White Album 2/Script/2305
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Translation Notes
Text
Speaker | Text | Comment | |||
---|---|---|---|---|---|
Line # | JP | EN | JP | EN | |
1 | 春希 | Haruki | 「………」 | "........."
| |
2 | 雪菜 | Setsuna | 「………」 | "........."
| |
3 | 8時20分。 | 8:20
| |||
4 | いつものように、6時半に起きて、 熱いシャワーを浴びて、着替えて、朝食を摂って、 それからゆっくり仕度して、部屋を出た。 | Same at usual, wake up at 6:30, take a hot bath, change the cloth, eat the breakfast, then prepare out home restfully | |||
5 | それは、冬休み前と何も変わらない、 三年間ずっと変わらない、俺の生活サイクル。 | ||||
6 | 春希 | Haruki | 「偶然…じゃ」 | ||
7 | 雪菜 | Setsuna | 「半分だけ。 …春希くんなら一コマ目の30分前かな、なんて」 | ||
8 | 春希 | Haruki | 「そりゃ…まぁ」 | ||
9 | そして雪菜は当たり前のように、 そんな俺の習慣を把握してた。 | ||||
10 | 俺が初日からきっちり元の自分に戻してくることも含めて。 | ||||
11 | 雪菜 | Setsuna | 「おはよ、春希くん」 | ||
12 | 春希 | Haruki | 「あ、ああ…おはよう。 あとごめん」 | ||
13 | 雪菜 | Setsuna | 「? 何が?」 | ||
14 | 春希 | Haruki | 「挨拶が遅れたこと。 …今年もよろしくな」 | ||
15 | 雪菜 | Setsuna | 「…ふふっ」 | ||
16 | 春希 | Haruki | 「謝るの、変だったかな?」 | ||
17 | 雪菜 | Setsuna | 「うん、変。 で、とっても春希くんらしい」 | ||
18 | 春希 | Haruki | 「なんだよ、それ…」 | ||
19 | 雪菜 | Setsuna | 「なんなんだろうね、本当に」 | ||
20 | 噛み合ってるんだか噛み合ってないんだか… | ||||
21 | ただ、今年に入ってから初めての俺たちの時間は、 まるで“あの日”なんかなかったかのように、 穏やかに始まった。 | ||||
22 | 雪菜 | Setsuna | 「三が日くらいは実家に帰った?」 | ||
23 | 春希 | Haruki | 「メールに書いた通り。 朝起きて、遅くまでバイトして、 帰ってすぐ寝ての繰り返しだったよ」 | ||
24 | 雪菜 | Setsuna | 「そう…」 | ||
25 | 俺と母親との仲の薄さを知ってる雪菜は、 それだけで質問の答えを読み取り、 ちょっとだけ微妙なため息をついた。 | ||||
26 | 春希 | Haruki | 「雪菜は、どっか出かけた?」 | ||
27 | 雪菜 | Setsuna | 「みんなでお父さんとお母さんの実家に。 …なんて、どっちもそんなに遠くないから、 日帰りだったけどね」 | ||
28 | 春希 | Haruki | 「そっか…」 | ||
29 | 雪菜と家族との繋がりの深さを知ってる俺は、 それだけでいつもの彼女を感じ取り、 少しの安堵と少しの羨望を抱く。 | ||||
30 | 雪菜 | Setsuna | 「………」 | "........."
| |
31 | 春希 | Haruki | 「………」 | "........."
| |
32 | そんな、浅いようで深い… | ||||
33 | 時候の挨拶並みだけど、 二人にしかわからない機微で満たされた会話は… | ||||
34 | 春希 | Haruki | 「じゃ俺、こっちだから」 | ||
35 | 雪菜 | Setsuna | 「うん…」 | ||
36 | 正門からたったの50メートル進んだだけで、 あっという間に終わった。 | ||||
37 | 南端と北端に校舎が分かれてる俺たちの分岐点は、 正門から入って最初の十字路の右と左、だから。 | ||||
38 | 春希 | Haruki | 「それじゃ」 | ||
39 | 雪菜 | Setsuna | 「また、今度ね」 | ||
40 | 春希 | Haruki | 「…うん」 | ||
41 | けれど今は、この短さでいい。 これくらいが、ちょうどいい。 | ||||
42 | 急いで距離を詰めようとすると、 予想もしなかった拒絶反応を起こすって、 俺たちは『経験上』知ってるから。 | ||||
43 | 雪菜 | Setsuna | 「メール、するね!」 | ||
44 | 春希 | Haruki | 「わかった!」 | ||
45 | 立ち止まって見送る俺に、 雪菜は何度も振り返り、 最後にもう一度、軽く手を振った。 | ||||
46 | 俺は、その背中が見えなくなるまで… なんてのは雪菜も居心地が悪いだろうから、 彼女がこちらを振り向かなくなるまで、そこにいた。 | ||||
47 | ……… | .........
| |||
48 | 春希 | Haruki | 「ふぅ」 | ||
49 | ??? | ??? | 「仲直りしたんだ?」 | ||
50 | 春希 | Haruki | 「うわぁっ!?」 | ||
51 | そんな、朝から脱力感と寂寥感に 見舞われそうになった俺を、 ある意味一瞬でしゃんとさせる声がした。 | ||||
52 | 千晶 | Chiaki | 「あけましておめでと~春希ぃ。 旧年中は色々とお世話してあげたから、 本年もよろしく恩返しお願いするね~」 | ||
53 | 春希 | Haruki | 「い、い、い…和泉」 | ||
54 | よりにもよってこいつに見られるとは… しかも新年の挨拶の内容無茶苦茶だし。 | ||||
55 | 千晶 | Chiaki | 「にしても、冬休みはつれなかったねぇ春希。 一度も誘ってくんないんだもん」 | ||
56 | 春希 | Haruki | 「だってお前と一緒にいると、 いつの間にか部屋に居座られそうで」 | ||
57 | 千晶 | Chiaki | 「春希の作ったクリスマスケーキと年越し蕎麦と おせちと雑煮と七草がゆ食べたかったのに~」 | ||
58 | 春希 | Haruki | 「堂々と俺の懸念を肯定するなよ…」 | ||
59 | 千晶 | Chiaki | 「ま、罪滅ぼしと口止めの意味も兼ねて、 モーニングサービス行こうよモーニング!」 | ||
60 | 春希 | Haruki | 「俺はこれから講義に出るんだよ。 そもそもこっから喫茶店は遠いだろ」 | ||
61 | 千晶 | Chiaki | 「別に学食でもい~よ? 春希があたしに朝ごはんおごってくれるサービス」 | ||
62 | 春希 | Haruki | 「モーニングサービスってそういう意味なのかよ…」 | ||
63 | 千晶 | Chiaki | 「さ、行こ行こ学食! ご飯と味噌汁と生卵と納豆とカレーがいいな~」 | ||
64 | 立ち止まって抵抗する俺に、 和泉はがっちりと腕を絡め、 学食の方向にずるずると引きずっていく。 | ||||
65 | 春希 | Haruki | 「お前たまには講義受けろよ。 何のために朝早くから大学来てんだ?」 | ||
66 | 千晶 | Chiaki | 「や、さっき研究室で目覚めたばっかでさぁ。 もうお腹減ってお腹減って~」 | ||
67 | 春希 | Haruki | 「新たな年を迎えるにあたって 少しは生活態度を改めようとか思わないのか…」 | ||
68 | 千晶 | Chiaki | 「だからこんな早くに起きてんじゃん。 しかも春希に叩き起こされずに」 | ||
69 | 朝から、しかも冬休み明けの初日から、 ずいぶんと激しいリハビリが始まってしまったことを、 けれど俺は、結構前向きに受け止めてた。 | ||||
70 | 春希 | Haruki | 「そういえばお前… さっき言ってた朝飯のメニューだけどな、 悪趣味にもほどが…」 | ||
71 | 千晶 | Chiaki | 「朝からがっつり食べないと頭働かないよ? それでなくてもネタが足りなくて困ってるのに」 | ||
72 | 春希 | Haruki | 「ネタって?」 | ||
73 | 千晶 | Chiaki | 「うわ、霜が降りてる。 春希~、ここザクザクだよ?」 | ||
74 | 春希 | Haruki | 「芝生に足を踏み入れるな!」 | ||
75 | だって、この無意味なまでの賑やかさが、 俺に実感させてくれるから。 | ||||
76 | 帰ってきたんだって。 俺の、本当の日常に。 | ||||
77 | 慰められ、守られ、支えられる日々じゃなく、 叱り、急かし、何でも自分でやろうとする、 いつもの俺らしい日々に。 | ||||
78 | …年下の女の子に、 心の底から依存したりしない日々に。 | ||||
79 | 春希 | Haruki | 「そういえばお前… さっき『仲直りしたんだ?』って… 彼女のこと、知ってたっけ?」 | ||
80 | 千晶 | Chiaki | 「わかった! 大負けに負けてカツカレーだけにしとくから!」 | ||
81 | ……… | .........
| |||
82 | 小春 | Koharu | 「おはよ…」 | ||
83 | 孝宏 | Takahiro | 「杉浦…? どうしたんだお前?」 | ||
84 | 小春 | Koharu | 「何が?」 | ||
85 | 孝宏 | Takahiro | 「…8時20分だぞ? 始業5分前だぞ?」 | ||
86 | 小春 | Koharu | 「…あぁ」 | ||
87 | 孝宏 | Takahiro | 「いつも予鈴の30分前には来てるはずのお前が この俺より遅いってどういうことだよ?」 | ||
88 | 小春 | Koharu | 「そういうこと自信持って言って欲しくないんだけど、 後期委員長」 | ||
89 | 孝宏 | Takahiro | 「いや、今は俺の話じゃなくてだな」 | ||
90 | 小春 | Koharu | 「ただの休みボケだよ。 わたしにだってそういう日はあるって」 | ||
91 | 孝宏 | Takahiro | 「………あ~。 ごめん、俺が悪かった。 デリカシーないな、本当に」 | ||
92 | 小春 | Koharu | 「多分その誤解の方が よっぽどデリカシーないと思うけどね」 | ||
93 | 孝宏 | Takahiro | 「ま、いいや。冬休みどうだった杉浦? 俺、冬期講習でちっとも遊びに行けなくてさぁ。 出かけたのは親戚回りくらいで」 | ||
94 | 小春 | Koharu | 「…あれ?」 | ||
95 | 孝宏 | Takahiro | 「やっぱお前みたいに頑張って推薦取っとけば… ウチ一浪までって親に釘刺されてるんだよなぁ。 貯金は全部姉ちゃんが食い潰しちゃってるし」 | ||
96 | 小春 | Koharu | 「ね…美穂子は?」 | ||
97 | 孝宏 | Takahiro | 「さあ? まだ来てないみたいだけどな…」 | ||
98 | 亜子 | Ako | 「あ、来てた… ねぇ早百合、小春いたよ?」 | ||
99 | 小春 | Koharu | 「あ、亜子。 おは…」 | ||
100 | 早百合 | Sayuri | 「ちょっと来てくれないかな小春。 お取り込み中のとこ、悪いんだけどさ…」 | ||
101 | 小春 | Koharu | 「早百合? でも、もうすぐ予鈴…」 | ||
102 | 早百合 | Sayuri | 「すぐに終わるからさ。 …ちょっと込み入った話で」 | ||
103 | 小春 | Koharu | 「…込み入ってたらすぐには終わらないんじゃ?」 | ||
104 | ……… | .........
| |||
105 | 小春 | Koharu | 「………なにそれ」 | ||
106 | 早百合 | Sayuri | 「三日くらい前にさ、電話かかってきたんだよ… 矢田から直接」 | ||
107 | 小春 | Koharu | 「わたしにじゃ、なくて…」 | ||
108 | 亜子 | Ako | 「言えるわけなかったんだと思うよ。 …あの子の話が事実なら」 | ||
109 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
110 | 早百合 | Sayuri | 「なんでもさ、25日は家族と外にご飯食べに行ってて、 帰り…9時頃に駅前を通りかかったら」 | ||
111 | 亜子 | Ako | 「あなたと例の塾の先生が… ほら、あの子のこと思いっきり振ったっていう」 | ||
112 | 小春 | Koharu | 「………いたの?」 | ||
113 | 早百合 | Sayuri | 「…って、本当なんだ?」 | ||
114 | 小春 | Koharu | 「え、あ…」 | ||
115 | 亜子 | Ako | 「小春…?」 | ||
116 | 早百合 | Sayuri | 「矢田、結構キちゃっててさぁ。 小春に裏切られたって信じ込んでるみたいで」 | ||
117 | 小春 | Koharu | 「そ、それは…え、でも…」 | ||
118 | 亜子 | Ako | 「わかってるって。 矢田さんのためなんだよね?」 | ||
119 | 小春 | Koharu | 「それ、は…」 | ||
120 | 早百合 | Sayuri | 「今回もさ、あの子の痛い勘違いだと思うんだ。 今までの経験則からして」 | ||
121 | 亜子 | Ako | 「思い込み激しいもんねぇ、本当に」 | ||
122 | 早百合 | Sayuri | 「でも、また今日来てないでしょ? さすがにあたしたちも放っておくわけにもいかなくて」 | ||
123 | 亜子 | Ako | 「卒業までもう二月もないもんね。 その後には卒業旅行だってあるし」 | ||
124 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
125 | 早百合 | Sayuri | 「だからさ、いつもとは役回り逆だけど、 今回はあたしたちが二人の間に入ってあげようかなって」 | ||
126 | 亜子 | Ako | 「今のあの子、小春とは話をしないから、 わたしたちが小春から話聞いて、ちゃんと伝えて」 | ||
127 | 早百合 | Sayuri | 「そゆわけでさ、 今日の帰り、つきあってくんない? 詳しい話聞かせてもらうから」 | ||
128 | 亜子 | Ako | 「ちゃんと段階踏んで全部話せば、 きっと誤解も解けるよ、小春」 | ||
129 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
130 | 早百合 | Sayuri | 「大丈夫だよね? なんか用ある?」 | ||
131 | 亜子 | Ako | 「ショックなのはわかるけど、 そんな気を落とさないで…」 | ||
132 | 小春 | Koharu | 「………よ」 | ||
133 | 早百合 | Sayuri | 「小春?」 | ||
134 | 小春 | Koharu | 「馬鹿馬鹿しくて…話になんないよ」 | ||
135 | 亜子 | Ako | 「え…?」 | ||
136 | 小春 | Koharu | 「詳しい話? 全部? …一体何の? そんなことが、みんなに関係あるわけ?」 | ||
137 | 早百合 | Sayuri | 「こ、小春…?」 | ||
138 | 小春 | Koharu | 「そんな的外れなこと言われても、 詳しくなんか話せない。 …話したくなんかないよ。誰にも」 | ||
139 | 亜子 | Ako | 「だから、それをちゃんと話してあげないと、 誰もわかってくれないんだよ?」 | ||
140 | 小春 | Koharu | 「早百合も? 亜子も? 一から十まで説明しないと、 わたしのこと信じられない?」 | ||
141 | 早百合 | Sayuri | 「あたしたちは信じてるけど、だから矢田が…」 | ||
142 | 小春 | Koharu | 「つまりわたしと美穂子が 仲直りすればいいことなんだよね? 二人に話す理由、全然ないよね?」 | ||
143 | 亜子 | Ako | 「そ、それはそうだけど… でも今は二人が話すのが難しいから」 | ||
144 | 小春 | Koharu | 「難しくなんかない。間に他人を入れる意味なんかない。 だってわたしと美穂子は…親友なんだから。 絶対にわかりあえるから」 | ||
145 | 早百合 | Sayuri | 「………」 | "........."
| |
146 | 小春 | Koharu | 「…教えてくれて、ありがと。 後は直接美穂子と話すから。 だからこの件は、もういいから」 | ||
147 | 亜子 | Ako | 「もういいって…でも」 | ||
148 | 小春 | Koharu | 「これ以上話すと、別の人を傷つける。 そういうこと、わかって」 | ||
149 | 早百合 | Sayuri | 「小春、そういうのいっつも許さなかったじゃ…」 | ||
150 | 小春 | Koharu | 「とにかくわたしと美穂子で解決する! それ以外は、もうなにも話さない!」 | ||
151 | 亜子 | Ako | 「っ…」 | ||
152 | 小春 | Koharu | 「ごめんね、二人とも… そろそろ先生来るよ。教室戻ろ?」 | ||
153 | 早百合 | Sayuri | 「………」 | "........."
| |
154 | 亜子 | Ako | 「小春…」 | ||
155 | 小春 | Koharu | 「今年も…よろしくね」 |
Script Chart
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Introductory Chapter | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
1001 | 1008 | 1009 | 1010 | 1011 | 1012 | 1013 |
1002 | 1008_020 | 1009_020 | 1010_020 | 1011_020 | 1012_020 | |
1003 | 1008_030 | 1009_030 | 1010_030 | 1011_030 | 1012_030 | |
1004 | 1008_040 | 1010_040 | 1012_030_2 | |||
1005 | 1008_050 | 1010_050 | ||||
1006 | 1010_060 | |||||
1006_2 | 1010_070 | |||||
1007 |
Closing Chapter | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Common | Setsuna | Koharu | Chiaki | Mari | ||||||
2001 | 2011 | 2020 | 2027 | 2301 | 2309 | 2316 | 2401 | 2408 | 2501 | 2510 |
2002 | 2012 | 2021 | 2028 | 2302 | 2310 | 2317 | 2402 | 2409 | 2502 | 2511 |
2003 | 2013 | 2022 | 2029 | 2303 | 2311 | 2318 | 2403 | 2410 | 2503 | 2512 |
2004 | 2014 | 2023 | 2030 | 2304 | 2312 | 2319 | 2404 | 2411 | 2504 | 2513 |
2005 | 2015 | 2024 | 2031 | 2305 | 2313 | 2320 | 2405 | 2412 | 2505 | 2514 |
2006 | 2016 | 2025 | 2032 | 2306 | 2314 | 2321 | 2406 | 2413 | 2506 | 2515 |
2007 | 2017 | 2026 | 2033 | 2307 | 2315 | 2322 | 2407 | 2507 | 2516 | |
2008 | 2018 | 2308 | 2508 | 2517 | ||||||
2009 | 2019 | 2509 | ||||||||
2010 | ||||||||||
Setsuna | Koharu | Chiaki | Mari | |||||||
2031_2 | 2312_2 | 2401_2 | 2504_2 | 2511_2 | ||||||
2031_3 | 2313_2 | 2402_2 | 2507_2 | 2513_2 | ||||||
2031_4 | 2313_3 | 2402_3 |
Coda | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Common | Kazusa (True) | Setsuna (True) | Kazusa (Normal) | ||||||
3001 | 3008 | 3014_2 | 3020 | 3101 | 3107 | 3201 | 3207 | 3901 | 3907 |
3002 | 3009 | 3014_3 | 3021 | 3102 | 3108 | 3202 | 3208 | 3902 | 3908 |
3003 | 3010 | 3015 | 3022 | 3103 | 3109 | 3203 | 3209 | 3903 | 3909 |
3004 | 3011 | 3016 | 3023 | 3104 | 3110 | 3204 | 3210 | 3904 | |
3005 | 3012 | 3017 | 3024 | 3105 | 3111 | 3205 | 3211 | 3905 | |
3006 | 3013 | 3018 | 3106 | 3206 | 3906 | ||||
3007 | 3014 | 3019 | |||||||
Common | Setsuna (True) | Kazusa (Normal) | |||||||
3001_2 | 3210_2 | 3901_2 | 3906_2 | ||||||
3015_2 | 3902_2 | 3907_2 | |||||||
3902_3 | 3907_3 | ||||||||
3904_2 |
Mini After Story and Extra Episode | |||
---|---|---|---|
The Path Back to Happiness | The Path Forward to Happiness | Dear Mortal Enemy | |
6001 | 6101 | 4000 | 4005 |
6002 | 6102 | 4001 | 4006 |
6003 | 6103 | 4002 | 4007 |
6004 | 6104 | 4003 | 4008 |
6005 | 4004 | 4009 |
Novels | |||||
---|---|---|---|---|---|
The Snow Melts, And Until The Snow Falls | The Idol Who Forgot How to Sing | Twinkle Snow ~Reverie~ | After the Festival ~Setsuna's Thirty Minutes~ | His God, Her Savior | |
5000 | 5100 | 5200 | 5205 | 5300 | 5400 |
5001 | 5101 | 5201 | 5206 | 5301 | 5401 |
5002 | 5102 | 5202 | 5207 | 5302 | |
5003 | 5103 | 5203 | 5208 | 5303 | |
5004 | 5104 | 5204 | 5209 |
Short Stories | |||
---|---|---|---|
Princess Setsuna's Distress and Her Minister's Sinister Plan | Koharu Climate After the Passing of the Typhoon | This isn't the Season for White Album | Todokanai Koi, Todoita |
7000 | 7100 | 7200 | 7300 |