White Album 2/Script/6103
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Translation Notes[edit]
Text[edit]
Speaker | Text | Comment | |||
---|---|---|---|---|---|
Line # | JP | EN | JP | EN | |
1 | 春希 | Haruki | 「ああもう、わかったから鳴らすな!」 | ||
2 | 武也&依緒&朋 | 「メリークリスマース!」 | |||
3 | いきなり部屋を襲った大音響を迎え撃つべく 扉を開いたその先には、 さらなる大音響が待っていた。 | ||||
4 | 春希 | Haruki | 「……近所迷惑だから静かにしろ。早く入れ」 | ||
5 | 武也 | Takeya | 「なんかノリ悪いな~」 | ||
6 | 依緒 | Io | 「せっかくのクリスマスなのにね~」 | ||
7 | 朋 | Tomo | 「ね~」 | ||
8 | 春希 | Haruki | 「さっきまでは悪くなかったよ。 ……引っ越し前のクソ忙しいときに、 いきなり空気読まない招かれざる客が来るまではな!」 | ||
9 | 引っ越し間際で荷造りした荷物が積まれる中、 もともと二人でも手狭と言われる部屋に、今は5人…… | ||||
10 | ……まぁ、これで暖房は切っても問題なさそうだけど。 | ||||
11 | 武也 | Takeya | 「な~に言ってんだ、ちゃんと事前に連絡しただろ?」 | ||
12 | 春希 | Haruki | 「ああ……今日の、しかも一時間前にな!」 | ||
13 | 武也からの緊急襲来警報を受け取ったとき、 俺も雪菜も、来客を迎える準備どころか、 帰宅すらしてなかった。 | ||||
14 | ……まぁ、そのことに関して苦言を呈してるのは、 この家の中でも俺だけなんだけど。 | ||||
15 | 何しろ、もう一方の住人の方は…… | ||||
16 | 依緒 | Io | 「雪菜~! 元気してた~?」 | ||
17 | 雪菜 | Setsuna | 「依緒~! 久しぶり~! あれ、髪切った? なんか昔に戻ってる~!」 | ||
18 | ほら、予想通り大はしゃぎだ。 | ||||
19 | 朋 | Tomo | 「雪菜~♪」 | ||
20 | 雪菜 | Setsuna | 「あ~、あんたもいたんだ朋」 | ||
21 | 朋 | Tomo | 「ひどいっ!?」 | ||
22 | 雪菜 | Setsuna | 「え~、だってまだ月に一度は会ってるじゃない」 | ||
23 | 朋 | Tomo | 「今日はそれとはまた別じゃん? 仲間が一堂に会した時の違う感動とかあるじゃん!」 | ||
24 | ま、お互いここまで遠慮なく罵り合うのも、 まるで遠慮せず押し掛けてきやがるのも、 いつまでも仲がいいからということで…… | ||||
25 | 俺は許さないけど。このクソ忙しい時に…… | ||||
26 | 武也 | Takeya | 「いや、来るなら今日しかないかなって。 明日は引越し前日だし、昨夜はイブだし。 ……どうせお前らも昨日はベッタベタしてたんだろ?」 | ||
27 | 春希 | Haruki | 「やかましい。 昨夜は二人とも帰れなかったんだぞ?」 | ||
28 | まぁ、ベッタベタしてないとは言わない。 | ||||
29 | 依緒 | Io | 「うわぁ、やっぱマスコミ関係は大変だねぇ。 朋とか見てると全然そんなふうに感じないけど」 | ||
30 | 朋 | Tomo | 「白鳥は優雅に見えるその下で必死に足掻いてんのよ。 ……こちとら年末年始休みないんだからね?」 | ||
31 | 春希 | Haruki | 「そんなわけだから、 せめて新居に移って、落ち着いてから来て欲しかったぞ」 | ||
32 | 武也 | Takeya | 「どのくらいで落ち着くんだよ?」 | ||
33 | 春希 | Haruki | 「そうだな、半年くらい?」 | ||
34 | 武也 | Takeya | 「お前俺のこと嫌いなんだろそうなんだろ」 | ||
35 | まぁ、そんないつも通りの憎まれ口を叩きあいつつ、 それでも俺は、一つだけ武也の巧妙な叙述トリックを 見破った。 | ||||
36 | 依緒 | Io | 「ね~ね~、鍋パーティやろうよ! ちゃんと材料買ってきたからさ」 | ||
37 | 春希 | Haruki | 「さっきメリークリスマスって言ってなかったか?」 | ||
38 | 朋 | Tomo | 「そんなこともあろうかと、 ちゃんと鶏鍋をチョイスしといたから~ メリークリスマース!」 | ||
39 | 春希 | Haruki | 「鍋ならついさっき片づけて 今はその引っ越し荷物の山の中だ……」 | ||
40 | 今さっき武也の奴、 お前ら“も”って言いやがった。 | ||||
41 | ………… | ||||
42 | 春希 | Haruki | 「雪菜、こっちの鶏煮えてるから…… 白菜と豆腐も食べるだろ」 | ||
43 | 雪菜 | Setsuna | 「ありがと春希くん」 | ||
44 | 武也 | Takeya | 「お、こっちのシメジの方も煮えてきたかな……」 | ||
45 | 春希 | Haruki | 「それは俺が1分前に投入した奴だ。 2分ほど待て。 あと、それはシメジじゃない。平茸だ」 | ||
46 | 武也 | Takeya | 「……相変わらず鬱陶しいねお前」 | ||
47 | 朋 | Tomo | 「ほんっと、いつ来てもここの食卓は変わんないね~。 亭主仕切る仕切る」 | ||
48 | 依緒 | Io | 「雪菜もよくこんなのと毎日顔突き合せてるよね~。 いい加減ウザくなってこない?」 | ||
49 | 雪菜 | Setsuna | 「ううん、別に? ウチで鍋やると重宝されるよ春希くん? 孝宏とか全部よそってもらってるし」 | ||
50 | 春希 | Haruki | 「だってさ、孝宏君ほっといたら肉しか食わないんだぜ? 無理にでも野菜摂らせなきゃ」 | ||
51 | 武也 | Takeya | 「娘の旦那に食卓を支配されるとか、 それでいいのか小木曽家……」 | ||
52 | ………… | ||||
53 | 武也 | Takeya | 「しっかし、とうとうこの部屋ともおさらばか……」 | ||
54 | 依緒 | Io | 「思い返してみると、やっぱり寂し……くもないわね」 | ||
55 | 武也 | Takeya | 「いつ遊びに来てもなんか説教されたし」 | ||
56 | 依緒 | Io | 「酒こぼしただけで怒られるし」 | ||
57 | 武也 | Takeya | 「そうそう、酔っぱらって吐きそうになったら 外に叩き出されるんだぜ? ひっどい家主だよな~」 | ||
58 | 春希 | Haruki | 「いやそれ、こっちの反応の方が当たり前だろ。 ていうか俺フォローしてたよな? 後かたずけも世話も全部俺がやってたよな?」 | ||
59 | 雪菜 | Setsuna | 「…………」 | ||
60 | 依緒 | Io | 「え~、そうだったっけ? なんかいっつも帰り際に廊下を見ると、 武也が転がってたような……」 | ||
61 | 武也 | Takeya | 「お前はそうだった確かにお前はそうだったよ! 俺が潰れて苦しんでても一度も面倒見てくれなかった」 | ||
62 | 春希 | Haruki | 「そりゃ、毎回潰れるほうが悪いだろ」 | ||
63 | 依緒 | Io | 「しかも微妙に意識あるの隠してるのが いやらしいんだよね~。 その場で仏心出したら何されるかわかったもんじゃない」 | ||
64 | 雪菜 | Setsuna | 「…………」 | ||
65 | 武也 | Takeya | 「仕方ないだろ! だってあの頃はさ!」 | ||
66 | 依緒 | Io | 「ん~? あの頃のあんたはどうだったって? ……あの頃のあたしは、どうだったって~?」 | ||
67 | 武也 | Takeya | 「そりゃ、お前……あ」 | ||
68 | 雪菜 | Setsuna | 「ん? なに?」 | ||
69 | 依緒 | Io | 「……あ」 | ||
70 | 武也 | Takeya | 「いや、悪い、こっちだけで盛り上がっちゃって」 | ||
71 | 依緒 | Io | 「雪菜にはつまんない話だったよね~」 | ||
72 | と、二人が盛り上がっていたはずの会話をぶった切り、 雪菜の方に少し申し訳なさそうな笑顔を向ける。 | ||||
73 | 朋 | Tomo | 「わたしにも全然ついていけない話だったんだけど、 こっちへの謝罪は?」 | ||
74 | ……まぁ、柳原についてはともかくとして、 俺には、二人が口を閉ざしてしまった理由が 痛いほどわかる。 | ||||
75 | だって今までの話題は、 ここが『雪菜の住処』となる前の話だったから。 | ||||
76 | 俺が雪菜を遠ざけて、 武也と依緒と……あとごく少数くらいしか この部屋の敷居を跨がなかった頃の話だったから。 | ||||
77 | でも…… | ||||
78 | 雪菜 | Setsuna | 「ううん、聞かせて」 | ||
79 | 依緒 | Io | 「雪菜……」 | ||
80 | 雪菜は、笑ってる。 | ||||
81 | あの頃の、悲しげで寂しげな笑顔じゃない。 無理めに感情を盛り上げた、 テンションの高い笑顔でもない。 | ||||
82 | 雪菜 | Setsuna | 「わたしの知らない春希くんを、 二人だけが知ってるのもなんか悔しいし」 | ||
83 | 春希 | Haruki | 「雪菜……」 | ||
84 | だって、決めたから。 | ||||
85 | あの頃のこと、悪かった探しはもうしないって。 | ||||
86 | 過去の不幸を嘆くより、 これから幸せになることに全力を注ぐって。 | ||||
87 | そうやって、二人で決めたから。 | ||||
88 | 雪菜 | Setsuna | 「それに、そういった情報の中に、 春希くんの弱みに付け込むヒントがあるかもしれないし」 | ||
89 | 春希 | Haruki | 「雪菜?」 | ||
90 | 武也 | Takeya | 「怖っ!?」 | ||
91 | 依緒 | Io | 「雪菜、大人になった? ……ずいぶんと嫌な方向に」 | ||
92 | いや、決めたよな? 確か…… | ||||
93 | 雪菜 | Setsuna | 「ねぇねぇ、あの頃の春希くんの話、もっと聞かせてよ。 すっごく性格悪かったはずだよね? なんか嫌な武勇伝とかないかな?」 | ||
94 | 春希 | Haruki | 「い、いや、それは……」 | ||
95 | 朋 | Tomo | 「ちょっと~、そんなローカルな話より わたしの話聞いてよ~」 | ||
96 | 依緒 | Io | 「それこそごく一部でしか盛り上がらない話でしょうが」 | ||
97 | 朋 | Tomo | 「まぁまぁそういうこと言わずに~。 東亜テレビのドロドロな内幕とか教えてあげるから~」 | ||
98 | 武也 | Takeya | 「……それ盛り上がるかもしんないけど、 本当に喋っちゃっていいのか?」 | ||
99 | ………… | ||||
100 | 春希 | Haruki | 「でさ、ちょっと込み入ったこと聞くけど、 お前ら、今どんな感じなんだ?」 | ||
101 | ビールや酒もしこたま入り、 鍋も雑炊まで片づけた頃。 | ||||
102 | まぁ、自然の流れで、 俺たちは男子会と女子会に分かれてた。 | ||||
103 | 武也 | Takeya | 「それがさ、すっごい勢いで冷戦中」 | ||
104 | 春希 | Haruki | 「いや冷戦だったら冷え込むだろ、勢いないだろ」 | ||
105 | そうなると話題の中心は、 どうしたって俺たちのことよりも、 未だに決着のついていないもう一組の方に…… | ||||
106 | 俺たちよりも長い因縁を誇る、 中学時代からのめんどくさい二人の方の話になる訳で。 | ||||
107 | 春希 | Haruki | 「なんでそうなってんだ? もう秒読みだと思ってたんだけど……」 | ||
108 | 武也 | Takeya | 「秒読みだよ、間違いなく」 | ||
109 | 春希 | Haruki | 「両親とかには会ったわけ?」 | ||
110 | 武也 | Takeya | 「会うも何も、中学の頃から じいちゃんばあちゃん含めて全員顔見知り」 | ||
111 | 春希 | Haruki | 「そこで揉めたとか? 『こんなチャラチャラした奴に娘はやれん』とか」 | ||
112 | 武也 | Takeya | 「泣いて感謝されたよ。 俺の人当たりの良さをナメんな」 | ||
113 | 春希 | Haruki | 「じゃあ、なんなんだよ? まさかお前、また浮気……」 | ||
114 | 武也 | Takeya | 「俺は、もうそういうことしないんだよ。 あとお前がそれを言うかお前が」 | ||
115 | 雪菜 | Setsuna | 「え、ええ? なにそれ?」 | ||
116 | 依緒 | Io | 「だからさ…… 子供ができたら、どっちが育児休暇取るかで喧嘩中」 | ||
117 | 雪菜 | Setsuna | 「……いくらなんでも、 ちょっと先走りし過ぎじゃない?」 | ||
118 | 朋 | Tomo | 「そうそう、そんなの結婚してから悩みなさいよ~」 | ||
119 | 依緒 | Io | 「いやいや、そういうこと大事じゃん? あたしさ、三年目になって、 だいぶ今の仕事の面白さわかってきたっていうか」 | ||
120 | 朋 | Tomo | 「お局になって実権を手に入れただけじゃないの?」 | ||
121 | 雪菜 | Setsuna | 「ま、まぁ、 ある意味リーダーシップが強いからね、依緒は」 | ||
122 | 依緒 | Io | 「いやなってないから。 まぁ、そんなわけでさ、産休はともかく、 産んだ後は早めに復帰したいんだよね」 | ||
123 | 雪菜 | Setsuna | 「は~……」 | ||
124 | 依緒 | Io | 「で、武也と半々で育休って訳に行かないかなって、 最大限譲歩しながら交渉してんだけど」 | ||
125 | 朋 | Tomo | 「それ譲歩? ねぇ、それ譲歩なの?」 | ||
126 | 雪菜 | Setsuna | 「難しいよね…… 武也君も相当頑張ってるみたいだし」 | ||
127 | 依緒 | Io | 「そうなんだよねぇ…… 悔しいけど、稼ぎも出世も向こうの方が上でさぁ」 | ||
128 | 朋 | Tomo | 「ならさ、しばらくは子供作んなきゃいいじゃん」 | ||
129 | 依緒 | Io | 「……それは嫌だ」 | ||
130 | 武也 | Takeya | 「やっぱ、子供は早めに欲しい。 こればっかりは二人とも同意見だ」 | ||
131 | 春希 | Haruki | 「……そっか」 | ||
132 | 朋 | Tomo | 「な~んかそういうのって、 あなたたちのイメージじゃないけど」 | ||
133 | 依緒 | Io | 「そっかな? まぁ、そうかも」 | ||
134 | 朋 | Tomo | 「だいたいそれってさぁ、 もし別れちゃったら、子供が可哀想じゃない?」 | ||
135 | 依緒 | Io | 「ううん、それは絶対にありえないよ。 ……別れてしまうような関係なら、 10年もかけて、ここまで辿り着いたりしない」 | ||
136 | 雪菜 | Setsuna | 「依緒……」 | ||
137 | 朋 | Tomo | 「そこまで言い切れるくらいなら、 それこそさっさとくっついときゃ良かったのに」 | ||
138 | 春希 | Haruki | 「……後悔しないか?」 | ||
139 | 武也 | Takeya | 「何言ってんだ、するわけないだろ!」 | ||
140 | 春希 | Haruki | 「いや、そこまで青臭い話を俺に喋っちまったこと。 ……俺なら明日頭抱えてるレベル」 | ||
141 | 武也 | Takeya | 「……するに決まってんだろ。 絶対に『昨日言ったことは忘れろ』メール出すから」 | ||
142 | 春希 | Haruki | 「あは、あはは……」 | ||
143 | 人の想いは、どれも似たようなもので。 | ||||
144 | けれど、一人一人微妙に違ってて、 そして、どれも、誰のも、かけがえのないもので。 | ||||
145 | 俺たちの事情も、 その近くで起こっていた事情も、 いつか時間と共に収束していく。 | ||||
146 | いつしか、良くも悪くも思い出に昇華され、 そして、良くも悪くも未来への道へと繋がっていく。 | ||||
147 | 春希 | Haruki | 「それじゃ、もう一度乾杯だな」 | ||
148 | 武也 | Takeya | 「おう」 | ||
149 | 春希 | Haruki | 「お前たち二人に」 | ||
150 | 武也 | Takeya | 「お前たち二人に」 | ||
151 | 春希 | Haruki | 「あ~……柳原どうする?」 | ||
152 | 武也 | Takeya | 「あいつはいいだろ。 俺たちが祝福しなくても、 勝手に幸せになるに決まってる」 | ||
153 | 春希 | Haruki | 「……それもそうだな」 | ||
154 | 武也 | Takeya | 「ああ……乾杯」 | ||
155 | だから、そんな先の見えない未来を祝福すべく、 俺たちは、また新しい缶ビールを口に運ぶ。 |
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Introductory Chapter | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
1001 | 1008 | 1009 | 1010 | 1011 | 1012 | 1013 |
1002 | 1008_020 | 1009_020 | 1010_020 | 1011_020 | 1012_020 | |
1003 | 1008_030 | 1009_030 | 1010_030 | 1011_030 | 1012_030 | |
1004 | 1008_040 | 1010_040 | 1012_030_2 | |||
1005 | 1008_050 | 1010_050 | ||||
1006 | 1010_060 | |||||
1006_2 | 1010_070 | |||||
1007 |
Closing Chapter | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Common | Setsuna | Koharu | Chiaki | Mari | ||||||
2001 | 2011 | 2020 | 2027 | 2301 | 2309 | 2316 | 2401 | 2408 | 2501 | 2510 |
2002 | 2012 | 2021 | 2028 | 2302 | 2310 | 2317 | 2402 | 2409 | 2502 | 2511 |
2003 | 2013 | 2022 | 2029 | 2303 | 2311 | 2318 | 2403 | 2410 | 2503 | 2512 |
2004 | 2014 | 2023 | 2030 | 2304 | 2312 | 2319 | 2404 | 2411 | 2504 | 2513 |
2005 | 2015 | 2024 | 2031 | 2305 | 2313 | 2320 | 2405 | 2412 | 2505 | 2514 |
2006 | 2016 | 2025 | 2032 | 2306 | 2314 | 2321 | 2406 | 2413 | 2506 | 2515 |
2007 | 2017 | 2026 | 2033 | 2307 | 2315 | 2322 | 2407 | 2507 | 2516 | |
2008 | 2018 | 2308 | 2508 | 2517 | ||||||
2009 | 2019 | 2509 | ||||||||
2010 | ||||||||||
Setsuna | Koharu | Chiaki | Mari | |||||||
2031_2 | 2312_2 | 2401_2 | 2504_2 | 2511_2 | ||||||
2031_3 | 2313_2 | 2402_2 | 2507_2 | 2513_2 | ||||||
2031_4 | 2313_3 | 2402_3 |
Coda | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Common | Kazusa (True) | Setsuna (True) | Kazusa (Normal) | ||||||
3001 | 3008 | 3014_2 | 3020 | 3101 | 3107 | 3201 | 3207 | 3901 | 3907 |
3002 | 3009 | 3014_3 | 3021 | 3102 | 3108 | 3202 | 3208 | 3902 | 3908 |
3003 | 3010 | 3015 | 3022 | 3103 | 3109 | 3203 | 3209 | 3903 | 3909 |
3004 | 3011 | 3016 | 3023 | 3104 | 3110 | 3204 | 3210 | 3904 | |
3005 | 3012 | 3017 | 3024 | 3105 | 3111 | 3205 | 3211 | 3905 | |
3006 | 3013 | 3018 | 3106 | 3206 | 3906 | ||||
3007 | 3014 | 3019 | |||||||
Common | Setsuna (True) | Kazusa (Normal) | |||||||
3001_2 | 3210_2 | 3901_2 | 3906_2 | ||||||
3015_2 | 3902_2 | 3907_2 | |||||||
3902_3 | 3907_3 | ||||||||
3904_2 |
Mini After Story and Extra Episode | |||
---|---|---|---|
The Path Back to Happiness | The Path Forward to Happiness | Dear Mortal Enemy | |
6001 | 6101 | 4000 | 4005 |
6002 | 6102 | 4001 | 4006 |
6003 | 6103 | 4002 | 4007 |
6004 | 6104 | 4003 | 4008 |
6005 | 4004 | 4009 |
Novels | |||||
---|---|---|---|---|---|
The Snow Melts, And Until The Snow Falls | The Idol Who Forgot How to Sing | Twinkle Snow ~Reverie~ | After the Festival ~Setsuna's Thirty Minutes~ | His God, Her Savior | |
5000 | 5100 | 5200 | 5205 | 5300 | 5400 |
5001 | 5101 | 5201 | 5206 | 5301 | 5401 |
5002 | 5102 | 5202 | 5207 | 5302 | |
5003 | 5103 | 5203 | 5208 | 5303 | |
5004 | 5104 | 5204 | 5209 |
Short Stories | |||
---|---|---|---|
Princess Setsuna's Distress and Her Minister's Sinister Plan | Koharu Climate After the Passing of the Typhoon | This isn't the Season for White Album | Todokanai Koi, Todoita |
7000 | 7100 | 7200 | 7300 |