// Resources for SEEN0729.TXT
// #character '朋也'
#character 'Tomoya'
// #character '鷹文'
#character 'Takafumi'
// #character '河南子'
#character 'Kanako'
// #character '智代'
#character 'Tomoyo'
// #character 'とも'
#character 'Tomo'
// <0000> 7月29日(木)
<0000> July 29th (Thu)
// <0001> \{朋也}「なるほど、こりゃ涼しい」
<0001> \{Tomoya}「なるほど、こりゃ涼しい」
// <0002> 俺は屈伸を始める。
<0002> 俺は屈伸を始める。
// <0003> \{鷹文}「なにしてんの、にぃちゃん」
<0003> \{Takafumi}「なにしてんの、にぃちゃん」
// <0004> \{朋也}「いや、俺も一緒に走ろうと思って」
<0004> \{Tomoya}「いや、俺も一緒に走ろうと思って」
// <0005> \{鷹文}「何も無理することはないよ」
<0005> \{Takafumi}「何も無理することはないよ」
// <0006> \{鷹文}「これも罰ゲームなんでしょ。込みだったんでしょ」
<0006> \{Takafumi}「これも罰ゲームなんでしょ。込みだったんでしょ」
// <0007> \{河南子}「やっぱ罰ゲームじゃないか」
<0007> \{Kanako}「やっぱ罰ゲームじゃないか」
// <0008> 河南子が白い目で見ているが、放っておく。
<0008> 河南子が白い目で見ているが、放っておく。
// <0009> \{朋也}「じゃ、その二回戦」
<0009> \{Tomoya}「じゃ、その二回戦」
// <0010> \{鷹文}「えー、またー?」
<0010> \{Takafumi}「えー、またー?」
// <0011> \{朋也}「そう。また」
<0011> \{Tomoya}「そう。また」
// <0012> \{鷹文}「今度はなに」
<0012> \{Takafumi}「今度はなに」
// <0013> \{朋也}「ちょっとこい」
<0013> \{Tomoya}「ちょっとこい」
// <0014> 俺は鷹文の肩を抱き寄せる。
<0014> 俺は鷹文の肩を抱き寄せる。
// <0015> \{朋也}「負けたほうが、河南子に告白する」
<0015> \{Tomoya}「負けたほうが、河南子に告白する」
// <0016> \{鷹文}「わけわかんないんだけど」
<0016> \{Takafumi}「わけわかんないんだけど」
// <0017> \{朋也}「好きですって、言うんだよ」
<0017> \{Tomoya}「好きですって、言うんだよ」
// <0018> \{鷹文}「それはなに? 冗談でいいわけ」
<0018> \{Takafumi}「それはなに? 冗談でいいわけ」
// <0019> \{朋也}「いいよ」
<0019> \{Tomoya}「いいよ」
// <0020> その肩をぽんと叩いてから突き放す。
<0020> その肩をぽんと叩いてから突き放す。
// <0021> \{朋也}「3キロのコース、一周だ」
<0021> \{Tomoya}「3キロのコース、一周だ」
// <0022> \{朋也}「智代、よーいどん頼む」
<0022> \{Tomoya}「智代、よーいどん頼む」
// <0023> 木陰で、ともと手をつないでいる智代に向けて。その顎がこくりと下がる。
<0023> 木陰で、ともと手をつないでいる智代に向けて。その顎がこくりと下がる。
// <0024> \{智代}「よーい…」
<0024> \{Tomoyo}「よーい…」
// <0025> \{とも}「どんっ」
<0025> \{Tomo}「どんっ」
// <0026> ともが言った。
<0026> ともが言った。
// <0027> いいスタート。鷹文より先に体が前に出た。
<0027> いいスタート。鷹文より先に体が前に出た。
// <0028> \{鷹文}「今のアリ!?」
<0028> \{Takafumi}「今のアリ!?」
// <0029> 鷹文が慌てて後を追ってくる形に。
<0029> 鷹文が慌てて後を追ってくる形に。
// <0030> これでもこっちは毎日肉体労働してるんだ。
<0030> これでもこっちは毎日肉体労働してるんだ。
// <0031> 体力でなら負けるはずがない。
<0031> 体力でなら負けるはずがない。
// <0032> パソコンばっかいじってる肌が青白い奴なんかに。
<0032> パソコンばっかいじってる肌が青白い奴なんかに。
// <0033> なんだ、これは…
<0033> なんだ、これは…
// <0034> 体が軽い。ストライドが自然に広がっていく。
<0034> 体が軽い。ストライドが自然に広がっていく。
// <0035> …すごい。
<0035> …すごい。
// <0036> \{朋也}(これが…)
<0036> \{Tomoya}(これが…)
// <0037> \{朋也}(…河南子との特訓の成果かっ!)
<0037> \{Tomoya}(…河南子との特訓の成果かっ!)
// <0038> \{朋也}「はぁ…はぁ…」
<0038> \{Tomoya}「はぁ…はぁ…」
// <0039> \{鷹文}「話になんないじゃん」
<0039> \{Takafumi}「話になんないじゃん」
// <0040> 鷹文はすでに到着していて、スポーツドリンクを飲んでいた。
<0040> 鷹文はすでに到着していて、スポーツドリンクを飲んでいた。
// <0041> \{河南子}「相変わらず体力ないな」
<0041> \{Kanako}「相変わらず体力ないな」
// <0042> \{朋也}「なかったのかっ!」
<0042> \{Tomoya}「なかったのかっ!」
// <0043> …知らなかった。
<0043> …知らなかった。
// <0044> \{朋也}「しかし3キロってこんなにあったっけ…なげぇよ…」
<0044> \{Tomoya}「しかし3キロってこんなにあったっけ…なげぇよ…」
// <0045> \{智代}「今のはなかなかいいタイムだったんじゃないのか?」
<0045> \{Tomoyo}「今のはなかなかいいタイムだったんじゃないのか?」
// <0046> \{鷹文}「ぜんぜん」
<0046> \{Takafumi}「ぜんぜん」
// <0047> \{鷹文}「こんなの話になんないよ」
<0047> \{Takafumi}「こんなの話になんないよ」
// <0048> \{智代}「そうなのか。いいと思ったんだがな」
<0048> \{Tomoyo}「そうなのか。いいと思ったんだがな」
// <0049> \{朋也}「じゃあ、俺の記録はなんなんだ…」
<0049> \{Tomoya}「じゃあ、俺の記録はなんなんだ…」
// <0050> \{智代}「朋也、タオル」
<0050> \{Tomoyo}「朋也、タオル」
// <0051> 智代がタオルを渡してくれる。
<0051> 智代がタオルを渡してくれる。
// <0052> \{鷹文}「………」
<0052> \{Takafumi}「………」
// <0053> 鷹文の訝しむような目がこちらに向いている。
<0053> 鷹文の訝しむような目がこちらに向いている。
// <0054> \{朋也}(わかった、わかった…やればいいんだろ…)
<0054> \{Tomoya}(わかった、わかった…やればいいんだろ…)
// <0055> タオルで汗を拭きながら、俺は河南子の前まで歩いていく。
<0055> タオルで汗を拭きながら、俺は河南子の前まで歩いていく。
// <0056> \{朋也}「河南子」
<0056> \{Tomoya}「河南子」
// <0057> その前に立つ。
<0057> その前に立つ。
// <0058> \{河南子}「…ん?」
<0058> \{Kanako}「…ん?」
// <0059> \{朋也}「好きだ」
<0059> \{Tomoya}「好きだ」
// <0060> \{鷹文}「うわ…あのひと、ほんとに言ってる…」
<0060> \{Takafumi}「うわ…あのひと、ほんとに言ってる…」
// <0061> \{河南子}「………」
<0061> \{Kanako}「………」
// <0062> \{河南子}「ごめん」
<0062> \{Kanako}「ごめん」
// <0063> \{鷹文}「ふられた…」
<0063> \{Takafumi}「ふられた…」
// <0064> \{鷹文}「当然だけどさ…」
<0064> \{Takafumi}「当然だけどさ…」
// <0065> \{智代}「………」
<0065> \{Tomoyo}「………」
// <0066> \{智代}「う…」
<0066> \{Tomoyo}「う…」
// <0067> \{智代}「うあぁぁーっ、そうだったのか…朋也は河南子のことが…」
<0067> \{Tomoyo}「うあぁぁーっ、そうだったのか…朋也は河南子のことが…」
// <0068> 智代が地面に突っ伏してしまう。
<0068> 智代が地面に突っ伏してしまう。
// <0069> \{とも}「あーもーどうしたの、ともがきくよー」
<0069> \{Tomo}「あーもーどうしたの、ともがきくよー」
// <0070> \{朋也}「いや、冗談だからさ…」
<0070> \{Tomoya}「いや、冗談だからさ…」
// <0071> \{とも}「パパがよくないことしたのー?」
<0071> \{Tomo}「パパがよくないことしたのー?」
// <0072> \{朋也}「だから、冗談だからさ…」
<0072> \{Tomoya}「だから、冗談だからさ…」
// <0073> \{河南子}「冗談で…」
<0073> \{Kanako}「冗談で…」
// <0074> \{河南子}「人にコクるなああぁぁーーーーっ!」
<0074> \{Kanako}「人にコクるなああぁぁーーーーっ!」
// <0075> どぐしっ!
<0075> どぐしっ!
// <0076> \{鷹文}「いつつ…」
<0076> \{Takafumi}「いつつ…」
// <0077> 鷹文は床に仰向けに寝そべって、智代のマッサージを受けている。
<0077> 鷹文は床に仰向けに寝そべって、智代のマッサージを受けている。
// <0078> ともも隣に並び、見よう見まねで、鷹文の足をもんでいる。
<0078> ともも隣に並び、見よう見まねで、鷹文の足をもんでいる。
// <0079> 俺は音量を小さくして、野球中継を見ている。
<0079> 俺は音量を小さくして、野球中継を見ている。
// <0080> ちなみに俺も後頭部が痛い。河南子に思い切り延髄を蹴られたからだ。
<0080> ちなみに俺も後頭部が痛い。河南子に思い切り延髄を蹴られたからだ。
// <0081> \{河南子}「アイス買ってこよーっと」
<0081> \{Kanako}「アイス買ってこよーっと」
// <0082> 河南子がすっくと起きあがる。
<0082> 河南子がすっくと起きあがる。
// <0083> \{智代}「あ、河南子、ついでに牛乳を頼んでもいいだろうか」
<0083> \{Tomoyo}「あ、河南子、ついでに牛乳を頼んでもいいだろうか」
// <0084> \{河南子}「販売機で売ってる小さいのでいい?」
<0084> \{Kanako}「販売機で売ってる小さいのでいい?」
// <0085> \{智代}「大きいのは頼めないか?」
<0085> \{Tomoyo}「大きいのは頼めないか?」
// <0086> \{智代}「ともが朝食でコーンフレークを食べるのに、結構使うんだ」
<0086> \{Tomoyo}「ともが朝食でコーンフレークを食べるのに、結構使うんだ」
// <0087> \{河南子}「えー、重いし」
<0087> \{Kanako}「えー、重いし」
// <0088> \{とも}「じゃ、とももいくよー」
<0088> \{Tomo}「じゃ、とももいくよー」
// <0089> \{河南子}「いや、ともさんにそんなことは頼めません」
<0089> \{Kanako}「いや、ともさんにそんなことは頼めません」
// <0090> \{河南子}「おまえ、こいや」
<0090> \{Kanako}「おまえ、こいや」
// <0091> 背中を小突かれる。
<0091> 背中を小突かれる。
// <0092> \{朋也}「え、俺が?」
<0092> \{Tomoya}「え、俺が?」
// <0093> \{河南子}「食っちゃ寝、食っちゃ寝、たまには働け」
<0093> \{Kanako}「食っちゃ寝、食っちゃ寝、たまには働け」
// <0094> \{朋也}「いや、頑張って働いてるつもりだけどさ」
<0094> \{Tomoya}「いや、頑張って働いてるつもりだけどさ」
// <0095> \{智代}「悪いな、朋也」
<0095> \{Tomoyo}「悪いな、朋也」
// <0096> \{朋也}「ま、いいけど」
<0096> \{Tomoya}「ま、いいけど」
// <0097> 河南子に続いて、つっかけを履いて、部屋を出る。
<0097> 河南子に続いて、つっかけを履いて、部屋を出る。
// <0098> \{朋也}「自転車、乗せてこうか」
<0098> \{Tomoya}「自転車、乗せてこうか」
// <0099> \{河南子}「いいよ、散歩も兼ねてるもん」
<0099> \{Kanako}「いいよ、散歩も兼ねてるもん」
// <0100> しばらく無言のまま並んで歩く。
<0100> しばらく無言のまま並んで歩く。
// <0101> 最初に口を開いたのは河南子だった。
<0101> 最初に口を開いたのは河南子だった。
// <0102> \{河南子}「ね」
<0102> \{Kanako}「ね」
// <0103> \{朋也}「うん?」
<0103> \{Tomoya}「うん?」
// <0104> \{河南子}「この罰ゲーム、いつまで続くの?」
<0104> \{Kanako}「この罰ゲーム、いつまで続くの?」
// <0105> \{朋也}「いや、罰ゲームじゃないってば」
<0105> \{Tomoya}「いや、罰ゲームじゃないってば」
// <0106> \{河南子}「同じだよ」
<0106> \{Kanako}「同じだよ」
// <0107> \{河南子}「あいつは、先輩が必死になってるからさ…それに付き合ってるだけじゃん」
<0107> \{Kanako}「あいつは、先輩が必死になってるからさ…それに付き合ってるだけじゃん」
// <0108> \{河南子}「いつまで続くの?」
<0108> \{Kanako}「いつまで続くの?」
// <0109> \{朋也}「日曜まで」
<0109> \{Tomoya}「日曜まで」
// <0110> \{朋也}「その日にマラソン大会がある。それにあいつはでる」
<0110> \{Tomoya}「その日にマラソン大会がある。それにあいつはでる」
// <0111> \{河南子}「なんのために?」
<0111> \{Kanako}「なんのために?」
// <0112> \{朋也}「走り終えるために」
<0112> \{Tomoya}「走り終えるために」
// <0113> \{河南子}「いや、走らせてるのはあんたたちだろ」
<0113> \{Kanako}「いや、走らせてるのはあんたたちだろ」
// <0114> 平手打ちのつっこみがくる。
<0114> 平手打ちのつっこみがくる。
// <0115> \{朋也}「それまでも走り続けてたんだよ、ずっと」
<0115> \{Tomoya}「それまでも走り続けてたんだよ、ずっと」
// <0116> \{河南子}「夢の話?」
<0116> \{Kanako}「夢の話?」
// <0117> \{朋也}「聞いてるか」
<0117> \{Tomoya}「聞いてるか」
// <0118> \{河南子}「うん、先輩に」
<0118> \{Kanako}「うん、先輩に」
// <0119> \{河南子}「でも、よくそんな話、あいつから聞き出せたね」
<0119> \{Kanako}「でも、よくそんな話、あいつから聞き出せたね」
// <0120> \{朋也}「まぁ、いろいろ苦労したけど」
<0120> \{Tomoya}「まぁ、いろいろ苦労したけど」
// <0121> \{朋也}「智代はあいつがもう一度走ることによって、昔の情熱を取り戻せると信じてる」
<0121> \{Tomoya}「智代はあいつがもう一度走ることによって、昔の情熱を取り戻せると信じてる」
// <0122> \{河南子}「取り戻したとして…」
<0122> \{Kanako}「取り戻したとして…」
// <0123> \{河南子}「それで、呪いは解けるのかな」
<0123> \{Kanako}「それで、呪いは解けるのかな」
// <0124> …呪い。
<0124> …呪い。
// <0125> それは恩師が残した最後の言葉。
<0125> それは恩師が残した最後の言葉。
// <0126> 皮肉すぎる。
<0126> 皮肉すぎる。
// <0127> \{河南子}「呪いをかけた相手はもう、存在しないんだよ」
<0127> \{Kanako}「呪いをかけた相手はもう、存在しないんだよ」
// <0128> \{朋也}「なら、残っている俺たちで解くだけだよ」
<0128> \{Tomoya}「なら、残っている俺たちで解くだけだよ」
// <0129> \{河南子}「あはは…」
<0129> \{Kanako}「あはは…」
// <0130> \{河南子}「あんたたちが言うと、ほんとにそれできそーだね」
<0130> \{Kanako}「あんたたちが言うと、ほんとにそれできそーだね」
// <0131> \{朋也}「智代ならできるって言う」
<0131> \{Tomoya}「智代ならできるって言う」
// <0132> \{朋也}「俺は恥ずかしいから冗談でしか言わないけどさ」
<0132> \{Tomoya}「俺は恥ずかしいから冗談でしか言わないけどさ」
// <0133> \{河南子}「そーだね…」
<0133> \{Kanako}「そーだね…」
// <0134> \{河南子}「あんたたちはさ、きっと、うまくいくよ」
<0134> \{Kanako}「あんたたちはさ、きっと、うまくいくよ」
// <0135> \{河南子}「先輩の言う、ずっと続いていく愛もある気がする」
<0135> \{Kanako}「先輩の言う、ずっと続いていく愛もある気がする」
// <0136> \{河南子}「あんたたちのそばにいて、そう思えるようになったよ」
<0136> \{Kanako}「あんたたちのそばにいて、そう思えるようになったよ」
// <0137> \{河南子}「だから、あいつの罰ゲームが終わったらさ…」
<0137> \{Kanako}「だから、あいつの罰ゲームが終わったらさ…」
// <0138> \{河南子}「家に帰ろうかなって…思ってる」
<0138> \{Kanako}「家に帰ろうかなって…思ってる」
// <0139> \{朋也}「だから罰ゲームじゃないって」
<0139> \{Tomoya}「だから罰ゲームじゃないって」
// <0140> \{朋也}「俺たちは本気だよ」
<0140> \{Tomoya}「俺たちは本気だよ」
// <0141> \{河南子}「うん…だね」
<0141> \{Kanako}「うん…だね」
// <0142> \{河南子}「お母さん、再婚しちゃったら、引っ越ししちゃうんだ」
<0142> \{Kanako}「お母さん、再婚しちゃったら、引っ越ししちゃうんだ」
// <0143> \{河南子}「あたし、この町からいなくなっちゃうから…」
<0143> \{Kanako}「あたし、この町からいなくなっちゃうから…」
// <0144> \{河南子}「だから、最後にもう一回だけ会っておこうって思ってさ」
<0144> \{Kanako}「だから、最後にもう一回だけ会っておこうって思ってさ」
// <0145> \{河南子}「別にそれは何かを期待してたわけじゃなくてさ…」
<0145> \{Kanako}「別にそれは何かを期待してたわけじゃなくてさ…」
// <0146> \{河南子}「けじめみたいなもんでさ…」
<0146> \{Kanako}「けじめみたいなもんでさ…」
// <0147> \{河南子}「ずるずる居座ることになっちゃったけどさ…」
<0147> \{Kanako}「ずるずる居座ることになっちゃったけどさ…」
// <0148> \{河南子}「実はさ、あたしさ…」
<0148> \{Kanako}「実はさ、あたしさ…」
// <0149> \{河南子}「こんなこと言うのがらじゃないから、すげぇ恥ずかしいんだけどさ…」
<0149> \{Kanako}「こんなこと言うのがらじゃないから、すげぇ恥ずかしいんだけどさ…」
// <0150> \{河南子}「救われてんだよ」
<0150> \{Kanako}「救われてんだよ」
// <0151> \{河南子}「すごく」
<0151> \{Kanako}「すごく」
// <0152> \{河南子}「だってさ…」
<0152> \{Kanako}「だってさ…」
// <0153> \{河南子}「あの頃みたいなんだもん」
<0153> \{Kanako}「あの頃みたいなんだもん」
// <0154> \{河南子}「一番楽しくて、幸せだった時…」
<0154> \{Kanako}「一番楽しくて、幸せだった時…」
// <0155> \{河南子}「みんながいて、一緒に馬鹿やって、盛り上がってたさ…」
<0155> \{Kanako}「みんながいて、一緒に馬鹿やって、盛り上がってたさ…」
// <0156> \{河南子}「それで、あいつが…いつもそばにいてくれて…」
<0156> \{Kanako}「それで、あいつが…いつもそばにいてくれて…」
// <0157> \{河南子}「まるで、毎日がさ…」
<0157> \{Kanako}「まるで、毎日がさ…」
// <0158> \{河南子}「あたしが一番幸せだった時みたいなんだもん」
<0158> \{Kanako}「あたしが一番幸せだった時みたいなんだもん」
// <0159> \{河南子}「すごく楽しい…」
<0159> \{Kanako}「すごく楽しい…」
// <0160> \{河南子}「ありがとう」
<0160> \{Kanako}「ありがとう」
// <0161> 本当に…\pありがとう。
<0161> 本当に…\pありがとう。