Difference between revisions of "White Album 2/Script/2319"
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Editing
Translation Notes
Text
Speaker | Text | Comment | |||
---|---|---|---|---|---|
Line # | JP | EN | JP | EN | |
1 | 小春 | Koharu | 「そうですか! 美穂子、卒業決まったんだ…」 | ||
2 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「ええ、先週、先生方とご相談して… 出席日数は少し足りないけれど、 二学期の成績は問題なかったから特例ってことで」 | ||
3 | 小春 | Koharu | 「よかった…よかったぁ」 | ||
4 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「ありがとう。これも杉浦さんのおかげよ。 あの子が休んでる間も、 いつもノート届けてくれてたから」 | ||
5 | 小春 | Koharu | 「いえ、わたしなんか…」 | ||
6 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「これで、とりあえずは一息ついたってところね。 …まだまだ解決できていない問題は多いけれど」 | ||
7 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
8 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「それで今日は? 美穂子にも内緒で、私に話したいことって…?」 | ||
9 | 小春 | Koharu | 「ええ、実は…」 | ||
10 | ウェイトレス | Waitress | 「お水お代わりいかがですか?」 | ||
11 | 春希 | Haruki | 「しぃぃぃぃ~!」 | ||
12 | ウェイトレス | Waitress | 「は、はい…失礼いたしました」 | ||
13 | …ここで矢田さんのお母さんに、 後ろを振り返られると困る。 | ||||
14 | 何しろ、二度ほどご挨拶させてもらったことあるし。 | ||||
15 | 小春 | Koharu | 「その、解決できてない問題… 美穂子が進学しないって言い出した理由について、です」 | ||
16 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「っ、知ってるのね? よかった。あの子ったら今まで一言も話してくれなくて。 相変わらず微熱続きだから、強くも聞けなくて…」 | ||
17 | 小春 | Koharu | 「そう、ですか…」 | ||
18 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「それでどうなの? やっぱりクラスのお友達と うまく行かなかったのかしら…」 | ||
19 | 小春 | Koharu | 「あ、ええと、それは…」 | ||
20 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「あの子、中等部の頃はよく学校行きたくないって 口にしてて…付属に入ってからはそういうこと 言わなくなったから安心してたんだけど…」 | ||
21 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
22 | そういえば、小春も言ってたっけ… | ||||
23 | 幼稚園からの純粋培養の峰城生なのに、 あまりクラスに溶け込めていなかったって。 | ||||
24 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「それも杉浦さんが朝迎えに来てくれたり、 いつも仲良くしてくれたからだったのよ。 本当に感謝してるの」 | ||
25 | 小春 | Koharu | 「っ、ごめんなさい! でも、今回の原因は、わたしなんです!」 | ||
26 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「え?」 | ||
27 | 小春 | Koharu | 「わたしが、美穂子のこと傷つけちゃったんです。 だから、美穂子にとって今までよりも深刻なんです」 | ||
28 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「………」 | "........."
| |
29 | 小春 | Koharu | 「おばさんの言う通り、 わたしと美穂子、仲良かったと思います」 | ||
30 | 小春 | Koharu | 「美穂子、わたしのこと一番信用してくれてたって、 うぬぼれじゃなく、そう思ってました」 | ||
31 | 小春 | Koharu | 「そんなわたしが…あのコを裏切ったから、 だから、今まで以上に 誰にも心を開いてくれないんだと思います」 | ||
32 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「…何があったの?」 | ||
33 | 小春 | Koharu | 「それは…言えません」 | ||
34 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「………」 | "........."
| |
35 | 小春 | Koharu | 「ただ言えることは… 何十年も生きてきた大人の人たちには、 もしかしたら、馬鹿みたいでくだらないこと…」 | ||
36 | 小春 | Koharu | 「けれど、たった十数年しか生きてないわたしたちには、 何よりも大事な問題です」 | ||
37 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「そう…そうなの」 | ||
38 | 小春 | Koharu | 「ごめんなさい」 | ||
39 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「ううん、そのことを話してくれただけで…」 | ||
40 | 小春 | Koharu | 「それで、さらに厚かましいお願いなんですけど… おばさんに、頼みたいことがあるんです」 | ||
41 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「何かしら?」 | ||
42 | 小春 | Koharu | 「わたし、美穂子と話がしたいんです」 | ||
43 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「それは…家に来るということ?」 | ||
44 | 小春 | Koharu | 「いえ、今直接話をしても、こじれるだけだと思います。 だからこれ…渡して欲しいんです」 | ||
45 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「手紙…?」 | ||
46 | 小春 | Koharu | 「今のわたしの気持ち、全部書きました。 感情的にならずに、落ち着いて、よく考えて… けど正直に、隠し事なしで、いいことも悪いことも」 | ||
47 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「…美穂子に渡せばいいのね? わかったわ」 | ||
48 | 小春 | Koharu | 「そんな安請け合いしていいことじゃないと思いますよ? 美穂子、本当にわたしのこと許してないから」 | ||
49 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「いいえ、絶対に渡します」 | ||
50 | 小春 | Koharu | 「でも…」 | ||
51 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「こうしてお友達が一生懸命に話しかけてくれてるのに、 それでも応えないとしたら、それは美穂子の方が悪いわ」 | ||
52 | 小春 | Koharu | 「おばさん…」 | ||
53 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「…でも、あの子がそうなってしまった理由は、 わたしたちが甘やかしたせいなのかもしれないけど」 | ||
54 | 小春 | Koharu | 「そんなこと…ないです。 美穂子、本当にいいコです。 わたしがいけないんです」 | ||
55 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「…とにかくこの手紙は、 わたしが責任持って預かります。 そして、必ず美穂子に読ませるようにします」 | ||
56 | 小春 | Koharu | 「ありがとう、ございます」 | ||
57 | 美穂子の母 | Mihoko's Mother | 「いいえ、こちらこそありがとう。 そして、改めてお願いします。 …これからも美穂子と仲良くしてあげてね?」 | ||
58 | 小春 | Koharu | 「………頑張りますっ」 | ||
59 | ……… | .........
| |||
60 | 春希 | Haruki | 「お疲れ」 | ||
61 | 小春 | Koharu | 「はぁぁぁぁ~」 | ||
62 | 矢田さんのお母さんが去り、 代わりに目の前に俺が座った途端、 小春は全身を使って大きな息を吐き出した。 | ||||
63 | ま、喧嘩した友達の母親に、 そのことを正直に話すというのは、 ちょっとばかり勇気のいることだったかもしれないな。 | ||||
64 | 小春 | Koharu | 「読んでくれるかな? 美穂子…」 | ||
65 | 春希 | Haruki | 「読むさ。 お母さんがあれだけ太鼓判を押したんだ。 きっと粘り強く話してくれるよ」 | ||
66 | 小春 | Koharu | 「それでも、許してくれなかったら…」 | ||
67 | 春希 | Haruki | 「そのためにお母さんを 味方に引き入れたんじゃないか」 | ||
68 | 小春 | Koharu | 「…どういう意味です?」 | ||
69 | 春希 | Haruki | 「これで俺たちは、いついかなるときでも、 矢田さんに手紙を渡せるようになったんだぞ? 何度でも、何度でも…」 | ||
70 | 小春 | Koharu | 「先輩…」 | ||
71 | 春希 | Haruki | 「長期戦だって視野に入れてる。 抜かりはないって」 | ||
72 | これが、俺が小春に授けた最後の作戦。 | ||||
73 | 小春 | Koharu | 「本当に、色々考えてるんですね。大人の手口」 | ||
74 | 春希 | Haruki | 「…ま、ね」 | ||
75 | 王道かつ本道な手だと思うんだけど、 様々なリスクを考慮する計算高さが、 いつも直球勝負の小春にはどうにも卑怯に映るらしかった。 | ||||
76 | …“彼女”にもこの計算高さが通用してたら、 俺たちはもうちょっと楽に生きて行けたのかな… | ||||
77 | 小春 | Koharu | 「でも、どうしてあんなに自信満々だったんですか?」 | ||
78 | 春希 | Haruki | 「なにが?」 | ||
79 | 小春 | Koharu | 「お母さんを味方につけるって作戦のことです。 絶対にうまく行くって言ってましたよね?」 | ||
80 | 春希 | Haruki | 「そりゃ…矢田さんのことを誰よりも心配してて、 誰よりも愛してる人だから」 | ||
81 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
82 | 春希 | Haruki | 「小春には失礼かもしれないけど、 それこそ、小春よりも、な」 | ||
83 | 小春 | Koharu | 「…それほど知ってる訳じゃないのに、 よくそこまで信じ切ることができますね」 | ||
84 | 春希 | Haruki | 「………信じてなかったよ」 | ||
85 | 小春 | Koharu | 「え…?」 | ||
86 | 春希 | Haruki | 「母親って人種を、一人しか知らなかった頃は、 まるっきり信じてなかった」 | ||
87 | 小春 | Koharu | 「先輩…?」 | ||
88 | 春希 | Haruki | 「けど、色んな相手と付き合っていくとさ、 色んな人の色んな母親を知る機会があってさ」 | ||
89 | 何しろ付属時代は、 ほとんどのクラスメイトの家を訪問したことがあり、 そのせいで、ほとんどの母親と話をした。 | ||||
90 | 武也の母親は、結構セレブっぽい人で、 依緒の母親は、逆に完全な下町っ子で。 | ||||
91 | そして… どんな事でも娘と話し合う、本当に裏表のない母親と。 | ||||
92 | 誤解や性格の不一致が重なってずっと絶縁してたけど、 結局、娘が可愛くてしょうがなかった母親と。 | ||||
93 | 春希 | Haruki | 「…多数決で、信じてもいいかなって思うようになった」 | ||
94 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
95 | 色んな『母親という生き物』に接していくうちに、 いつの間にか、賭けてみる気になれていた。 | ||||
96 | 春希 | Haruki | 「さっきの小春との会話を聞いてますます確信した。 いいお母さんだよな」 | ||
97 | 小春 | Koharu | 「少なくとも、美穂子やわたしよりは 話のわかる人ですよ?」 | ||
98 | 春希 | Haruki | 「お前らも、片方でもいいからあのくらい柔軟だったら、 こんなことにはならなかったかもな」 | ||
99 | 小春 | Koharu | 「ですね、ふふ…」 | ||
100 | それか、俺がそうだったなら… | ||||
101 | なんて、やめとこう。 後悔してももう遅いから、 前に進むって決めたんだっけ、俺たちは。 | ||||
102 | 小春 | Koharu | 「ね、先輩。 さっきの話…」 | ||
103 | 春希 | Haruki | 「…さっきのって?」 | ||
104 | 小春 | Koharu | 「えっと、その… [F16先輩の、お母さんのこと…」] | ||
105 | 春希 | Haruki | 「ん?」 | ||
106 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
107 | 春希 | Haruki | 「小春?」 | ||
108 | 小春 | Koharu | 「ううん、なんでもないです。 | ||
109 | 小春 | Koharu | …わたしが聞いていいことじゃないから」 | ||
110 | 春希 | Haruki | 「…そうか」 | ||
111 | もじもじと俯く小春らしくない小春に、 俺は、何も考えていない風に首をひねってみせる。 | ||||
112 | 本当は聞こえてたけど、 小春自身が『聞いていいことじゃない』と思ってる限り、 まだ、聞こえないふりをした方がいい。 | ||||
113 | 小春 | Koharu | 「ね、先輩。 お昼も近いし、ここでご飯食べちゃいましょうか?」 | ||
114 | 春希 | Haruki | 「ああ、そうだな。 で、そのまま部屋に戻って勉強再開ってことで」 | ||
115 | とにかく、これで俺の種まきは全て終わった。 後は、芽が出るのを待つだけ。 | ||||
116 | もちろんその間に、一生懸命水をまき、肥料を与え、 大きく育ってくれと祈らないといけないけど… | ||||
117 | でも、これでやれることは全部やった。 | ||||
118 | …ただ一つを除いて。 | ||||
119 | ……… | .........
| |||
120 | …… | ......
| |||
121 | … | ...
| |||
122 | 春希 | Haruki | 「じゃ、ちょっと休憩にするか」 | ||
123 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
124 | 春希 | Haruki | 「それとも、今日はもう終わりにするか? 一応、予定してたところまでは進んだし」 | ||
125 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
126 | 春希 | Haruki | 「小春?」 | ||
127 | 小春 | Koharu | 「………」 | "........."
| |
128 | 春希 | Haruki | 「…あ~あ」 | ||
129 | マンツーマンの冬期講習も、 今日で5日目。 | ||||
130 | ここで朝から晩まで12時間。 家に帰ってからも俺の出した宿題をこなすのに6時間。 | ||||
131 | 家からここまでの往復に1時間。 三回の食事と入浴で計2時間。 | ||||
132 | そして残りの3時間で睡眠…と行かず、 それすら削って少しでもノルマ超えを果たそうとすれば… | ||||
133 | 小春 | Koharu | 「………すぅぅ…ぅぅ」 | ||
134 | 当然、いずれこうなる。 | ||||
135 | ほんと、加減を知らない奴だからなぁ。 | ||||
136 | 春希 | Haruki | 「おい、起きろ。 そろそろ終電の時間だぞ?」 | ||
137 | 小春 | Koharu | 「ん? んぅ…」 | ||
138 | 見事なまでに机に突っ伏して、 いくら肩を揺すろうが、起きる気配が感じられない。 | ||||
139 | 春希 | Haruki | 「小春、小春… ったく、風邪ひくぞ」 | ||
140 | なんて嘆いてみせるのは、 実はちょっとした詭弁で… | ||||
141 | 本気で起こそうとする力が、 俺の手に込められてないのは明らかだった。 | ||||
142 | 小春 | Koharu | 「ふ~…んぅぅぅぅ~」 | ||
143 | 穏やかで規則的な寝息を聞きながら、 その『眠ってるときは可愛いのに』と言うには 普段から可愛い寝顔を覗き込む。 | ||||
144 | 春希 | Haruki | 「………」 | "........."
| |
145 | 肩を揺すっていたはずの手は、 いつの間にか、その指に小春の髪を絡めてた。 | ||||
146 | 小春 | Koharu | 「すぅぅ…すぅ…」 | ||
147 | 堕ちた俺を引き上げようと手を伸ばし、 俺に引きずり落とされてしまった小春。 | ||||
148 | 穢れた俺を救おうとして、穢れてしまった小春。 | ||||
149 | 俺に、汚されてしまった小春。 | ||||
150 | 春希 | Haruki | 「っ…」 | ||
151 | それなのに… 心も身体も、ボロボロに傷つけられたはずなのに… | ||||
152 | 小春 | Koharu | 「ん、んぅ…ふぅぅ…」 | ||
153 | なんで、こうして白いままでいられるんだよ… 綺麗なままの寝顔、俺に見せてくれるんだよ… | ||||
154 | …抱きしめたくて、 その衝動を抑えなくちゃならない方の身にもなってくれ。 | ||||
155 | 小春 | Koharu | 「ふぅん…ん…んぅぅ…」 | ||
156 | あの、前に進むって決めた日以来、 小春は、以前みたいに発作的に泣くことはなくなった。 | ||||
157 | 今、自分がしていることを信じてるのか。 それとも、俺を信じてくれてるのか… | ||||
158 | 春希 | Haruki | 「小春」 | ||
159 | なんて強い奴だ、なんて凄い奴だ。 羨ましい、妬ましい。 | ||||
160 | そして…いとおしい。 | ||||
161 | 春希 | Haruki | 「小春…」 | ||
162 | 小春 | Koharu | 「………んぅ?」 | ||
163 | 報いないと。 | ||||
164 | この一生懸命な少女が、 自分の努力に見合う幸せを掴めるように。 | ||||
165 | 春希 | Haruki | 「そろそろ起きるんだ。 …今は、泊まらないって約束だろ?」 | ||
166 | 小春 | Koharu | 「ふぇ…ぇ?」 | ||
167 | そしていつか俺も。 | ||||
168 | 少女の眩しさを辛いと感じなくなり、 目を背けず、見つめ返せるようになれたなら… |
Script Chart
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Introductory Chapter | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
1001 | 1008 | 1009 | 1010 | 1011 | 1012 | 1013 |
1002 | 1008_020 | 1009_020 | 1010_020 | 1011_020 | 1012_020 | |
1003 | 1008_030 | 1009_030 | 1010_030 | 1011_030 | 1012_030 | |
1004 | 1008_040 | 1010_040 | 1012_030_2 | |||
1005 | 1008_050 | 1010_050 | ||||
1006 | 1010_060 | |||||
1006_2 | 1010_070 | |||||
1007 |
Closing Chapter | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Common | Setsuna | Koharu | Chiaki | Mari | ||||||
2001 | 2011 | 2020 | 2027 | 2301 | 2309 | 2316 | 2401 | 2408 | 2501 | 2510 |
2002 | 2012 | 2021 | 2028 | 2302 | 2310 | 2317 | 2402 | 2409 | 2502 | 2511 |
2003 | 2013 | 2022 | 2029 | 2303 | 2311 | 2318 | 2403 | 2410 | 2503 | 2512 |
2004 | 2014 | 2023 | 2030 | 2304 | 2312 | 2319 | 2404 | 2411 | 2504 | 2513 |
2005 | 2015 | 2024 | 2031 | 2305 | 2313 | 2320 | 2405 | 2412 | 2505 | 2514 |
2006 | 2016 | 2025 | 2032 | 2306 | 2314 | 2321 | 2406 | 2413 | 2506 | 2515 |
2007 | 2017 | 2026 | 2033 | 2307 | 2315 | 2322 | 2407 | 2507 | 2516 | |
2008 | 2018 | 2308 | 2508 | 2517 | ||||||
2009 | 2019 | 2509 | ||||||||
2010 | ||||||||||
Setsuna | Koharu | Chiaki | Mari | |||||||
2031_2 | 2312_2 | 2401_2 | 2504_2 | 2511_2 | ||||||
2031_3 | 2313_2 | 2402_2 | 2507_2 | 2513_2 | ||||||
2031_4 | 2313_3 | 2402_3 |
Coda | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Common | Kazusa (True) | Setsuna (True) | Kazusa (Normal) | ||||||
3001 | 3008 | 3014_2 | 3020 | 3101 | 3107 | 3201 | 3207 | 3901 | 3907 |
3002 | 3009 | 3014_3 | 3021 | 3102 | 3108 | 3202 | 3208 | 3902 | 3908 |
3003 | 3010 | 3015 | 3022 | 3103 | 3109 | 3203 | 3209 | 3903 | 3909 |
3004 | 3011 | 3016 | 3023 | 3104 | 3110 | 3204 | 3210 | 3904 | |
3005 | 3012 | 3017 | 3024 | 3105 | 3111 | 3205 | 3211 | 3905 | |
3006 | 3013 | 3018 | 3106 | 3206 | 3906 | ||||
3007 | 3014 | 3019 | |||||||
Common | Setsuna (True) | Kazusa (Normal) | |||||||
3001_2 | 3210_2 | 3901_2 | 3906_2 | ||||||
3015_2 | 3902_2 | 3907_2 | |||||||
3902_3 | 3907_3 | ||||||||
3904_2 |
Mini After Story and Extra Episode | |||
---|---|---|---|
The Path Back to Happiness | The Path Forward to Happiness | Dear Mortal Enemy | |
6001 | 6101 | 4000 | 4005 |
6002 | 6102 | 4001 | 4006 |
6003 | 6103 | 4002 | 4007 |
6004 | 6104 | 4003 | 4008 |
6005 | 4004 | 4009 |
Novels | |||||
---|---|---|---|---|---|
The Snow Melts, And Until The Snow Falls | The Idol Who Forgot How to Sing | Twinkle Snow ~Reverie~ | After the Festival ~Setsuna's Thirty Minutes~ | His God, Her Savior | |
5000 | 5100 | 5200 | 5205 | 5300 | 5400 |
5001 | 5101 | 5201 | 5206 | 5301 | 5401 |
5002 | 5102 | 5202 | 5207 | 5302 | |
5003 | 5103 | 5203 | 5208 | 5303 | |
5004 | 5104 | 5204 | 5209 |
Short Stories | |||
---|---|---|---|
Princess Setsuna's Distress and Her Minister's Sinister Plan | Koharu Climate After the Passing of the Typhoon | This isn't the Season for White Album | Todokanai Koi, Todoita |
7000 | 7100 | 7200 | 7300 |