のあたりに自分の舌を擦りつける。執拗にその部分を味わう。
<0075> その舌の腹のあたりに自分の舌を擦りつける。執拗にその部分を味わう。

// <0076> 智代の唾液に濡れた粘膜を。
<0076> 智代の唾液に濡れた粘膜を。

// <0077> 智代の唇が、俺の舌を挟む。
<0077> 智代の唇が、俺の舌を挟む。

// <0078> そして、智代はそれを吸い出した。
<0078> そして、智代はそれを吸い出した。

// <0079> 俺の舌を味わうようにちゅうちゅうと何度も吸う。
<0079> 俺の舌を味わうようにちゅうちゅうと何度も吸う。

// <0080> 時に飲み込もうとするように強く吸う。
<0080> 時に飲み込もうとするように強く吸う。

// <0081> 舌の付け根が引っ張られて、痛いぐらいに。
<0081> 舌の付け根が引っ張られて、痛いぐらいに。

// <0082> \{智代}「んっ」
<0082> \{Tomoyo}「んっ」

// <0083> 最後に大きく吸う。じゅぱっと大きな音がして、俺の舌が解放される。
<0083> 最後に大きく吸う。じゅぱっと大きな音がして、俺の舌が解放される。

// <0084> \{智代}「はぁ…」
<0084> \{Tomoyo}「はぁ…」

// <0085> ため息ひとつ。
<0085> ため息ひとつ。

// <0086> けど休憩は一瞬。すぐまた、くわえられて、吸われていた。
<0086> けど休憩は一瞬。すぐまた、くわえられて、吸われていた。

// <0087> ちゅぅ…ちゅくっ…ちゅっく…
<0087> ちゅぅ…ちゅくっ…ちゅっく…

// <0088> 智代は夢中で俺の舌を吸う。
<0088> 智代は夢中で俺の舌を吸う。

// <0089> そうされていると、智代が俺のことを欲していることが感じられて、すごく興奮する。
<0089> そうされていると、智代が俺のことを欲していることが感じられて、すごく興奮する。

// <0090> そのまま下半身の興奮した部位を智代の太ももにこすりつける。
<0090> そのまま下半身の興奮した部位を智代の太ももにこすりつける。

// <0091> ちゅぅ…じゅぷっ…
<0091> ちゅぅ…じゅぷっ…

// <0092> 今、すごく強く舌を吸われた。
<0092> 今、すごく強く舌を吸われた。

// <0093> 一緒にあそこを擦りつけているから、それだけでいってしまいそうだ。
<0093> 一緒にあそこを擦りつけているから、それだけでいってしまいそうだ。

// <0094> ちゅぅ…じゅぷ…じゅぷ…
<0094> ちゅぅ…じゅぷ…じゅぷ…

// <0095> じゅぱっ!
<0095> じゅぱっ!

// <0096> また解放される。今度は俺は舌を戻した。
<0096> また解放される。今度は俺は舌を戻した。

// <0097> 智代はまだ欲しそうに口を小さく開けていた。
<0097> 智代はまだ欲しそうに口を小さく開けていた。

// <0098> 唇は唾液に濡れ、つややかに光っている。
<0098> 唇は唾液に濡れ、つややかに光っている。

// <0099> とてもいやらしい唇だ。
<0099> とてもいやらしい唇だ。

// <0100> そこに舌を差し入れれば、また吸ってくれる。
<0100> そこに舌を差し入れれば、また吸ってくれる。

// <0101> いつまでも吸い続けてくれるだろう。
<0101> いつまでも吸い続けてくれるだろう。

// <0102> でもずっと舌を出しているのは辛い。舌の付け根も引っ張られすぎて痛いし、顎もだるい。
<0102> でもずっと舌を出しているのは辛い。舌の付け根も引っ張られすぎて痛いし、顎もだるい。

// <0103> \{朋也}「今度は俺が吸う番」
<0103> \{Tomoya}「今度は俺が吸う番」

// <0104> だから俺はそう言った。
<0104> だから俺はそう言った。

// <0105> \{朋也}「智代のが吸いたい」
<0105> \{Tomoya}「智代のが吸いたい」

// <0106> \{智代}「………」
<0106> \{Tomoyo}「………」

// <0107> 熱っぽい顔。
<0107> 熱っぽい顔。

// <0108> \{智代}「うん…」
<0108> \{Tomoyo}「うん…」

// <0109> 濡れた舌が唇の隙間から現れる。
<0109> 濡れた舌が唇の隙間から現れる。

// <0110> 智代の舌は可愛い。
<0110> 智代の舌は可愛い。

// <0111> 唾液にぬめり、いやらしく光っていた。
<0111> 唾液にぬめり、いやらしく光っていた。

// <0112> 口全部を覆うようにキスをして、その中心にある舌を吸う。
<0112> 口全部を覆うようにキスをして、その中心にある舌を吸う。

// <0113> じゅじゅっ…
<0113> じゅじゅっ…

// <0114> 智代の唾を吸って、味わう。
<0114> 智代の唾を吸って、味わう。

// <0115> 智代の唾液は甘美な味がした。
<0115> 智代の唾液は甘美な味がした。

// <0116> 本当に人より甘いのかもしれない。俺のはこんなに美味しくない。
<0116> 本当に人より甘いのかもしれない。俺のはこんなに美味しくない。

// <0117> 智代の舌を吸い続ける。
<0117> 智代の舌を吸い続ける。

// <0118> 時に強く吸う。
<0118> 時に強く吸う。

// <0119> \{智代}「んっ…」
<0119> \{Tomoyo}「んっ…」

// <0120> 鼻から熱い息が漏れて、俺の頬にかかる。
<0120> 鼻から熱い息が漏れて、俺の頬にかかる。

// <0121> 智代も強く吸われると、すごく感じることを知っている。
<0121> 智代も強く吸われると、すごく感じることを知っている。

// <0122> しばらく、強く吸い続ける。
<0122> しばらく、強く吸い続ける。

// <0123> \{智代}「んっ…んっ…」
<0123> \{Tomoyo}「んっ…んっ…」

// <0124> 智代の興奮がやまない。
<0124> 智代の興奮がやまない。

// <0125> 智代の両太股が俺の片足を挟む。
<0125> 智代の両太股が俺の片足を挟む。

// <0126> その足に自分の感じる場所を物欲しげに擦りつけてくる。
<0126> その足に自分の感じる場所を物欲しげに擦りつけてくる。

// <0127> 俺とまったく同じことをする。
<0127> 俺とまったく同じことをする。

// <0128> 舌を強く吸いながら、あそこを擦りつけ合うのが好きなふたり。
<0128> 舌を強く吸いながら、あそこを擦りつけ合うのが好きなふたり。

// <0129> \{智代}「んっ…んんーっ」
<0129> \{Tomoyo}「んっ…んんーっ」

// <0130> そのままいってしまうんじゃないかというぐらいに、智代は興奮している。
<0130> そのままいってしまうんじゃないかというぐらいに、智代は興奮している。

// <0131> ちゅばっ!
<0131> ちゅばっ!

// <0132> 舌を解放した。
<0132> 舌を解放した。

// <0133> \{智代}「はぁ…はぁ…」
<0133> \{Tomoyo}「はぁ…はぁ…」

// <0134> 智代の熱い息が俺の鼻先にかかる。
<0134> 智代の熱い息が俺の鼻先にかかる。

// <0135> 挟まれていた足も解放されていた。
<0135> 挟まれていた足も解放されていた。

// <0136> 今度は…
<0136> 今度は…

// <0137> 普通にキスをする
<0137> 普通にキスをする

// <0138> 息にこだわる
<0138> 息にこだわる

// <0139> 唾液にこだわる
<0139> 唾液にこだわる

// <0140> 顔を近づけて、唇を合わせる。
<0140> 顔を近づけて、唇を合わせる。

// <0141> それだけのキスのつもりで。
<0141> それだけのキスのつもりで。

// <0142> けど、俺の唇を割って、熱い舌が入り込んでくる。
<0142> けど、俺の唇を割って、熱い舌が入り込んでくる。

// <0143> 歯を閉じてしまっていたので、それで進入を阻んでしまう。
<0143> 歯を閉じてしまっていたので、それで進入を阻んでしまう。

// <0144> 智代はすぐ舌を引っ込めて、俺を突き放した。
<0144> 智代はすぐ舌を引っ込めて、俺を突き放した。

// <0145> \{智代}「………」
<0145> \{Tomoyo}「………」

// <0146> 顔を横に向けて、火照った顔をさらに赤らめている。
<0146> 顔を横に向けて、火照った顔をさらに赤らめている。

// <0147> \{智代}「うう…」
<0147> \{Tomoyo}「うう…」

// <0148> 目を閉じて、うめく。
<0148> 目を閉じて、うめく。

// <0149> \{智代}「おまえの変態が移ってしまったんだ…」
<0149> \{Tomoyo}「おまえの変態が移ってしまったんだ…」

// <0150> 普通のキスだと気づかず、舌を自分から入れてしまったことを恥じている様子だ。
<0150> 普通のキスだと気づかず、舌を自分から入れてしまったことを恥じている様子だ。

// <0151> \{智代}「もう飽きただろ、どいてくれ…」
<0151> \{Tomoyo}「もう飽きただろ、どいてくれ…」

// <0152> \{朋也}「飽きてなかったらどかなくていいんだな」
<0152> \{Tomoya}「飽きてなかったらどかなくていいんだな」

// <0153> 智代の頬に手を添えて、こっちを向かせる。目は横を向いたままだ。
<0153> 智代の頬に手を添えて、こっちを向かせる。目は横を向いたままだ。

// <0154> \{智代}「どいてくれ…」
<0154> \{Tomoyo}「どいてくれ…」

// <0155> その口を塞ぐ。
<0155> その口を塞ぐ。

// <0156> 今度は俺から舌を差し入れる。歯をこじ開け、その奥へ。
<0156> 今度は俺から舌を差し入れる。歯をこじ開け、その奥へ。

// <0157> 夢中で智代の唇と舌をむさぼった。
<0157> 夢中で智代の唇と舌をむさぼった。

// <0158> そのうち、智代も積極的に舌を動かしはじめ、激しく絡み合い出す。
<0158> そのうち、智代も積極的に舌を動かしはじめ、激しく絡み合い出す。

// <0159> 顎がだるくなり、ようやく、口を離す。
<0159> 顎がだるくなり、ようやく、口を離す。

// <0160> つーと、糸が伸びて、それが切れて、智代の顎に伝う。
<0160> つーと、糸が伸びて、それが切れて、智代の顎に伝う。

// <0161> それを指でぬぐってやる。
<0161> それを指でぬぐってやる。

// <0162> \{朋也}「あのさ…」
<0162> \{Tomoya}「あのさ…」

// <0163> \{智代}「なんだ…」
<0163> \{Tomoyo}「なんだ…」

// <0164> \{朋也}「お願いがある」
<0164> \{Tomoya}「お願いがある」

// <0165> \{智代}「言うな…」
<0165> \{Tomoyo}「言うな…」

// <0166> \{朋也}「いや、言う…」
<0166> \{Tomoya}「いや、言う…」

// <0167> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」
<0167> \{Tomoyo}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」

// <0168> \{朋也}「だな…」
<0168> \{Tomoya}「だな…」

// <0169> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」
<0169> \{Tomoyo}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」

// <0170> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」
<0170> \{Tomoya}「いや、でもどうしてなんだろう…」

// <0171> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」
<0171> \{Tomoya}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」

// <0172> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」
<0172> \{Tomoya}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」

// <0173> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」
<0173> \{Tomoyo}「そんな変態なことをさせようというのか…」

// <0174> \{朋也}「ああ…」
<0174> \{Tomoya}「ああ…」

// <0175> \{朋也}「だから、頼む…」
<0175> \{Tomoya}「だから、頼む…」

// <0176> \{智代}「言うな…」
<0176> \{Tomoyo}「言うな…」

// <0177> \{朋也}「はぁーってして…」
<0177> \{Tomoya}「はぁーってして…」

// <0178> \{智代}「なんのために…」
<0178> \{Tomoyo}「なんのために…」

// <0179> \{朋也}「匂いかぎたいんだ…」
<0179> \{Tomoya}「匂いかぎたいんだ…」

// <0180> 信じられないというような目で見られる。
<0180> 信じられないというような目で見られる。

// <0181> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」
<0181> \{Tomoyo}「変態だ…ここに変態がいる…」

// <0182> \{朋也}「おまえの彼氏だ」
<0182> \{Tomoya}「おまえの彼氏だ」

// <0183> \{智代}「変態の彼氏だ…」
<0183> \{Tomoyo}「変態の彼氏だ…」

// <0184> \{朋也}「その彼氏からのお願い…」
<0184> \{Tomoya}「その彼氏からのお願い…」

// <0185> \{智代}「………」
<0185> \{Tomoyo}「………」

// <0186> \{朋也}「お願い…」
<0186> \{Tomoya}「お願い…」

// <0187> \{朋也}「ほら、はーってして」
<0187> \{Tomoya}「ほら、はーってして」

// <0188> \{智代}「………」
<0188> \{Tomoyo}「………」

// <0189> 智代は目を潤ませて、口を開く。
<0189> 智代は目を潤ませて、口を開く。

// <0190> はぁーっ、と息を俺の鼻先に吐きかけた。
<0190> はぁーっ、と息を俺の鼻先に吐きかけた。

// <0191> その甘さに酔う。
<0191> その甘さに酔う。

// <0192> それは人の息の匂いだ。
<0192> それは人の息の匂いだ。

// <0193> なんでそんなものを俺はかいでるんだ?
<0193> なんでそんなものを俺はかいでるんだ?

// <0194> 好きな女の子のだからだ。
<0194> 好きな女の子のだからだ。

// <0195> 好きな女の子のだから、かぎたい。
<0195> 好きな女の子のだから、かぎたい。

// <0196> 俺は顔を寄せて、舌を出す。
<0196> 俺は顔を寄せて、舌を出す。

// <0197> 智代の口の中に忍ばせて、舌を誘い出す。
<0197> 智代の口の中に忍ばせて、舌を誘い出す。

// <0198> 互いの舌が口と口の隙間で絡み合う。
<0198> 互いの舌が口と口の隙間で絡み合う。

// <0199> れろれろ…
<0199> れろれろ…

// <0200> この舌もそうだ。好きな女の子の舌だからだ。
<0200> この舌もそうだ。好きな女の子の舌だからだ。

// <0201> 好きな女の子の舌だから、味わいたい。
<0201> 好きな女の子の舌だから、味わいたい。

// <0202> そうして舌だけをすり合わせたまま、はぁーっ、とガラスを曇らせるような熱い息が。
<0202> そうして舌だけをすり合わせたまま、はぁーっ、とガラスを曇らせるような熱い息が。

// <0203> 匂いと味、両方で智代を感じる。
<0203> 匂いと味、両方で智代を感じる。

// <0204> それは片方だけよりも、強く、智代を感じられた。
<0204> それは片方だけよりも、強く、智代を感じられた。

// <0205> なんの飾りもない智代を。
<0205> なんの飾りもない智代を。

// <0206> 卑しいまでに。
<0206> 卑しいまでに。

// <0207> \{朋也}「あのさ…」
<0207> \{Tomoya}「あのさ…」

// <0208> \{智代}「なんだ…」
<0208> \{Tomoyo}「なんだ…」

// <0209> \{朋也}「お願いがある」
<0209> \{Tomoya}「お願いがある」

// <0210> \{智代}「言うな…」
<0210> \{Tomoyo}「言うな…」

// <0211> \{朋也}「いや、言う…」
<0211> \{Tomoya}「いや、言う…」

// <0212> \{智代}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」
<0212> \{Tomoyo}「きっと、おまえのことだ…変態なことに違いない…」

// <0213> \{朋也}「だな…」
<0213> \{Tomoya}「だな…」

// <0214> \{智代}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」
<0214> \{Tomoyo}「もうこれ以上私を変態の仲間にしないでくれ…」

// <0215> \{朋也}「いや、でもどうしてなんだろう…」
<0215> \{Tomoya}「いや、でもどうしてなんだろう…」

// <0216> \{朋也}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」
<0216> \{Tomoya}「他の奴では吐き気がするほど嫌悪すべきことが…」

// <0217> \{朋也}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」
<0217> \{Tomoya}「おまえだとすごく愛おしく感じる…」

// <0218> \{智代}「そんな変態なことをさせようというのか…」
<0218> \{Tomoyo}「そんな変態なことをさせようというのか…」

// <0219> \{朋也}「ああ…」
<0219> \{Tomoya}「ああ…」

// <0220> \{朋也}「だから、頼む…」
<0220> \{Tomoya}「だから、頼む…」

// <0221> \{智代}「言うな…」
<0221> \{Tomoyo}「言うな…」

// <0222> \{朋也}「おまえの唾を飲んでみたい…」
<0222> \{Tomoya}「おまえの唾を飲んでみたい…」

// <0223> 信じられないというような目で見られる。
<0223> 信じられないというような目で見られる。

// <0224> \{朋也}「なんかおいしそうだから…」
<0224> \{Tomoya}「なんかおいしそうだから…」

// <0225> \{智代}「変態だ…ここに変態がいる…」
<0225> \{Tomoyo}「変態だ…ここに変態がいる…」

// <0226> \{朋也}「おまえの彼氏だ」
<0226> \{Tomoya}「おまえの彼氏だ」

// <0227> \{智代}「変態の彼氏だ…」
<0227> \{Tomoyo}「変態の彼氏だ…」

// <0228> \{朋也}「その彼氏からのお願い…」
<0228> \{Tomoya}「その彼氏からのお願い…」

// <0229> \{智代}「………」
<0229> \{Tomoyo}「………」

// <0230> \{朋也}「お願い…」
<0230> \{Tomoya}「お願い…」

// <0231> \{智代}「………」
<0231> \{Tomoyo}「………」

// <0232> \{朋也}「ほら、口の中に溜めて」
<0232> \{Tomoya}「ほら、口の中に溜めて」

// <0233> \{智代}「………」
<0233> \{Tomoyo}「………」

// <0234> 智代は潤んだ目を閉じる。
<0234> 智代は潤んだ目を閉じる。

// <0235> ………。
<0235> ………。

// <0236> しばらくして瞼を開ける。
<0236> しばらくして瞼を開ける。

// <0237> 溜まった、とその目が告げていた。
<0237> 溜まった、とその目が告げていた。

// <0238> \{朋也}「もっと」
<0238> \{Tomoya}「もっと」

// <0239> 一瞬頬のあたりが引きつったが、また目を閉じてくれる。
<0239> 一瞬頬のあたりが引きつったが、また目を閉じてくれる。

// <0240> ………。
<0240> ………。

// <0241> ……。
<0241> ……。

// <0242> ………。
<0242> ………。

// <0243> 目を開く。
<0243> 目を開く。

// <0244> \{朋也}「じゃ、おまえが上に」
<0244> \{Tomoya}「じゃ、おまえが上に」

// <0245> 体勢を入れ替える。
<0245> 体勢を入れ替える。

// <0246> 智代が手をついて、仰向けになった俺を見下ろす。
<0246> 智代が手をついて、仰向けになった俺を見下ろす。

// <0247> ゆっくりと近づいてくる恥じらいの色に染まった頬。
<0247> ゆっくりと近づいてくる恥じらいの色に染まった頬。

// <0248> 唇が合わさる。
<0248> 唇が合わさる。

// <0249> 薄く開く。
<0249> 薄く開く。

// <0250> どろりと熱い液体が俺の口内に流れ込んでくる。
<0250> どろりと熱い液体が俺の口内に流れ込んでくる。

// <0251> それは人の唾液だ。
<0251> それは人の唾液だ。

// <0252> なんでそんなものを俺は飲んでいるんだ?
<0252> なんでそんなものを俺は飲んでいるんだ?

// <0253> 好きな女の子のだからだ。
<0253> 好きな女の子のだからだ。

// <0254> 好きな女の子のだから、味わいたい。
<0254> 好きな女の子のだから、味わいたい。

// <0255> 結構な量…
<0255> 結構な量…

// <0256> 他人の唾で自分の口が満たされる状況なんてかつてない。
<0256> 他人の唾で自分の口が満たされる状況なんてかつてない。

// <0257> 他人の温度を持った粘性のある液体。
<0257> 他人の温度を持った粘性のある液体。

// <0258> 他人の温度のまま、俺はそれを一気に飲み干した。
<0258> 他人の温度のまま、俺はそれを一気に飲み干した。

// <0259> ごくん、喉が鳴る。
<0259> ごくん、喉が鳴る。

// <0260> \{朋也}「はぁ…」
<0260> \{Tomoya}「はぁ…」

// <0261> 口を離し、息をつく。
<0261> 口を離し、息をつく。

// <0262> きっと今の息の匂いは、智代の息の匂いと同じだ。
<0262> きっと今の息の匂いは、智代の息の匂いと同じだ。

// <0263> 智代は涙ぐんだ目で俺の顔をじっと見ていた。
<0263> 智代は涙ぐんだ目で俺の顔をじっと見ていた。

// <0264> \{智代}「………」
<0264> \{Tomoyo}「………」

// <0265> \{朋也}「おいしかった」
<0265> \{Tomoya}「おいしかった」

// <0266> \{智代}「変態…」
<0266> \{Tomoyo}「変態…」

// <0267> すねたようにそっぽを向いた。
<0267> すねたようにそっぽを向いた。

// <0268> その仕草が可愛くて仕方がない。
<0268> その仕草が可愛くて仕方がない。

// <0269> こういう時の智代はどんな女の子よりも女の子らしい。
<0269> こういう時の智代はどんな女の子よりも女の子らしい。

// <0270> 本当に俺の彼女でよかった。
<0270> 本当に俺の彼女でよかった。

// <0271> そう思う。
<0271> そう思う。

// <0272> 再びキスをしようと、智代の首筋に手を這わせる。
<0272> 再びキスをしようと、智代の首筋に手を這わせる。

// <0273> と…その顔色が変わった。
<0273> と…その顔色が変わった。

// <0274> 何かを視線の先に見つけたようだ。
<0274> 何かを視線の先に見つけたようだ。

// <0275> どんっ!
<0275> どんっ!

// <0276> ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。
<0276> ものすごい勢いで胸を突かれて、上体を起こされる。

// <0277> そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。
<0277> そして、智代は俺に背中を向けると、正座をしてうつむく。

// <0278> \{朋也}「…どうした?」
<0278> \{Tomoya}「…どうした?」

// <0279> \{智代}「………」
<0279> \{Tomoyo}「………」

// <0280> 答えない。
<0280> 答えない。

// <0281> \{声}「ごめんっ!」
<0281> \{Voice}「ごめんっ!」

// <0282> 代わりに戸口のほうから声。
<0282> 代わりに戸口のほうから声。

// <0283> 見ると、台所の窓が少し開かれていて、その向こうに人影。
<0283> 見ると、台所の窓が少し開かれていて、その向こうに人影。

// <0284> それが動いて、戸口が開く。
<0284> それが動いて、戸口が開く。

// <0285> 現れたのは…
<0285> 現れたのは…

// <0286> \{鷹文}「覗いてたんじゃないよ、窓、開いてたんだよ」
<0286> \{Takafumi}「覗いてたんじゃないよ、窓、開いてたんだよ」

// <0287> 智代の弟、鷹文。
<0287> 智代の弟、鷹文。

// <0288> \{鷹文}「あがっていい?」
<0288> \{Takafumi}「あがっていい?」

// <0289> \{朋也}「ん? ああ、どうぞ」
<0289> \{Tomoya}「ん? ああ、どうぞ」

// <0290> 鷹文は靴を脱いであがってくると、テーブルの上に買い物袋を置いた。
<0290> 鷹文は靴を脱いであがってくると、テーブルの上に買い物袋を置いた。

// <0291> \{鷹文}「はい、差し入れ」
<0291> \{Takafumi}「はい、差し入れ」

// <0292> \{朋也}「そういうの気にしなくていいぞ」
<0292> \{Tomoya}「そういうの気にしなくていいぞ」

// <0293> \{鷹文}「手ぶらじゃ悪いからね」
<0293> \{Takafumi}「手ぶらじゃ悪いからね」

// <0294> \{鷹文}「単なるお邪魔虫になるじゃん?」
<0294> \{Takafumi}「単なるお邪魔虫になるじゃん?」

// <0295> \{朋也}「そりゃ、確かに」
<0295> \{Tomoya}「そりゃ、確かに」

// <0296> \{鷹文}「あ、言うねぇ、にぃちゃん」
<0296> \{Takafumi}「あ、言うねぇ、にぃちゃん」

// <0297> \{朋也}「実際邪魔されたんだし」
<0297> \{Tomoya}「実際邪魔されたんだし」

// <0298> \{鷹文}「だからそれはごめんっ、て謝ったじゃん」
<0298> \{Takafumi}「だからそれはごめんっ、て謝ったじゃん」

// <0299> \{鷹文}「座っていい?」
<0299> \{Takafumi}「座っていい?」

// <0300> \{朋也}「どうぞ」
<0300> \{Tomoya}「どうぞ」

// <0301> 俺と智代の間に腰を落ち着ける。
<0301> 俺と智代の間に腰を落ち着ける。

// <0302> 智代は背中を向けたまま沈黙を守っている。
<0302> 智代は背中を向けたまま沈黙を守っている。

// <0303> \{鷹文}「でも、びっくりしたよ」
<0303> \{Takafumi}「でも、びっくりしたよ」

// <0304> \{朋也}「何が?」
<0304> \{Tomoya}「何が?」

// <0305> \{鷹文}「ふたりだとあんなことしてるんだね」
<0305> \{Takafumi}「ふたりだとあんなことしてるんだね」

// <0306> 背中を向けたままの智代が、後ろに座る鷹文の腕をぽかぽかと叩き始める。
<0306> 背中を向けたままの智代が、後ろに座る鷹文の腕をぽかぽかと叩き始める。

// <0307> \{朋也}「いや、まあ、普通だろ」
<0307> \{Tomoya}「いや、まあ、普通だろ」

// <0308> ぽかぽか。
<0308> ぽかぽか。

// <0309> \{鷹文}「うーん…普通なのか…」
<0309> \{Takafumi}「うーん…普通なのか…」

// <0310> ぽかぽか。
<0310> ぽかぽか。

// <0311> \{鷹文}「そんなに…ねぇちゃんのっていい匂いなの?」
<0311> \{Takafumi}「そんなに…ねぇちゃんのっていい匂いなの?」

// <0312> ぽかぽか。
<0312> ぽかぽか。

// <0313> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」
<0313> \{Tomoyo}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」

// <0314> 叩きながら、恨み言のように呟く。
<0314> 叩きながら、恨み言のように呟く。

// <0315> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」
<0315> \{Takafumi}「痛いよ、ねぇちゃん」

// <0316> \{鷹文}「でも、それをかがせるねぇちゃんも、すごいよね…」
<0316> \{Takafumi}「でも、それをかがせるねぇちゃんも、すごいよね…」

// <0317> \{鷹文}「そんなに…ねぇちゃんのっておいしいの?」
<0317> \{Takafumi}「そんなに…ねぇちゃんのっておいしいの?」

// <0318> ぽかぽか。
<0318> ぽかぽか。

// <0319> \{智代}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」
<0319> \{Tomoyo}「帰れ、おまえなんて帰ってしまえ」

// <0320> 叩きながら、恨み言のように呟く。
<0320> 叩きながら、恨み言のように呟く。

// <0321> \{鷹文}「痛いよ、ねぇちゃん」
<0321> \{Takafumi}「痛いよ、ねぇちゃん」

// <0322> \{鷹文}「でも、それをあげるねぇちゃんも、すごいよね…」
<0322> \{Takafumi}「でも、それをあげるねぇちゃんも、すごいよね…」

// <0323> \{智代}「帰れ、二度とくるな」
<0323> \{Tomoyo}「帰れ、二度とくるな」

// <0324> ぽかぽか。
<0324> ぽかぽか。

// <0325> \{鷹文}「でもこんな可愛げのあるところを見られるんだから、にぃちゃんはやっぱすごいよ」
<0325> \{Takafumi}「でもこんな可愛げのあるところを見られるんだから、にぃちゃんはやっぱすごいよ」

// <0326> \{鷹文}「うちでは、女の子らしいところなんてみじんも見せないくせにさ」
<0326> \{Takafumi}「うちでは、女の子らしいところなんてみじんも見せないくせにさ」

// <0327> ぽかぽか。
<0327> ぽかぽか。

// <0328> 鷹文の差し入れからせんべいの袋を見つけ、その封を開ける。
<0328> 鷹文の差し入れからせんべいの袋を見つけ、その封を開ける。

// <0329> \{朋也}「おまえにもわかる日がくる」
<0329> \{Tomoya}「おまえにもわかる日がくる」

// <0330> \{朋也}「愛だよ、愛」
<0330> \{Tomoya}「愛だよ、愛」

// <0331> ぱきっ…ぼりぼり。
<0331> ぱきっ…ぼりぼり。

// <0332> せんべいを食べながら、野球中継の続きを見る。
<0332> せんべいを食べながら、野球中継の続きを見る。

// <0333> ぽかぽか。
<0333> ぽかぽか。

// <0334> \{鷹文}「だから痛いって、ねぇちゃん」
<0334> \{Takafumi}「だから痛いって、ねぇちゃん」

// <0335> \{智代}「帰れ、帰れ」
<0335> \{Tomoyo}「帰れ、帰れ」

// <0336> 隣では、延々と鷹文が姉に叩かれていた。
<0336> 隣では、延々と鷹文が姉に叩かれていた。

// <0337> そんな風景の中にいる自分を見て思う。
<0337> そんな風景の中にいる自分を見て思う。

// <0338> まるで、慎ましく暮らす家族の中にいるようだと。
<0338> まるで、慎ましく暮らす家族の中にいるようだと。

// <0339> 高校を卒業し、春から俺は働き始めていた。
<0339> 高校を卒業し、春から俺は働き始めていた。

// <0340> 学校の就職案内で見つけた廃品回収会社。
<0340> 学校の就職案内で見つけた廃品回収会社。

// <0341> 色んな場所で廃品や故障したものを集めて修理する仕事だ。
<0341> 色んな場所で廃品や故障したものを集めて修理する仕事だ。

// <0342> 直しては、リサイクル店や中古業者に売り、生計を立てている。
<0342> 直しては、リサイクル店や中古業者に売り、生計を立てている。

// <0343> 会社は小さく、親方がひとりいるだけ。
<0343> 会社は小さく、親方がひとりいるだけ。

// <0344> 車がなくては話にならない、と免許も取った。
<0344> 車がなくては話にならない、と免許も取った。

// <0345> 軽トラで町中を走り回り、集めてきた廃品を修理する。
<0345> 軽トラで町中を走り回り、集めてきた廃品を修理する。

// <0346> 親方は、基本的には何も教えてくれない。
<0346> 親方は、基本的には何も教えてくれない。

// <0347> ただ、こうやるんだ、と言わんばかりに見せてくれる。
<0347> ただ、こうやるんだ、と言わんばかりに見せてくれる。

// <0348> 俺はそれを見様見真似で試し、覚えていった。
<0348> 俺はそれを見様見真似で試し、覚えていった。

// <0349> 扱うものは、車、バイクから家電製品、パソコンなんかもある。
<0349> 扱うものは、車、バイクから家電製品、パソコンなんかもある。

// <0350> 修理するものもあれば、パーツ取りだけに使うものもあった。
<0350> 修理するものもあれば、パーツ取りだけに使うものもあった。

// <0351> 役割として親方から命じられたのは、家電の修理だった。
<0351> 役割として親方から命じられたのは、家電の修理だった。

// <0352> 回路図の読み方と書き方。
<0352> 回路図の読み方と書き方。

// <0353> 電流の流れとケーブルやラインの種類。
<0353> 電流の流れとケーブルやラインの種類。

// <0354> コンデンサのチェックを行うオシロスコープの使い方。
<0354> コンデンサのチェックを行うオシロスコープの使い方。

// <0355> 半田ごてで基板の断線を修理する方法。
<0355> 半田ごてで基板の断線を修理する方法。

// <0356> 何もかもが初めての経験だ。
<0356> 何もかもが初めての経験だ。

// <0357> 俺が最初にひとりで修理できたのは掃除機だった。
<0357> 俺が最初にひとりで修理できたのは掃除機だった。

// <0358> 動くがまったく吸わないもので、親方が、これならできるだろ、と俺に命じたものだ。
<0358> 動くがまったく吸わないもので、親方が、これならできるだろ、と俺に命じたものだ。

// <0359> 慎重に分解し、目詰まりしていたフィルターや埃にまみれていたモーターを掃除する。
<0359> 慎重に分解し、目詰まりしていたフィルターや埃にまみれていたモーターを掃除する。

// <0360> 全ての部品を組み合わせ、スイッチを入れるとまるで新品のように動き出した。
<0360> 全ての部品を組み合わせ、スイッチを入れるとまるで新品のように動き出した。

// <0361> そんなに古くもなく程度の良いものだったが、親方はそれを売らなかった。
<0361> そんなに古くもなく程度の良いものだったが、親方はそれを売らなかった。

// <0362> 俺に、記念だ、持って帰れ、と言った。
<0362> 俺に、記念だ、持って帰れ、と言った。

// <0363> 今は自室の押入れに仕舞っている。
<0363> 今は自室の押入れに仕舞っている。

// <0364> 時々、智代が掃除するのに使っていた。
<0364> 時々、智代が掃除するのに使っていた。

// <0365> 俺が一人暮らしをしているこの部屋で。
<0365> 俺が一人暮らしをしているこの部屋で。

// <0366> 一人暮らしは就職と同時だった。
<0366> 一人暮らしは就職と同時だった。

// <0367> 最初は何もかもが大変だった。
<0367> 最初は何もかもが大変だった。

// <0368> 仕事で疲れ果てて帰ってくる俺は、食べるものもロクに用意できなかった。
<0368> 仕事で疲れ果てて帰ってくる俺は、食べるものもロクに用意できなかった。

// <0369> 智代が毎日のように駆けつけて助けてくれた。
<0369> 智代が毎日のように駆けつけて助けてくれた。

// <0370> 仕事にも慣れてきた頃、自炊も教わって、ひとりでご飯の支度もできるようになった。
<0370> 仕事にも慣れてきた頃、自炊も教わって、ひとりでご飯の支度もできるようになった。

// <0371> そうして仕事も、一人暮らしも、いつしかすべてが順調に進みはじめた。
<0371> そうして仕事も、一人暮らしも、いつしかすべてが順調に進みはじめた。

// <0372> 智代のおかげだ。
<0372> 智代のおかげだ。

// <0373> 智代がいなければ、すべて投げ出していた。
<0373> 智代がいなければ、すべて投げ出していた。

// <0374> 感謝した。
<0374> 感謝した。

// <0375> もしいるなら、彼女を俺のために残しておいてくれた神様にも。
<0375> もしいるなら、彼女を俺のために残しておいてくれた神様にも。

Script Chart

June July August After Other
1st SEEN0701 SEEN0801 SEEN5000 SEEN7910
2nd SEEN0702 SEEN5001 SEEN7920
3rd SEEN0803 SEEN5002 SEEN7930
4th SEEN0804 SEEN5003 SEEN7940
6th SEEN0806 BAD END SEEN5004 SEEN7950
SEEN1806 SEEN5005
7th SEEN0707 SEEN0807 SEEN5006
8th SEEN0708 SEEN0808 SEEN5007
9th SEEN0709 SEEN0809 SEEN5010
10th SEEN0710 SEEN1710 SEEN0810 SEEN5011
11th SEEN0711 SEEN0811 SEEN1811 SEEN2811
12th SEEN0712 SEEN0812
13th SEEN0713 SEEN0813 SEEN1813 SEEN2813
14th SEEN0714 SEEN1714 SEEN0814 BAD END BAD END BAD END BAD END
SEEN1814 SEEN2814 SEEN3814 SEEN4814
15th SEEN0715 SEEN1715 SEEN0815
16th SEEN0716 SEEN1716 SEEN0816
17th SEEN0717 SEEN0817
18th SEEN0818
19th SEEN0819
20th BAD END SEEN0820
SEEN0720
21st SEEN0721 SEEN0821
22nd SEEN0722 SEEN0822
23rd SEEN0723 SEEN0823
24th SEEN0724
25th SEEN0725
26th SEEN0726
27th SEEN0727
28th SEEN0628 SEEN0728
29th SEEN0629 SEEN0729
30th SEEN0630
BAD END
SEEN0744