White Album 2/Script/2031 2

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	Speaker		Text		Comment
Line #	JP	EN	JP	EN
1	春希	Haruki	「ん…んぅ…っ」	"Nn.. Nnnn.. nn.."
2	雪菜	Setsuna	「はぁぁぁっ、あっ、あむっ… ん、んぅ…ぷぁぁっ」	"Ahh, ahh, mmm.. Nn.. nnn.. fuaa.."
3			約束…したんだから。	It was because.. I promised..
4	春希	Haruki	「せ、せつ、なぁ… は、あ、んむぅ…」	"Se, Setsu... na.. Haa, aah, nmm.."
5	雪菜	Setsuna	「はぶぅっ、んっ、んむ…はぁぁっ、 はぁっ、はぁっ、はぁぁ………んんんんっ！？」	"Ahh.. fuaa, nnmm, nmm.. haa Ahh, aaan.... nnnnn!?"
6			お互い、荒い息がおさまらないまま、 後のことなんか何も考えていないかのように、 激しく唇を重ね合う。	Our breath did not fit each other, thinking nothing about what will happen later on, We put our lips violently until it matched throughly.
7	春希	Haruki	「は、あ、あ…けほっ、ん、く…」	"ha, aa, aah.. *cough*.. nn, kuu.."
8	雪菜	Setsuna	「え、えほっ、こほっ…は、あ、あ… んちゅ…んぷぁ…あ、ぷぅぅっ」	"*cough* *cough* ahh.. aahh.. nnchu.. fuaah, ahh.."
9			互いの吐息が口の中に入り込み、 咳き込みそうになりながらも、 絶対に、繋がりを離そうとしない。
10			そんな、うまくくっつかない唇の端から、 次から次へと唾液が垂れ落ち、服や床にまで零れても、 そんなこと、気に留めておくことはできない。
11			ただ、雪菜を壁に押しつけ、 全身を押し潰すように抱きしめ、唇を吸い…
12			手だけは別に、 電気のスイッチを探っていた。
13			…雪菜を、ベッドへと導くために。
14	雪菜	Setsuna	「はぁっ、はぁっ、はぁぁ…っ、 あ、あぁぁ…あむっ…ん、んぷぅっ」
15	春希	Haruki	「んぅぅ…は～、はぁぁぁぁ～、 せ、雪菜…」
16			唇を重ねたまま、強く抱きしめ、 腰に手を回し、ほんの少しだけ床から脚を浮かせ。
17	雪菜	Setsuna	「ん、んむぁぁ…あ、あ～っ、 はひっ、はふっ、は、あ、あ…ぷぁぁぁっ」
18			少しずつ、少しずつ、 窓際まで、すり足で移動する。
19			落ち着いて、落ち着いて…
20			なんて自己暗示にかかれる訳なんかなくて。
21	雪菜	Setsuna	「あっ…あ、あ…っ！？ ん～っ、んむぅぅぅ～、む、ちゅ…ん、んぅぅぅぅ～」
22			全体重をかけて、雪菜にのしかかり… そして、更に奥深くまで、唇と舌を差し込む。
23			息は、おさまらない。 それどころか、さらに激しく切れていく。
24	雪菜	Setsuna	「はああああっ、あっ、あっ… んぷ、あぁ…ちゅぷ、ん、んぷ…はむ、ん、んぅ…」
25			息と、唇と、唾液と… 雪菜の目からも零れるしずくまでも混ざって、 俺たちは、深く深く、重なっていく。
26			俺の左手と雪菜の右手は繋がったまま、 俺の右手と雪菜の左手は、互いの頬を撫で、 胸を、身体を少しだけ斜めに合わせ。
27	雪菜	Setsuna	「は、あ、あぁぁ… ね、ねぇ、春希くん、聴いて…んぷっ！？」
28			ちょっとでも唇が離れたら許さないとばかりに、 すぐに深くまで重ね、舌を差し込み唾液を吸い上げ…
29	雪菜	Setsuna	「わたし、わたし… 今でもやっぱりあなたのこと…んんっ」
30	春希	Haruki	「んむ、む…う、あ、ぁぁ… 黙れよ雪菜…黙れ」
31	雪菜	Setsuna	「や、やだ、やだぁ… はむっ…ん、ちゅぅぅぅ…う、ぷ…は、ぁ、ぁ」
32			もう、何も言わせない。
33			雪菜が何と言ったって、俺は雪菜を奪う。 もう、離すはずなんかない。
34	雪菜	Setsuna	「んっ…んんっ…ん～っ！ んぷ…ちゅぷ、あ、はぁ、は、ぁ、ぁぁ…っ」
35			雪菜の口の奥まで舌を差し込み、 激しく動かし、今度は俺の唾液を流し込む。
36	雪菜	Setsuna	「ん、んく…んく…は、ぁぁ… ああ、春希くんのキスだぁ…嬉しい、嬉し…んくっ」
37			俺の唾液をあっという間に飲み込むと、 すぐに喋ろうとする悪戯な口を、慌てて塞ぐ。
38			俺の好きなようにする。 絶対に、雪菜を犯す。
39			それが、約束なんだから。
40	雪菜	Setsuna	「ちゅ、んむ、ん、んぅ…ぷぁっ、 う、歌ってる間から、欲しくて、欲しく…はむぅんっ、 あ、ぷぁ…あふぅ、ん、ちゅ…んぅぅぅぅ～」
41			それでも雪菜は、必死で俺の行為に抵抗する。
42			引き剥がし、俺を責めるような目で見て、 唾液まみれになった唇を、 その唾液を垂れ流しながら動かす。
43	雪菜	Setsuna	「おかしく…おかしくなりそうだった… あなたが、あなたが好きすぎ…んっ、ぷ、んむぁぁ… は、あ、うんっ、んっ、んぅぅ…」
44			それでも俺が必死で塞ぐと、 今度は反撃とばかりに、俺の口中に唇を突き刺し、 口の中に溜めた唾液を、舌に乗せて流し込む。
45			二人の口の中に、どれだけの比率だかわからない 混ざった唾液が流し込まれ、 喉の奥と唇の端からとろりとこぼれ落ちていく。
46	雪菜	Setsuna	「溺れて… もっと、わたしに溺れ…んちゅぅぅぅ…ぷぁっ、 は、あ、あ…こほっ、こほっ…ん、ん～っ！」
47			どれだけ必死で抑え込んでも、 雪菜は、俺への抵抗をやめない。
48			唾液が喉の奥に絡み咳き込んでも、 すぐに飲み下し、息を整え、 そして俺との口づけですぐに息を乱す。
49			…漏れ出る俺への想いを、 隠してはくれない。
50	雪菜	Setsuna	「ああ、わたし…ん、んぅぅ… もう、こんな、こんなぁ…んむぅぅっ、ん～っ」
51			雪菜が、はしたない。
52			愛しくて、おかしくなってしまいそうなほど、 明け透けで、獰猛で…そして、あまりにも可愛い。
53			このままじゃ俺の方が先におかしくなりそうだ。
54			………	.........
55	雪菜	Setsuna	「んむっ、ちゅ、ぷぁぁ… はむっ、ん、んむ…ちゅ、ぷぁ、ぁぁ…」
56	春希	Haruki	「は、ぁ、ぁ…雪菜…ぁ、ぁぁ…」
57	雪菜	Setsuna	「は、春希…くん………ん… ちゅぅぅ…ぷ、ふぅん、ん、く…あ、あむ、む…あ…」
58			長い長いキスの途中で、 想いを込めて名前を呼び合い…
59			そしてまた、すぐに唇を重ね、 舌を重ね、歯をぶつけ、唾液を混ぜ合わせ、 飲み込み、飲み込ませる。
60	雪菜	Setsuna	「ふあぁぁ…あむ、ん、んぅぅ… ん、んぷぅ、は、あ、あ、ちゅ…ぷはぁ…ぁぁ…」
61			何十回どころじゃない。 多分、もう何百回と繰り返してる。
62			今までにしたキスの回数を、 間違いなく、今、このベッドの上だけで更新してる。
63	雪菜	Setsuna	「ちゅぅぅ…む、むぁ、はぁんっ、 はっ、はっ、はっ…はむぁぁぁ…あ、んむ、む…」
64			だから俺は、この短い時間の間で… 目と、耳と、唇と、舌先と、喉で、 雪菜の色んなことを知り尽くした。
65			唇が柔らかくて、俺を蕩けさせてしまうことや、 唾液が甘くて熱くて、いくらでも飲めてしまうことは、 とっくの昔に知っていたけど…
66	雪菜	Setsuna	「ちゅぷ…あ、んむ…は、あ、あ… 春希…くぅん…や、あ、あ…んぷぁぁ…」
67			でも、歯の数や、その並びや、 １つだけある被せ物のことは、今知ったばかりだった。
68			その被せ物が、白いことも。 見栄張って保険の利かない治療を選んだことも。
69	雪菜	Setsuna	「じゅぅぅぅ…ぷぅぁ、あ、んむ、んく…むぅ… は、あぁぁぁ…あぁ…お、おぉぉ…んっ、く…」
70			家族以外には、俺しか知らないこと。
71			全部、俺の目と、耳と、唇と、舌先と、喉で 吸い上げた『生の情報』。
72	春希	Haruki	「あ、あ、あ…は、んむ…あ、んぁぁ…」
73			知れば知るほど、 雪菜のことを、もっと愛おしくなる。
74			抱きしめて、キスするだけの行為を、 ずっとやめられずに、大きな音を立ててまで、 延々と求め続ける。
75	雪菜	Setsuna	「むぅ、あぁぁ…は、はぁ、あぁん…っ、 ん、んく…む、は、はぁ、ぁぁぁ…あぁぁぁぁ」
76			そして雪菜は、延々と応え続ける。
77			緊張も、萎縮も、とっくに取り払われて、 全身を弛緩させ、けれど強く抱きあい。
78			俺に抑え込まれるだけじゃなく、 自分が上になり、俺に唇を重ねたり、 俺の口の中に唾液を流し込んだりもする。
79	雪菜	Setsuna	「ぷぁっ、あ、あ、あ…はぁぁ…あむ。 は、春希…く…あ、あれぇ…」
80	春希	Haruki	「どした、雪菜？ ん、ちゅ…」
81	雪菜	Setsuna	「ちゅぷ…あ、あむ…む… あ、あのね…わたし… うまく喋れなくなっちゃった…」
82	春希	Haruki	「そか…俺も…ん、ぅぅ…は、あ、む…」
83	雪菜	Setsuna	「んっ、んっ、んぅ…ぷ、ちゅ、あはぁ… 唇、思う通りに動かないよぉ…」
84			どうやら俺たちは、 キス、しすぎたみたいだった。
85			互いの唇から零れ出る唾液を舐め取ることもできず、 だらしなく唇を開き、周りを濡らしたまま、 お互い、ほんの少し苦笑する。
86	雪菜	Setsuna	「あはは…あ、む…ちゅ、ぷ…くぷ…ん、んぅ…」
87			けど、どんな会話を挟んだところで、 ５秒も唇が離れることはない。
88			俺たちは、そんな激しくて果てしないキスを、 ずっと、ずっと、続けて…
89	春希	Haruki	「ん…ふぁ、ちゅ…んむ、ん、んぅ………あ」
90	雪菜	Setsuna	「ど、したのぉ… 春希く…ん、ちゅ、は、はぁ、ん、んぅ…」
91	春希	Haruki	「ん、ぷぁ、ぁ… い、いや、その…時間」
92	雪菜	Setsuna	「は、あ、んむ…時間…？ ………あ」
93			俺の目の先…枕元の時計に、 キスをしながら、雪菜も目を移して…
94			そして、そのありえない時刻に、 唾液混じりの嘆息を漏らす。
95			その時こぼれた唾液は、もちろん俺が啜った。
96	雪菜	Setsuna	「誕生日…終わっちゃった…」
97			時計は、０時１５分くらいを指してた。
98	雪菜	Setsuna	「キスだけで、終わっちゃったぁ… ん、ぷ…ちゅぅ…んぅぅ」
99			なんて、気づいてしまったにも関わらず、 未だに俺の唇に唇を重ねてきてたけど。
100			もちろん、俺もそれを受け止めたけど。
101	春希	Haruki	「ごめん、俺…ん、んぷ…は、ぁぁ…」
102			いつの間にか、２月１４日が終わってた。
103			俺たちがここに戻ってきたとき、 確かにまだ１０時くらいだったはずだった。
104			つまり俺… いや、俺たちは…
105			二時間以上も、 ずっと唇を繋げていたことになる。
106	春希	Haruki	「その…雪菜とのキスが、よすぎて。 は、あ、ぁぁ…」
107			唇を、繋げていただけってことに。
108	雪菜	Setsuna	「ん、んぅ…あ、あは… わたしも…よすぎるよねぇ、これぇ… は、あむ…ちゅ、ぷ、は、ぁぁぁ…んっ」
109			今までだって、何度もしたはずなのに、 こんなにおかしくなってしまったのは初めてだった。
110			どれだけ唇を重ねても、舌を絡めても、 唾液を飲んでも、歯茎を舐め回しても、 尽きることのない欲望が燃えさかっていく。
111	春希	Haruki	「せ、雪菜…は、あぁ、」
112			雪菜と、もっとキスをしたいって。 永遠に、繋がっていたいって。
113			体中の感覚が、唇と舌先に集中したみたいに、 いつまでも、いつまでも貪ってしまった。
114	雪菜	Setsuna	「わたし…ん、ぷ… 途中で、溶けちゃったかと思った」
115	春希	Haruki	「ごめん…ん、んぅ… おめでとう、言えなかった…」
116	雪菜	Setsuna	「は、あむ、ん、む…おあいこだよ… わたしも、チョコ、渡せなかった。 …持ってたのに」
117	春希	Haruki	「ごめん、な」
118	雪菜	Setsuna	「ごめん、ね。 ん…ちゅぅぅ…ぷ、は、あん」
119			お互い、自分のミスを認めても、 認めて、謝っても、 ミスの原因を排除しようとは夢にも思わなかった。
120			激しいキスから、優しいキスへ。 ほんの少し、改善しただけだった。
121	春希	Haruki	「それじゃあ…少し遅くなっちゃったけど…」
122	雪菜	Setsuna	「ん…うん…っ」
123	春希	Haruki	「誕生日、おめでとう」
124	雪菜	Setsuna	「あなたを愛してます」
125	春希	Haruki	「………」	"........."
126			『だけだった』なんて思ってたのは、 どうやら俺の方『だけだった』。
127	雪菜	Setsuna	「バレンタインって、そういうこと言う日だよね？ ん、ちゅ…」
128			雪菜の言葉は、さらに甘く、激しく…
129			今まで逃げていた分を 全て取り返そうとするかのように、 俺を、深くまでえぐる。
130	春希	Haruki	「ん、んぅ………ふふ」
131	雪菜	Setsuna	「うふふ…ん…ふぁ、あ、んむ…」
132			待っていて良かったなんて、 心から快哉を上げる暇もなく…
133	春希	Haruki	「しよう、か」
134	雪菜	Setsuna	「うん、して 今度こそ、あなたのものにして」
135			俺は、雪菜の深さに、翻弄される。
136	雪菜	Setsuna	「無理やり、して。 寄り道なんかしないで。 早く、わたしのところに来てよぉ」
137			どこから積み重なってるのかがわかるくらい、 ハッキリと地層の見える想いの堆積に打ちのめされる。
138	春希	Haruki	「うん… 約束、だもんな」
139	雪菜	Setsuna	「そう、約束。 ん、ふぅ、んっ…」
140			雪菜の瞳から、 ぽろぽろ、ぽろぽろと零れる湧き水を、 舌と唇で舐め取り、雪菜の唇に塗る。
141			そこから先は、 もう二人とも、最後まで止まらない。
142	春希	Haruki	「脱がすな…」
143	雪菜	Setsuna	「わたし、も…っ、 ん…んぷ…ちゅぅぅ…あ、んむ…ぷぁ」
144			けれど二人とも、 俺たちの誓いの儀式も、 最後までやめるつもりもない。
145			唇をぶつけたまま、唾液を交換しつつ、 舌先でちろちろとくすぐり合いながら…
146	雪菜	Setsuna	「は、あ、あ… んむ…春希く…あ、あんっ」
147			互いの服に手をかけて、 ゆっくりと、たくし上げていく。
148	雪菜	Setsuna	「やっ、ん、んぅ… は、あ、あむ…ちゅ…ふぁぁんっ、ん…」
149			雪菜の白い肌が、柔らかいお腹が、 そして、ブラに覆われた膨らみが…
150			ほんの少しの時間で目に焼きつけると、 後は手のひらと指先で堪能する。
151	春希	Haruki	「雪菜…凄… ん…あ、んむ…」
152			だって…ずっと見てたらキスができないから。
153	雪菜	Setsuna	「やぁぁ…はむっ、ん… あ、あぁ…ひぅっ、う、く…っぅん」
154			左手を背中に入れて、 その、すべすべの肌にゆっくりと這わせる。
155			右手はお腹の柔らかさを堪能し、 そこから脇腹を親指で撫で上げていく。
156			ブラに、邪魔されるところまで。
157	雪菜	Setsuna	「はっ、あっ、んっ… ひ、いぁぁ…あ、ふぅぅ…う、ん…っ」
158			そこから右手を、ブラに沿って脇から背中に回し、 自分の左手と繋ぐ。
159			背中の、ホックのところで。
160	雪菜	Setsuna	「あ…」
161	春希	Haruki	「っ…」
162			雪菜の、胸の先の感覚は、 最初は目じゃなくて、俺の胸で感じた。
163			ふわりと柔らかい肉の感触が、 その先っぽのちょっと固い部分が、 俺の体を、気持ちよくくすぐった。
164	雪菜	Setsuna	「あ、あ、あ…は、春希…くぅん。 ん…んふ、は、ぁぁ…あんっ」
165			ブラを剥ぎ取り、そのまま背中に両手を回し、 雪菜の身体をきつく抱きしめる。
166			柔らかい胸が、俺の胸でぎゅっと押し潰され、 俺の心臓に、息苦しいまでの快感を届ける。
167			俺…直に雪菜の胸に触れてるんだ。 今まで、ずっと手の届かなかった聖域を、 思い切り自分に密着させてるんだ。
168	雪菜	Setsuna	「ふ、ふぁぁ…あ、や… 春希くんの胸…かたい…ぃぅっ… あ、あ、あ…はぁ、はぁぁ…っ」
169			驚くべきことに、雪菜も俺と同じくらい、 心臓を高鳴らせてる。
170			俺の胸に、自分の胸を直接触れさせて、 しかもその事実に興奮してる。
171	雪菜	Setsuna	「春希くん、春希…んっ、く、ぷ… あ、あは…はぁぁ…あんっ、ん、んぅ…」
172			それをあからさまに示すように、 自分から唇を重ね、身体を入れ替え、 今度は自分の体重を掛けて、俺に押しつけてくる。
173			自分の唾液を俺の口の中に押し込み、 舌を奥深くまで差し込んですくい上げ、 二人の唾液を執拗なまでに混ぜ合わせる。
174	雪菜	Setsuna	「ふあぁぁ…あむ…んく…ぷぁぁっ、 は、ぁぁ…やだ、や…あぁぁ… すご、すごい…春希くん…の…あっ」
175	春希	Haruki	「雪菜…ぁ」
176			雪菜が俺にのしかかるようになったせいで、 その柔らかく実った果実が、 とうとう俺の目の前に晒される。
177			けれど雪菜は、もうそれを隠すこともなく、 俺の胸に押しつけて、身体ごと密着させてくる。
178	雪菜	Setsuna	「は、や、あぁ…んむっ… くちゅ…ちゅぷ…あ、はぁんっ…い、い… 春希くん、春希くん…いあぁぁ…っ」
179			そんな雪菜の求めに応じるまま… なんて自分に都合のいい言い訳をしながら、 震える手で、雪菜の胸からぶら下がる果実に手を伸ばす。
180	春希	Haruki	「あ、ぁ…」
181			それは、想像を遙かに超えて柔らかく… 俺の手のひらに、ぴったりと吸いついた。
182			重みも感じ取れる。 少し手を動かすだけで、ぷるんと震える。 人差し指と中指の間に、固いものが挟まる。
183			頭がガンガンするくらいいやらしい感触が、 俺の手の中に拡がっていく。
184	雪菜	Setsuna	「うあぁぁ…あぁ…あ…んっ、 は、はぁ、はぁぁ…ん、んぅ…う…っ」
185			お返しとばかりに、雪菜の手も俺の体を這い回る。
186			全部脱ぎ切れてないシャツの襟に手をかけて、 必死で、俺の腕から抜こうと引っ張る。
187			もう片方の手は、震えながら俺の胸を撫でて、 しかも先端に触れたときには、ぴくんと反応した。
188			俺たち、二人して、 お互いの身体に、こんなに興味津々だったんだ…
189	春希	Haruki	「あ、あ、あ…はぁぁ…んっ、く、ぷ…」
190			雪菜の大胆な行動に後押しされるように、 右手はさらに深くまで、その柔らかい胸に 指を食い込ませていく。
191			変幻自在に形を変えるそこを弄び、 先端の固い部分を指先で摘み、 最初は軽く、徐々に強く押してみる。
192	雪菜	Setsuna	「あぁぁ…んんっ、 あ、くぅ…あ、や、んっ… はぁ、はぁぁ…ああんっ」
193			俺がそうやって愛撫を先に進めると、 雪菜はすぐに反応して、 自分の指先で同じ事をしてくる。
194			俺の先端を指で摘み、転がして、 荒い息を俺の口の中に流し込む。
195			やっぱり、俺と同じように、 俺の体に触れただけで興奮する。
196	雪菜	Setsuna	「は～、はぁぁ～、はぁぁぁぁ～、 んっ、く…あ、やぁぁ…あんっ、ん、んぅ…」
197			胸を愛撫する力を更に強め、 先端を爪で軽く引っかくようにしてみると、 雪菜はやっぱり荒い息とともに、俺を受け入れる。
198			全身を密着させ、俺への愛撫を繰り返し、 荒い息を吐き、可愛い声を上げ、 何もかもを受け入れようとする。
199	雪菜	Setsuna	「っ…ふ、あ、あ… 春希く…んっ、んぅ…んむぁぁ…あ、あ… はぁ、はぁぁ…あ、うん…そこ、も…」
200			俺がもう一方の手を、雪菜の太股に…
201			まくり上がったスカートの中に手を入れたときも、 雪菜はキスとため息とともに、俺の行為を受け入れた。
202			ストッキングの感触が指を滑らせ、 体温と摩擦熱が、俺の手のひらに伝わる。
203	雪菜	Setsuna	「ひぅっ、う…うぅぅ…んむっ… は、ぁぁ…あ、んっ、く、ぅ」
204			雪菜の太股も、胸と同じくらい柔らかく。 ストッキングのせいかもしれないけど、滑らかで。
205			俺の手が、太股を上まで滑らせると、 やがてショーツの感触まで辿り着く。
206			雪菜のお尻は、太股を凌駕して柔らかく、 時おり、びくっ、びくっと震えてるのが、 俺の手のひらに伝わってくる。
207			…もちろん、その振動は、 二人、こすり合わせてる部分にも伝わってきてるけど。
208	雪菜	Setsuna	「は、はぁ、あ、あんっ… や、やぁぁんっ、んっ、ん…は、ぁぁ…」
209			だから雪菜は、気づいてるに決まってる。
210			雪菜のそこに触れてる俺のそこが、 もうとっくにはち切れそうになってることも。
211	春希	Haruki	「雪菜…雪菜っ、 ん…んむぅぅ…は、あ、あああ…っ」
212			だからもう、俺の欲望を止めることなんかできない。
213			下着越しに、雪菜のお尻を掴み、 右手の中の乳房と柔らかさを比べてみる。
214			でも、どっちも俺の手の中で溶けてしまうくらい柔らかく、 ただ、俺の興奮を高めていく効果しか得られなかった。
215	雪菜	Setsuna	「んんぅ…んっ、くぷ…あぁぁ…んっ、 ん、はぁ、はぁ…春希、くぅん…」
216	春希	Haruki	「せ、雪菜…ぁ…」
217			俺が、雪菜の腰にまで手を伸ばし、 ショーツごとストッキングをずり下ろしたのを察知すると、 雪菜も、俺のズボンのファスナーに手をかける。
218	雪菜	Setsuna	「あ、んっ、くぅっ… ふぁぁ…あ、あんっ…ん、く…ふぅぅんっ」
219			ずっと、唇を重ねたまま…
220			とうとう俺たちは、 お互い、最後の砦まで到達した。
221			雪菜のお尻の肌に直に触れ、 やっぱりそのあまりの柔らかさに、 ますます興奮を高めていく。
222			雪菜も… 俺の、トランクス越しの固い感触を指先に感じ、 ぴくんとその細い指を跳ね上げた。
223	春希	Haruki	「は、はは…」
224	雪菜	Setsuna	「春希くん…」
225			お互い、そこから言葉が続かない。
226			自分たちのやってることの、 あまりの逸脱ぶりを知りつつも、 今さら反省できないし、やめられるわけなんかない。
227			特に雪菜の方は、 今自分のしている行為を後から思い出したら、 どこまで真っ逆さまに恥じらうか想像もできない。
228	雪菜	Setsuna	「あ…っ！？ あ、ああ…あああああっ！」
229			でも俺だって… そんな人ごとばかり考えられる余裕なんかない。
230			いつの間にか、お尻を這っていたはずの指先が、 その割れ目の間に入り込み、 前の方の筋までなぞり始めてる。
231			まるで本能に操られてるかのように、 雪菜の、本当の中心に吸い寄せられて…
232	春希	Haruki	「え…」
233	雪菜	Setsuna	「や、やだ、やだ………見つかっちゃったぁ」
234	春希	Haruki	「雪菜…」
235			そして、そこの信じられない溢れ具合に、 俺の指が火傷しそうになる。
236	雪菜	Setsuna	「春希くん… あのね、わたしね… とっても、いけない女の子みたい」
237	春希	Haruki	「それ、って…」
238	雪菜	Setsuna	「ずっと、キスしてる間から… とっくに、開いちゃってて…」
239			その言葉は、嘘じゃなかった。
240			ショーツの方に触れてみても、 その部分はぐっしょりと、しかも冷たく湿ってて、 それがつい最近のものだけじゃないことを知らせてくる。
241	雪菜	Setsuna	「したこと、ないのに… こんな、準備だけすぐに…っ」
242			でもそれは、多分、俺の…
243			俺が、三年前にそういうことを求めたから。
244			だから雪菜は、必死でそれに応えようと、 その頃から身体が勝手に準備を始めてしまい…
245	雪菜	Setsuna	「違うの、違うんだよ… わたし、いつもはそんな…」
246	春希	Haruki	「雪菜」
247	雪菜	Setsuna	「っ…」
248			なのに俺が、雪菜をそのままにしてしまったから…
249	春希	Haruki	「大丈夫… 俺の、だって」
250	雪菜	Setsuna	「あ…」
251			だから俺は、雪菜の手を取ると、 自分の中心へと無理やりあてがう。
252			初めての女の子に、 本当はこんなこと、常識外れもいいところだけど…
253	雪菜	Setsuna	「………すごい」
254			そこは、雪菜と同じくらい溢れてて、 トランクスのその部分は、やっぱり冷たく濡れてて。
255	春希	Haruki	「ずっと、キスしてる間から… とっくに、こんなんで」
256	雪菜	Setsuna	「春希…くぅん…っ、 ん…んぅ…ぷ、ふぁっ、あ、あ…ちゅぷ…ん、く…」
257			だから全然心配いらないって、 雪菜を落ち着かせるために、 今日、何百回目かのキスをして…
258			お互い結局、触れあったところから手を離せずに、 俺は指を、雪菜の入り口に少しだけ沈め、 雪菜は指で、俺のものを恐る恐る握り。
259	雪菜	Setsuna	「はぁっ、あ、あむ…ちゅぷ…んぁ、はぁぁ… あっ、あっ…あああんっ、ん、くぅ…っ」
260	春希	Haruki	「雪菜………俺、さ」
261	雪菜	Setsuna	「………いい、の？」
262	春希	Haruki	「だからさ…それは俺の台詞で…」
263	雪菜	Setsuna	「これ、が… 春希くんの、これが、わたしの…」
264	春希	Haruki	「雪菜の、ここに…俺の…」
265			二人とも、お互いのそれを見ずに、 けれどその熱さを指先で感じたまま。
266			荒い息をつき、ものすごく興奮してることを、 互いにバラし合い。
267	春希	Haruki	「………いい、か？」
268	雪菜	Setsuna	「………ん」
269			雪菜は、ゆっくりと力を抜き、 そして俺は、雪菜から主導権を奪い返し。
270	春希	Haruki	「じゃあ…」
271	雪菜	Setsuna	「ん…んぅっ…ん、んん…っ！？ んんんんん～っ！」
272			一気に、貫いた。
273			抵抗はあったけど、 もう、そんな気遣いをしてられる状態じゃなかった。 …多分、お互いに。
274	雪菜	Setsuna	「ん～、んぷぅぅぅ…あ、あああああ～っ！ はぅっ、ひっ、う、く…くあぁぁぁ…っ」
275			雪菜の入り口が、びくびく震える。 多分、俺のと同時に。
276	春希	Haruki	「ああ、あああ…っ、せ、雪菜…」
277	雪菜	Setsuna	「春希くん…春希く…んっ、んぅ…んんん…っ、 あ、ぷはっ、あ、あ、あ…いあぁぁぁ…っ」
278			雪菜の身体が痙攣を起こしたように震え、 全身を硬直させ、俺にしがみついてくる。
279			だから俺も、雪菜の全てを受け止めようと、 唇と、胸と、下半身と… 全てを繋げ、そして、こすり合わせる。
280			何もかも、雪菜と、一緒に…
281	雪菜	Setsuna	「い、あ、あぁぁ…あんっ、んっ、く…くぅ… は、ぁぁ…あああんっ、い、はぁぅっ、く…」
282	春希	Haruki	「辛い…？」
283	雪菜	Setsuna	「はぁっ、はぁぁっ、あ、あぁ… う、ううん…思ったほどでも」
284	春希	Haruki	「そか…」
285	雪菜	Setsuna	「それに…この程度だと思ってた。 わたし、さっきからびっくりするくらい 感じちゃってたから…」
286	春希	Haruki	「うん、よかった…」
287	雪菜	Setsuna	「何もかも、春希くんが初めてなんだよ？ キスも、本気の恋も、ふられたのも、そして…」
288	春希	Haruki	「ごめん…」
289	雪菜	Setsuna	「償って…償ってよぉ」
290	春希	Haruki	「ごめんな、雪菜ぁ…」
291	雪菜	Setsuna	「んっ…んく…あ、んむ…ちゅぷ…ふぁ、あ… お、おぉ…あぁぁ…あああんっ」
292			ゆっくりと動き始めつつ、 雪菜を落ち着かせようと、今までで一番優しいキス。
293			でも雪菜はそんな緩い愛撫に納得せず、 すぐに激しく舌を絡ませてきたけど。
294	雪菜	Setsuna	「はぁ、あ、あ…あなたは…あなたは…っ、 あなたは最低のひとだから…酷いひとだから… だから、わたしを抱きしめなくちゃ、いけないの」
295	春希	Haruki	「うん…」
296	雪菜	Setsuna	「あ、あ…っ、あ～っ！ ひ、い、ぅぁ…ぁ…もっと、もっと、ぉ… 三年分の強さで…抱きしめなくちゃならないんだよ」
297	春希	Haruki	「ああ…っ、 雪菜、雪菜…ぁ、ぁぁ…っ」
298	雪菜	Setsuna	「ひぁっ、あ、ああ…あんっ… は、春希くん…む、く、あぁぁ…」
299			あの、いきなり電話を掛けてきた日と同じように、 俺を責め立てる雪菜。 俺に贖罪を求める雪菜。
300			俺の求めてた雪菜が、 今、俺の腕の中で喘ぎ、俺を求めてる。
301	春希	Haruki	「あ、は、はぁぁ…ん、く…っ」
302			おかしくなってしまいそうなくらい、 嬉しくて、快感にむせぶ。
303	雪菜	Setsuna	「はぁっ、あっ、やぁ、ぃぃんっ、 ふ、あ、あ…も、もっと…もっと…っ、 わたしを、激しく…っ、ひぁぁぁっ、あっ、あ～っ」
304			隣が夜勤じゃなかったら、 絶対にまる聞こえな、雪菜の激しくて高い声。
305			一昨日から４８時間以上ずっと歌い込んでて、 夜にだって、人前で歌い上げたのに、 まだ雪菜の喉は、枯れる気配を見せない。
306			やっぱり…歌うために生まれてきた女のコだ。 だから、今もこうして…
307	雪菜	Setsuna	「はぁぁっ、あっ、あっ…い、すご… もっと、キツく…して…っ、 わたし、わたし…春希くんに、酷いこと…されたい」
308	春希	Haruki	「雪菜…ん、んむ…んっ」
309	雪菜	Setsuna	「はぁぁぁっ…あ、あ～っ！ ちゅ、ぷぁ、あぁぁ…あんっ、ん、く…ふぇぇ… ぅぇぇぇぇ…う、う～っ、は、はぁ、はぁぁ…」
310			雪菜の声に導かれるように、 どんどん激しく、酷く、雪菜のなかをえぐる。
311			強すぎるくらい抱きしめて、 雪菜の一番奥を求めて。
312			お互い、慣れてないくせに、 初めから無茶なセックスを求める。
313	雪菜	Setsuna	「んっ、んく…ぷはぁっ…あっ、あぁ… そ、そう…もっと…ああああっ、い、く、ぁぁ…っ」
314			そんなに苦しくないって言ってても、 それでも雪菜は間違いなく痛いはずだった。 これだけ激しくされて、苦しんでるはずだった。
315			なのに彼女は… その苦しみを、痛みを、激情に変えて、 自分の中に蓄積していく。
316			…まるで三年分の利子を、 今日でまとめて返済するかのように。
317	雪菜	Setsuna	「ひぅっ、う、く…ふぇぇ…ぅぇぇぇぇ…っ、 は、春希くん、春希…やだ、離しちゃやぁ… いなくなったら…だめぇ…っ」
318	春希	Haruki	「離さない、いなくならない… 雪菜、俺、愛してる、愛してるから…」
319	雪菜	Setsuna	「もっと、もっとぉ… それ、言って。 わたしを、拘束して…」
320	春希	Haruki	「うん…する。 俺、雪菜を…ずっと、俺の…」
321	雪菜	Setsuna	「あああんっ、あっ、あ～っ！ そ、それを、それを… もっと、もっと早く…うあぁぁぁぁんっ」
322	春希	Haruki	「ごめ、ごめん… 雪菜…俺、雪菜…ぁ」
323			雪菜の全身が、 凄い勢いで俺に巻きついてくる。
324			まるで溶け合うかのように、 柔らかい身体が俺に押しつけられ、 感情ごと、重なってくる。
325			体の快感と、心の痛みと、 支配欲と、罪悪感とが、 俺の中で混ざりあい、ますます雪菜を離せなくなる。
326			だから俺は、もう…
327	春希	Haruki	「あ、あ、あ… 俺、俺…あ…ぁぁ…っ」
328	雪菜	Setsuna	「うん…いい、よ… わたしの、なかで…」
329	春希	Haruki	「雪菜…ぁ…ん、んぅ…は、あむ…」
330	雪菜	Setsuna	「はぁんっ、んく…お、ぅぅ…んっ、 は、はむ…ちゅぅ…ぷ、ぷぁぁぁっ」
331			雪菜のなかに… 雪菜の、奥底に。
332			激しく、熱く、そして深く、 なにもかも、ぶちまけたいという欲望に支配される。
333			雪菜を、汚したい。 俺以外の誰もが、もう手も触れられなくなるくらいに。
334	雪菜	Setsuna	「はぁっ、はぁっ、はぁぁっ… あ、あ、あ…来て、春希くん、たくさん…」
335	春希	Haruki	「あ、あ、あ…ああ…っ」
336			雪菜に、染められたい。 もう、俺が誰にも心を動かされることのないくらいに。
337			誰にも… 世界の、どこの空の下にいる相手にも。
338	雪菜	Setsuna	「んっ、んっ、んぅ…ん～っ！ は、あむ、ん、んぅ…ちゅぅぅ…ぷ、ぷぁぁ…」
339	春希	Haruki	「はあぁぁぁ…ああああ…」
340			そして… 自分を、一気に解き放つ。
341	雪菜	Setsuna	「ん、んんん…ん～っ！？ あっ、あはぁぁぁっ、あああああんっ！？」
342			雪菜の、なかへ。
343	春希	Haruki	「はぁぁ、あっ、あっ… あぁぁぁぁ…ぅぁ…ん、ぷ…」
344	雪菜	Setsuna	「ああぁぁぁぁぁ…はぁぁぁぁ～っ！ あ、あ…ふむぅぅぅっ、ん、ん～っ！」
345			二時間以上のキスだけの行為と、 それからも積み上げた営みの全てが、 俺の管を通って、雪菜の管の中に流れ込む。
346			唾液の交換だけじゃない、 もう一つの、体液の交換。
347	雪菜	Setsuna	「ふぁぁっ、あっ、あああんっ… ん、んむぅ…あ、あぷ…は、ん、んぅぅ…っ」
348			けれど、唾液の交換も怠らない。 奥深くまで差し込んで射精しながらも、 奥深くまで差し込んで、舌を交わらせる。
349			雪菜は、精液だけでなく、 喉を鳴らして、上からも飲み込んでいく。
350	雪菜	Setsuna	「んっ、ん…ぷぁ、ぁぁ… は、ぁぁ…あ、は、はぁん…ん、あ、ああ」
351			大きく胸を上下させ、呆然とした表情で…
352			顔を唾液と涙でべとべとにし、 結合部も二人の体液を溢れさせて。
353			そんな、今までの雪菜とまるで違う、 完全に“女”な雪菜が、俺を潤んだ瞳で見つめる。
354	春希	Haruki	「はぁ、あ、あ…」
355	雪菜	Setsuna	「あぁぁ…春希、くぅん…ん…んぅ…」
356			そんな表情を見てたら、 とても一回ではおさまりそうになかったから…
357			俺は、雪菜をしっかりと抱きしめて、 しばらくその表情を見ないように努力するしかなかった。
358			………	.........
359			……	......
360			…	...

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